幽霊と言う存在はあやふやなものです。
実在しているのか、実在していないのか、それ自体が解明されていません。
夢に出てきたとしても、その存在自体が何であるのかの確証も持てません。
非常にスピリチュアルな問題であると言え、夢占いがより重要な意味を持ってきます。
今回は、幽霊を夢を見た時の重要な意味についてお伝えします。
幽霊が出てくる夢とは?
幽霊や何らかの霊的存在は、夢には関係なく、そもそもが不明瞭なものです。
また、それが夢であるのか、幻覚であるのかの違いも判りません。
しかも、それを本物の幽霊を見たと考える人も少なくありません。
幽霊自体があやふやなもので、その形態すら人それぞれでしかなく、これが幽霊ですと言う共通認識はありません。
よって、どんな幽霊が出てくるのかは判りませんし、それを夢と思わない人もいるかも知れません。
ですが、今回はそういったことを全てひとまとめにして夢占いの観点からお伝えします。
身近にいた人が穏やかな表情でいる夢
夢と幻覚の狭間を明確に分けることは困難な作業です。
夢占いでは身近で会いたいと思っている人が、穏やかな表情で姿を現す時は、吉報の兆しです。
それは、物質的なこととは限りません。
また、新しい生を意味する場合もありますので、死を暗示する場合もあります。
スピリチュアル、宗教的観念を元に考えると、死は決して不幸とは言えません。
むしろ、新しい生の始まりとして良い意味を持つものであり、死は「どのように死ぬのか」と言うことで幸福か不幸かが決まります。
それ自体はその人の宗教観や死生観にもよりますが、おおよその意味として、これは吉報であることには違いはありません。
身近な人の幽霊を怖いと感じた夢
本来であれば、会いたい、恐くないと感じるはずの幽霊なのですが、それを恐いと感じる場合は、夢占いでは凶報を知らせています。
仕事運や、金運、恋愛運などではなく、もっと慎重になるべき問題です。
やはり、ケガや病気の知らせと考えて良いでしょう。
だからと言って、必ず起きることではなく、そうならないために慎重に行動をしなければならないシグナルです。
目の前で死亡した人が幽霊になる夢
事故でも病気でも構いませんが、目の前で誰かが死亡し幽霊になった場合、死への恐怖が強くなっていることを示しています。
潜在意識下で、死への恐怖を感じる体験が残っており、何かのキッカケでそれが現出しているのです。
死後の世界があることへの渇望があり、人生の先行きへの希望を欲している状態です。
また、夢占いでは、良好な人間関係を築くためのチャンスを暗示しています。
自分が幽霊になった夢
自分が幽霊になっている夢は、新しい自分に変わりたいと言う強い思いがあり、それがまだ成されていない状態を表します。
幽霊は、この世と、あの世の狭間の存在であるため、なりたい自分への変化を望みながら、あと一歩できない自分の歯がゆさも感じています。
夢占いでは、近い将来には周囲に変化があることを教えてくれています。
出てくる幽霊が多数の夢
多数の幽霊が出てくる夢は、近い将来に恋人ができる状態をさしています。
また、多数の幽霊は、それだけ選択する余地があることも示しています。
夢占いで考えると、自分が気づく、気づかないに関係なく、多くの異性があなたに注目している様を表しているのです。
そして、最終的に誰かを選ぶ日がやってくることを教えているのです。
幽霊に追いかけられ逃げられない夢
幽霊に恐怖を感じ、何とかして逃げたいともがくのですが、迷路のような場所にいて逃げ切れない夢を見た場合は現在の困難さを表しています。
変わりたい、何とか今の状態を乗り越えたいと深層心理下で考えているのですが、同時にそれが無理だと思っていることも示しているのです。
そして、解決のためには何が必要なのかも全く判らない状態でいるのです。
しかし、夢占いではあなたの努力も表しており、更にはその努力を周囲の誰かが見て評価していることも教えているのです。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、夢に幽霊が出てきた場合の夢占いについてお伝えしました。
幽霊と言う存在が信じるに値しないと感じる人も多くいますが、これはあくまで夢での話です。
幽霊は恐怖の対象ですが、それは現代の人間が作り出した概念に過ぎないのです。
幽霊の夢は、どう言う風に出てくるか、誰が幽霊なのかで、様々に解釈できます。
お伝えした内容を参考にして、それぞれの出来事に臨みましょう。