歌は、人の心の豊かさにおいて重要なものです。
歌や音楽、踊りは、太古の昔から、神を讃え、敬い、豊穣や恵に関して、とても重要な位置を示していたものでもあります。
それだけに、歌う夢が示すものは、とても重要な意味を持つと考えられています。
今回は、歌う夢占いが暗示する重要な意味について解説していきます。
自分が気持ち良く歌っている夢
自分が気持ち良く歌っている夢占いは、夢の内容に反してストレスが溜まっているか、これからそういう出来事がおきる暗示です。
また、この夢は他人とのあつれきを元にしたストレスを抱える暗示で、対人関係が悪化することも示しているのです。
歌を気持ちよく歌うことは、決して悪いことではないのですが、時として他者には迷惑であったりします。
歌は、自分のストレスのはけ口にはなりますが、それを聴いている側にとっては、ストレスのはけ口どころか、ストレスが溜まったりします。
気持ち良く歌いながらも、他者を気にしている様子がある夢であれば、それほど問題はありませんが、そうでない場合は対人関係に注意しましょう。
美しい歌う声が聴こえてくる
何とも言えない美しい声で歌う声が聴こえてくる場合の夢占いは、あなたに大きな吉事をもたらす暗示です。
神秘的でもある歌と音楽、これは誰が歌っているのかさえ判らないものです。
しかし、これは、あなたを賛美(さんび)していると考えても問題ありません。
この夢を見た後は、あれこれ動かずとも、色々なことが好転し、思わぬ幸運も転がり込んできます。
もちろん、人としての最低限の努力もせずに全てを得ることはできませんが、ある一定期間はそれに近い状態となることを示しています。
ですが、ある期間を過ぎると、運気は一定しますので、その後良くするも悪くするも自分次第となります。
他者が歌う歌を聴いている
他者が歌う歌を聴いている場合の夢占いは、その歌が好きか嫌いかで暗示の内容が変わります。
もし、好きな歌で、上手に歌う人でしたら、その人との良好な関係を暗示します。
逆に、嫌いな歌で、上手でもないとなると、その歌っている人との中たがいが想定できます。
好きな歌を歌う人は、普段からどこか気が合うところがあるでしょうし、歌う歌の趣味が違うと普段から気が合わないものです。
夢にまでそういう形で出てくるのは、やはり普段のスタンスが明確になっているうえに、良くも悪くもさらなる関係の進行が示されているのです。
上手に歌うことができない夢
どうしてもなぜか上手に歌うことができない場合の夢占いは、現在、近い未来において思うままにならないことが出てくる暗示です。
この夢の特徴的なところは、現実では上手く歌えているかどうか、現実と夢とのギャップの大きさで障害の大きさが変わるのです。
元々、あまり歌うことが得意ではなく、上手に歌えないといっても普段とそれほど変わらない場合は、障害もそれほどのものではありません。
ですが、普段は上手どころか十八番で、周囲からもいつも絶賛されているにも関わらず、夢では全く上手に歌えないという場合は障害は大きいのです。
この幅が広ければ広いほど、運気の下降はさけられず、この期間はできる限り大人しくしているのが得策です。
好きな人へ愛の歌を歌う夢
好きな人へ愛の歌を歌う夢占いは、あなたの愛が見当違いで、相手が迷惑がっていることを暗示しています。
この夢を見た相手との恋愛は、上手くいかないケースが多いでしょう。
現在交際している、片想いである、交際途上にある、これらに関わらず、この夢は恋愛が上手くいかないことを示しています。
しかも、少し暴走気味で、ひとりよがりなあなたの性質によってもたらされている結果であることを夢は教えてくれています。
余程、歌が上手いか、相手がそれを求めている以外は、好きな人へ愛の歌を歌う行為は、ドン引き以外のなにものでもありません。
ライブ会場などの大きなところで歌う夢
歌手並みに、ライブ会場などの大きなところで歌う夢占いは、幼く無謀な夢を抱いている状況がよくないことを暗示しています。
この夢を見る人は、どちらかと言うと無謀で大きな夢をみがちの人です。
現実をしっかり見つめることができず、自分自身への評価もきわめて甘い人です。
自分ならまだできるはず、自分はこんなところにいる人間ではない、と根拠のない自信を持ち、現状のことすらしっかりできない人を表しているのです。
このままでは、大きな夢をつかむどころか、今あるささやかな運気さえ逃してしまう可能性を示しています。
この夢を見た後は、自分をかえりみて、今あることをしっかりやっていくようにしましょう。
歌手になって歌う夢
歌手になって歌う夢占いは、現在と、過去に描いていた自分との姿のギャップに悩んでいる、悩むことが出てくる暗示です。
歌手になるという夢は、かなり無謀で叶う確率が少ない夢ですが、幼いころに少しは考えることが多い夢であると言えます。
この夢を見た時、たいていは現実の自分に悩んでいることがほとんどです。
このまま終わっていいのか、このまま終わって結局何者でもないまま消えていくのか、など昔に思い描いた自分とのあまりの違いに失望しているのです。
しかし、これはある種自分をこんきょなく特別視しているだけであって、今が身の丈にあっていることを夢は教えてくれているのです。
それなりの人生や、それなりの自分になるにしても、結局は小さなことの積み重ねでしか成り立たせることはできません。
小さなことを無視して、大きなことへ目を向けることは今あることをも失いかねないことなのです。
夢占いはそのことを知らせているのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、歌う夢占いが暗示する重要な意味について説明してきました。
歌うことや音楽は人の人生と切っても切れないものです。
歌は、人の人生の記憶と共に残りますし、その時の情景をも思い出させます。
現代社会では、音楽がないところの方がめずしく、それだけ人の人生に密着しており、関係性が深いものであると言えるのです。
そんな歌が暗示する夢占いも非常に重要な意味があると考えて下さい。