あなたがお金を得たいと思った時にすぐ実践できる、もっとも簡単でもっとも手っ取り早い方法をお伝えしましょう。
それは『引き寄せの法則』を活用する事です。
といっても、ただ「引き寄せの法則でお金持ちになる」と言われても、なんだかピンとこないし、信じ難いかもしれません。
もしかしたら魔法のように聞こえるかもしれませんが、実は、引き寄せの法則にはちゃんと理論があり、成功に導くためのコツがあります。
そのコツを抑えることで、誰でも願いを叶えられるのです。
今回はあなたが引き寄せの法則を使い、お金持ちになるために、気をつけるべきポイントをお伝えします。
前向きな気持ちにシフトチェンジしていきましょう
引き寄せの法則を試せばお金持ちになれる、と言ってもただ「思うだけで叶う」なら誰も苦労はしません。
引き寄せの法則は、イメージすれば勝手に欲しい物が転がり込んでくるような、魔法ではありません。
きちんと、プロセスにのっとって潜在意識を変えていく事で、初めて効力を発揮します。
引き寄せの法則でお金持ちになりたいと思うならば、まずは根本的な考え方から変えていきましょう。
あなたは、お金持ちになったら何をしますか?
『何がしたい』ではなく『何をするか』です。
旅行に行きますか?
好きなものを買いますか?
家を買う、いい車に買い換える、などなんでも構いません。
具体的に、細かい部分までをイメージしてみましょう。
漠然といわれたら、突拍子もないように聞こえますが、強く心に決め、具体的にイメージしてみると「結構できるんじゃないか?」という気になってきませんか? この気持ちこそが重要です。
そう、一番最初に行うことは、あなた自身が無意識のうちに定めてしまっている『限界』を取っ払う事なのです。
成功を左右する、潜在意識の特性を把握しましょう
引き寄せの法則を使い、お金持ちになりたいと考えるならば、潜在意識の特性を理解しておきましょう。
よく「強く念じたけど叶わない」「やってみたけどダメだった」という話を聞きます。
その原因はいろいろな要素が積み重なったゆえでもありますが、一番の問題は『自分自身が定めている「限界」にまで、考えが行かなかった』という部分です。
潜在意識は、本来、現状からの大きな変化を嫌います。
なぜなら、新しい環境に飛び出す事で、あなたの心身に負荷がかかる可能性があるからです。
無駄なリスクが降りかかるくらいなら、多少不平不満があっても、現状を維持するほうが、少なくとも今よりも大きなリスクを背負う可能性はなくなります。
なにかに挑戦しようと念じても、心のどこかで「どうせ無理かも」と考えてしまうのは、潜在意識があなたを守るために発している防衛反応なのです。
引き寄せの法則を発動するには、この点を理解したうえで、「新しい事を受け入れても大丈夫なんだ」という事を、繰り返し潜在意識に刷り込む必要があります。
いつもと違う道を帰ってみる、いつもと違う髪形や服装に挑戦してみるといった、小さなところから、積極的に変化を取り入れるようにしてみましょう。
失敗しても、この程度なら大きなダメージにはなりません。
こうして「変化を恐れる必要はない」「失敗も気の持ちようで転換できる」と経験を積む事で、潜在意識に刷り込んでいくのです。
アファーメーションを活用しましょう
ここからは、引き寄せの法則でお金持ちになる夢を叶えるべく、具体的な方法を試していきましょう。
1つ目の方法は『アファメーション』です。
アファメーションとは、言い換えると『自分への肯定的な断言・断定的な宣言』です。
言葉の力を使い、肯定的な暗示を自分自身に与える事で、あなたが描いたイメージを潜在意識に植えつけていきます。
ただし、アファメーションはやり方を間違えると、かえって状況を悪化させてしまったり、精神面に負担をかけかねないので気をつけましょう。
まずは、『お金持ちになる』というのを最終的な目標として、そこに至るまでのプロセスを10段階程度に分けて書き出していきます。
1.仕事が安定する(安定した仕事が見つかる)
2.信頼を得る
3.昇給のチャンスが訪れる
4.給料が上がる
↓
10.お金持ちになる
といった具合です。
ここで注意するのは、必ず現在進行形+断定の形で書く事と、否定的な言葉は使わない事です。
「○○になりたい」という書き方だったり、「私は無駄遣いしません」といった書き方にしてしまうと、潜在意識は『今は、ちゃんとできていないダメな自分なんだ』と認識し、その通りのあなたを作り上げるべく言動をコントロールしてしまいます。
また、書き出す項目が多すぎると「これだけできていないなんて、やっぱりダメなんだ」と自分を追い込んでしまうケースもあります。
最大でも10項目くらいにとどめ、願いが叶ったら、その願いと新しい願いを入れ替えるようにしていきましょう。
「日ごとに仕事のやりがいが増える」「縁に感謝します」といった気楽な言葉を入れると、自分を否定せずに、さらに良い状況を目指せます。
ビジュアライゼーションを活用しましょう
引き寄せの法則でお金持ちになるという夢を現実にするためには、言葉の力ともう1つ、『イメージする力』が必要になります。
そのために必要となるのが、ビジュアライゼーション。
あなたの願望やイメージを、映画のワンシーンのように鮮明に脳裏に思い浮かべる事です。
人間は、文章よりも絵の方が潜在意識に強く刻み込まれます。
言葉にした、あなたの『願いが叶った場面』をより鮮明に思い浮かべる事で、潜在意識はそれを具現化するべくあなたの言動を左右していきます。
さらに、『叶った場面だけではなく、叶った時の感情をイメージする』のが、重要なポイントです。
あなたがお金持ちになりたいのは、ただ単に物欲に支配されているからではありません。
『お金を得る』のは、実は、あくまでもあなたの真の願望を叶えるための手段でしかありません。
すべては、好きな事ができる、好きなものが買える、そういった達成感や満足感を得たいがためなのです。
引き寄せの法則でお金持ちになりたいと思うなら、ぜひ、その場面が訪れた時の幸福感や満足感、達成感などまでイメージするようにしてください。
目標を達成するために、何が必要かを考えましょう
引き寄せの法則でお金持ちになりたい、という目標を達成しようと思ったら、そのために何をすべきかを明確にしておきましょう。
ちょっと難しそうですが、実はいたって簡単です。
「お金持ちになるためには、なにが必要か」を自問自答するのです。
……といっても、正解を出す事が目的ではありません。
思い浮かばなかったら、無理に考え込まなくても構いません。
大切なのは『考え続ける事』です。
どうしたら『お金持ちになれるのか』、そのための具体的な手段や必要な事を繰り返し考え、潜在意識に働きかけていると、自然と「お金持ちにふさわしい言動」を取るようになってきます。
意外なひらめきが浮かんだり、縁が縁を呼んで人脈が広がったりと、意識が深まるにつれて、あなた自身も変化し成長していくのです。
お金を引き寄せるための、ちょっとしたコツを教えます
引き寄せの法則でお金を引き寄せる思考には、コツがあります。
そのコツをお伝えしましょう。
目標には必ず明確な期限や数字を入れましょう
ただ願い事を書き出しただけだと、『いつか』『適度に』叶えば良いという認識になってしまいます。
必ず「○○年○月までに」「年収○○万円を超える」と明確な期限や具体的な数字を定めましょう。
誰にも内緒にしておきましょう
人が挫折してしまう理由の多くは『他人からの否定』です。
人は、自分自身では無理だと思いつつも、どこかで期待や肯定感を抱いているものです。
ところが、他人から否定されたり、馬鹿にされたりしてしまうと、わずかに抱いていたポジティブなイメージがくつがえされ、より強固な負のイメージとして潜在意識に根づいてしまいます。
毎日イメージしましょう
何度もお伝えしていますが、繰り返す事が大切です。
潜在意識に常にイメージを刻み込むためにも、出来るだけ毎日目標を書き出しましょう。
毎日書くのが大変ならば、声に出して唱える、頭で具体的にイメージするといった方法でも構いません。
ひたすら信じましょう
達成には、時間がかかる場合と、さほどかからない場合があります。
どんな願い事も、期が熟せば叶うようになっています。
ところが、人間はせっかちです。
時間がかかればかかるほど「やっぱり引き寄せの法則なんてないじゃないか」とネガティブな思考に支配されやすくなります。
これが『叶わない』罠なのです。
「どうせ叶わないじゃないか」「引き寄せの法則でお金持ちになんて都合良すぎるんだ」なんて考える暇があったら、目標達成のために何をすべきかを考えましょう。
どんな事も、期が熟せば叶います。
叶わないのは、順序やタイミングをすっ飛ばした願いにとらわれているか、あなた自身の成長がまだそこまで到達していないかです。
足元を見て、一歩一歩を着実に。これが、最終目標達成のためのヒケツです。
世界はあなたの視点1つでひっくり返ります
引き寄せの法則でお金持ちになりたいと思うなら、普段何気なく口にしている言葉に注意を向けてみましょう。
口癖ほど恐ろしいものはありません。
無意識のうちに出ている言葉は、強固な暗示となり、あなた自身の可能性を拘束してしまっています。
「今月苦しいな」「やってられないよな」なんてついつい口に出していませんか?
誰かと話せば、愚痴ばかりになっていませんか?
何も言っていないけれど、つい舌打ちしたりしていませんか?
こんな何気ない言動が、あなたに
「毎月お金に苦労する状況」
「チャンスや人間関係に恵まれない状況」
「愚痴だらけ、不満だらけの環境」
をもたらしています。まさしく『逆・引き寄せの法則』です。
「毎月お金がないな」→「とりあえず衣食住は足りている。感謝!」
「やってられないよな」→「この環境にも意味はあるはず。自分はここから何を学ぶ事で現状から次のステップに進めるんだろう?」
こんな風にちょっと視点を変えれば、見えてくるもの、取り囲む環境は変わって来ます。
人間誰だって、時には負の感情を抱きます。それ自体は当然であり、いけない事でも、間違っている事でもありません。
ですが、そこに固執しとらわれるか、一歩先を考えるかで、思考は正反対にすら成り得ます。
意識して、口癖や思考を変えましょう。
当たり前の事にも感謝してみましょう。
それだけで、世界は好転していきます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
引き寄せの法則でお金持ちになりたいと思い、この方法を試すなら、コツを抑えながら信じきる事が大切です。
きっかけは「騙されたと思ってやってみた」でも良いのです。
さいわい、この方法を『自分の意志で』試す分には、騙されてもなんの被害も及びません。
どうせだったら、とことんまで信じてみましょう。
短い期間では、効果を実感できないかもしれません。
しかし、ちょっと長い期間で振り返ってみたら、必ずなんらかは変わっているはずです。
気楽に、気長に、それでいて着実に。