彼から別れを告げられ、一旦は受け入れたけれども、別れた彼氏のことを忘れられなくて、復縁したい。よくある話だと思います。
世の中には、復縁専門の業者がいるほどですから、あなたと同じように多くの女性が復縁問題に悩んでいることは間違いありません。
復縁専門の業者の一般的なお値段からしてわかるように、いったん別れた後の復縁はかなり困難なことが多いです。
そこで、専門業者に頼む必要もなく、あなた自身の手で復縁を成就させる方法を、心理学の知識を使ってお伝えします。
潜在意識を上手にコントロールできれば、あなたの望む結果が手に入ったも同然です。
追認性バイアスに注意しよう
人間は誰しも何らかの決断を下した後には、自分の判断は正しかったと潜在意識で考えたがる心理的傾向があります。
このような認知バイアスを心理学においては、追認性バイアスと呼んでいます。
別れた直後には、この追認性バイアスが強く働く結果、あなたと別れた直後に、あなたが相手の男性と出会っても、別れの原因となったあなたの嫌なところばかりに注目してしまいます。
復縁をしたいのならば、相手があなたと別れて正解だったと思い込みたい時期には、あまり頻繁には顔を合わさない方が賢明です。
新頭効果にこだわる
別れた直後であっても、それぞれの荷物の引き取りなどの用事でどうしても顔を会わさなければいけないケースがあります。
そういう局面において、復縁を視野に入れるのであれば、思いっきり魅力的なかっこうをすることにしましょう。
最後に出会ったときの印象が、あなたのイメージとして、相手の男性の潜在意識に残りやすいからです。これを心理学上には、新頭効果と呼びます。
自分を安売りしない
相手の男性が別れる決意を完了してしまっているときに、「駄目なところがあったら直すから」と女性がすがりつくと、本当に復縁が駄目になることがあります。
あなたに欠点があったとしても、それを補う良い点もあるのだという自信を忘れないでください。復縁をしたいからといって、相手の男性に対して自分を安売りすることは避けましょう。
ソニーの高価格戦略にヒントを得て、デューク大学のカーマニ博士は、価格が高いと品質まで高く認識されるという心理効果を実証しました（カーマニ博士の実験）。
安物買いの銭失いという言葉もありますが、男性に限らず、「安売りされているものは質が悪い」というイメージを持たれてしまいます。
希少性の原理を利用する
経済学において、「すべての財・サービスの経済的価値はそれらのものの希少性に依存する」として、キャッセルは財の価値を規定する重要な概念として『希少性の原理』を唱えました。
心理テクニックにおける、希少性の原理の場合には、「何かの機会の価値を高く見せかけるために、その機会を希少なものであると相手に信じさせる」事を言います。
希少性の原理に基づく手法としては、競争者の存在をちらつかせる、アクセスや個数を制限する、締め切りを設ける、いったん与えておいて取り上げるといった手法があげられます。
別れた後の女性のところに他の男性が多く群がっていることを知ると、相手の男性が「惜しいことをした」と潜在意識で感じることがあります。この方法で、復縁に成功した女性もいます。
比較の法則でチャンスをつかむ
相手の男性と距離を置いて時間が経つと、男性に新しい彼女ができてしまう場合があります。
ただし、どうしても潜在意識で、その新しい女性と、前の彼女であるあなたを比較してしまいたくなる心理が働き、その新しい女性があなたよりたも劣っているレベルであれば、新しい女性は、彼には、本来の価値よりも劣って見えてしまいます。この心理の働きを、比較の法則と呼びます。
ですから、相手の男性に新しい女性ができたとしても、あなたが自分磨きを続けていれば、まだまだ復縁のチャンスはあるという事です。
表面に見える感情のレベルをあわせる
本当に復縁したくてたまらなくても、相手の男性の気持ちがそれほど盛り上がっていない場合には、復縁したい気持ちを前面に出し過ぎないようにしましょう。
相手に好感を持たせるためには、表面に見える感情のレベルをあわせる方法・技法があります。
これを、感情のチューニングと言います。
あなたが一人盛り上がっていても、相手が盛りあがっていなければ、二人の気持ちはすれ違いやすくなります。
まとめ
いかがだったでしょうか？
人間には、追認性バイアスがあり、別れるべきだという判断を男性がしてしまった場合、それを引っくり返すのは、なかなか難しいです。
とはいえ、ここでお伝えしたコツを実践すれば、決して不可能なことではありません。
あなたも、彼の潜在意識へのアプローチ方法を学んで、復縁を勝ち取りましょう！
