発達心理学とは? 3分で理解する発達心理学で学べる7つのコト

    発達心理学とは

    『発達心理学』という言葉を聞いたことがありますか?

    発達心理学とは、人間が年齢を重ねることによってあらわれる発達の変化を研究する心理学です。

    こういうと、なんだかとても難しいことのように聞こえますが、発達心理学を少しでも理解しておくと、これからの人生に役に立つこともたくさんあります。

    そこで今回は、心理学初心者でも発達心理学の概要をすぐに理解できるような説明と、何が学べるのかをお伝えします。

     

    発達心理学とは? 3分で理解する発達心理学で学べる7つのコト

     



     

    そもそも発達心理学とは?


     

    発達心理学とは、人間が生まれてから死ぬまでの生涯にわたり、加齢にともなって人がどうやって変化していくのかを、情緒・社会性・認知・身体能力などのカテゴリで分析していく心理学です。

    発達心理学というと、『子どもの発達について学ぶもの』と思う人も多いかもしれません。

    しかし、実は、発達心理学とは子どもと関わる仕事についた人や、子育て中の母親だけでなく、あなた自身のためにもなる学問なのです。

    発達心理学とは、人の生涯にわたる心の発達や変化について学ぶ学問であることはお伝えしましたが、次は、その発達・変化のカテゴリについて詳しく触れてみたいと思います。

    ◆情緒(感情)
    悲しい、怒り、楽しい、うれしいなどの感情のこと

    ◆社会性
    他者との関係性のあり方や、形成の仕方

    ◆認知
    ・身の回りの環境や世界に対してどのように関わるのか
    ・自分がどう考えているのかということへの理解
    ・記憶、思考、問題解決

    ◆身体能力
    ・運動能力、視力などの身体的な能力

    これらが発達に応じて変化していくことで、呼び起される感情や相手と構築できる関係、自分や他人、そして物事に対する認知が変わっていくということを学ぶのが発達心理学なのです。

     

    人の心の成長を学ぶことで人間への理解が深められる


     

    発達心理学とは、『あの人は、どうしてああいう人間なのだろう。』とか、『今、私に起きている問題をどうしたら乗り越えられるのだろう』というような疑問に対し、答えをみつけることができる学問です。

    遺伝や性格などのその人自身の内的な要因と、環境的要因の両面から考えることを通して、人の心の成長や発達について理解を深めることができます。

    発達心理学を学べば、あなたの家族や恋人などのことが理解できるため、よりよい関係を築くことができるというメリットがあります。

     

    『人』そのものを理解できる


     

    発達心理学とは、人間のさまざまな行動はどのようなメカニズムによっておこるのかを研究する心理学ですので、発達心理学を学ぶことによって、心の問題を客観的にとらえることができるようになります。

    人間の心は一生涯にわたってどんどん変化をしていくものです。

    発達心理学を理解すれば、その人を客観的に理解できるようになるため、あなた自身の心の問題や、身近な人の心の問題に対して、冷静に対処できるようになります。

    つまり、発達心理学を追求していけば、『人』そのものを理解できるようになるということです。

     

    心の問題を抱える人に対して臨床的な支援ができるようになる


     

    発達心理学とは、心の問題を抱えた人たちについて、その状態や心的要因、環境的要因を理解してあげるためにとても役に立つ心理学です。

    発達障害などの心の問題を抱えた人たちや、その人をサポートしている家族に対し、心理学の知識に基づいた臨床的な支援をする『臨床心理士』という仕事があるのをご存知でしょうか?

    大学院などで心理学を専門で学び、臨床心理士の資格を取得すれば、医療機関などで心の問題をもった人たちの支援ができるようになります。

    本格的に資格を取得して職業にするまでいかなくても、悩んでいる誰かの役に立ちたいという思いがある人は発達心理学を学んでみてはいかがでしょうか。

     

    子どもの内面を理解できる


     

    発達心理学とは、子供の内面を理解するために非常に有効なツールであることは間違いありません。

    あなたが結婚し、子育てと向き合うことになったとき、『どうしてこの子はこんなにイライラしているの』『どうしてこんなにイヤイヤが激しいの』などの疑問が毎日のように生まれることになります。

    そんなときに、発達心理学を学んでおけば、子どものいろいろな行動について、どうしてそうなるのかが理解できるようにもなります。

    子どものかんしゃくやイヤイヤ期にも『今、イヤイヤしているのは発達の証拠なのだな』と納得することができるため、育児において戸惑ったり焦ったりすることが少なくなるのです。

    発達心理学の知見を、家庭内だけでなく社会全体に役立てるとしたら、保育・教育の分野でしょう。

    あなたがもし今後、保育や教育の分野で働いてみたいと思うのであれば、発達心理学は非常に役に立つ学問です。

     

    自分の家族のことも理解できるようになる


     

    発達心理学とは、子どものためだけに研究されている学問ではないことは先に述べたとおりです。

    たとえば、成年期や成人期になると父親を毛嫌いする娘や、子どもができてから急に関係性が変わった夫婦、死期を前にした老人など、それぞれの年齢で、心の発達があります。

    発達心理学をある程度理解していれば、それぞれのステージで心の問題を抱える家族についても、どうしてそういう感情になるのかなどが客観的に理解できるでしょう。

    また、家族それぞれの世代の悩みや苦しみ、葛藤を分かってあげられるので、家族にとっても良い支えとなる存在になれるはずです。

     

    あなた自身の発達段階を知ることができる


     

    発達心理学とは、子どもの発達段階を知るものではなく、あなた自身のアイデンティティについて知るためにも、とても有効な心理学です。

    発達心理学を学ぶと、あなた自身の発達段階などを知ることで、あなたの心にある問題点や悩みの原因、またあなた自身が今後の人生において何を克服していくべきか等を明らかにできるようになります。

     

    まとめ


     

    いかがでしたでしょうか?

    『発達心理学』とは、大学や大学院で専門的に学ぶものではありますが、最近は心理学初心者にでも読める『発達心理学』についての本もたくさん出版されています。

    人間関係に悩みを抱えている人、自分の心に問題があると感じている人は、ぜひこういった本を読んで、発達心理学に触れてみることをおすすめします。

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