金魚は、中国で突然変異したフナが元になっており、人工的に観賞用として作られた魚です。
金魚は今や観賞用として世界中に広まっています。
ただ金魚の寿命は短く、最長記録では45年というものもありますが、基本的には生きても5年から10年です。
様々な色を持つ金魚ですが、観賞用以外には何にも使いようがない生物です。
今回は金魚が暗示する夢占いの重要な意味について解説します。
金色の金魚の夢
金色の金魚の夢占いは、金運のアップを暗示しています。
そもそも、日本と中国、金魚の元祖でもあるこの2国では、金魚は金運のある生物と考えられてきました。
名は体を示すともいいますが、そういう意味でも「金」の魚がさらに金色であることが金運の上昇を明確に意味しているのです。
夢の中の金色の金魚が大きければ大きいほど、長生きであればあるほど、金魚が示す金運は大きくなります。
金運は仕事運にもつながります。
両方アップすることは間違いありませんが、長くいじするにはもちろん努力も必要です。
黒い出目金の夢
黒い出目金の夢占いは、運気全体をアップする暗示です。
金魚すくいでも、出目金は金魚の中で最もつかまえにくいものと言われています。
元々、体格も大きく、暴れ方も普通ではないからです。
現実世界でも、金魚すくいで黒出目金をつかまえることができると何となくツキがあるように感じますが、夢も同じ意味を示しています。
運気全体がアップしますが、つかまえた数が多ければ多いほど、運気のアップ率は増えます。
ただし、運気の上昇というのは永遠に続くわけではありません。
金魚が通常の状態で生きている期間と同じていどと考えて下さい。
真っ白い金魚の夢
真っ白い金魚の夢占いは、黒出目金よりもはるかに運気が上昇する暗示です。
運気も上がるのですが、主に強いのは守護の部分です。
この夢を見た後は、非常に強力に護られることになります。
護られている間は、幸運が訪れるのは、もちろんですが、それよりもはるかに不運に見舞われないのです。
この世で、もっとも幸せなことは、全く不運にあわないこと、不幸にならないことです。
この夢はそれをある一定期間、あなたに訪れることを知らせているのです。
金魚が産卵する夢
金魚が産卵する夢は、子宝に恵まれない暗示です。
金魚は元が突然変異な上に、人工的に何回にもわたる交配種をおこなったために、自身で自身の種を守る意識が極めて低い生物と言えます。
そのため、ほとんどの金魚は人工的に手を加えてやらないと、産卵しても卵や稚魚を食べ尽くしてしまいます。
そんな金魚が産卵をする夢は、種の保存や妊娠、出産から遠くはなれたものなのです。
この夢を見た後、数年は子供を願っても、めぐまれる可能性はきわめてうすいと言えます。
沢山の色々な金魚を飼う夢
沢山の色々な金魚が飼う夢占いは、あなたが近い未来において、多くの人間関係に悩まされる暗示です。
特定の金魚ではない場合、基本的には1つの意味を持ちません。
人間の手をかけてあげないと長生きできない金魚は、まさに面倒ごとでしかありません。
そのため、この夢を見るということは面倒な人間が周囲に現れるということなのです。
夢の中の金魚が多ければ多いほど、悩まされる人間の数も、深刻さも多くなります。
この夢を見た後は、できる限り新しい出会いは避けてとおりましょう。
どうしても、それができない環境ならば、距離を保った付き合いをしましょう。
金魚が死んでいる夢
金魚が死んでいる夢占いは、近い未来あなたの運気が停滞することを暗示しています。
金魚は基本的には吉事を示すことが多いので、それが死んでいるということは、凶事とまではいかなくても運気が上がることはありません。
この時期は、停滞時期と言え、ある意味自分をかえりみる機会とも言えます。
どんなことにも共通しますが、良くても悪くても変化ばかりでは人間の精神を疲弊します。
運気が停滞すること自体はいちがいに悪いとは言えないので、ここしばらくは大人しくしていましょう。
金魚が自然にいる夢
金魚が自然にいる夢は、現在のあなたの立場や今の状況が不自然であることを暗示しています。
金魚はきわめて人工的で、人の手をかいさないと生き続ける事が難しい生物です。
そのため、自然の中で自由にいるということは、むしろ金魚にとっては不自然きわまりないことなのです。
夢は、不自然さを強調してあなたに知らせているのです。
一度、周囲と自分が置かれている立場をキチンと見直してみましょう。
そして、不自然な感じや違和感を感じるなら、できる限り対応していきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は金魚が暗示する夢占いの重要な意味を説明してきました。
金魚は祭の屋台などでもおなじみで、幼い頃より身近な存在でもあります。
金魚すくいをして、水槽で飼っていた経験のある人も少なくないのではないでしょうか。
そんな金魚が夢に出てくるのは身近な意味を示すことが多いのです。