『○○さんって、いい人ですよね』
このように言われて、嫌な気持ちになる人なんていませんよね。
しかし、『いい人』という言葉に騙されて、喜んでいるだけではいけません。
『接する分にはなにも申し分ないけれど、それ以上(友だち、同僚、先輩後輩以上)の関係は、望まないかな』
という言葉が含まれている可能性があるからです。
つまり、『恋人になってほしいとは思わない』と言われているということです。
もちろん、『いい人』と言われた男性すべてが、恋愛対象から外されているわけではないでしょう。
しかし、『いい人』止まりで関係が発展しない男性が、世の中にたくさんいることも事実です。
そこで今回は、『いい人』で終わってしまう男性の特徴とその対処法を、7つお伝えします。
今日からあなたも、残念な男から、『恋愛対象として見られる男』に生まれ変わりましょう!
頼りない
女性が男性に対して、恋愛感情を抱かない理由のひとつに、『頼りない』という特徴が挙げられます。
『男だからこうであるべきだ。女だからこうであるべきだ。』
このような、男女差別的な考え方は、今日少なくなってきています。
しかしそれでも、『男性は頼りにしたい。頼れる方がかっこいい。』と思うのが、女心なのです。
『いい人』というのは、頼れるかどうかは関係ありません。『優しい』だけで、いい人になれますからね。
ですから、『いい人』で終わりたくないのならば、女性に『頼りがいのある男性』として、見てもらえるように努力しましょう。
男の魅力を感じない
『頼りない』と少し似ていますが、『男性らしさ』というのは、女性が男性を恋愛対象に見る際の、ポイントのひとつです。
ですから、もし、あなたから男性の魅力を感じなければ、女性はあなたを恋愛対象として見ることはないということです。
『男性らしさ、男性の魅力』とは、例えば、『女性とは違う体つき』であったり、『声の低さ』、『包容力』、『力持ち』などです。
これは、人によって好みがあるので一概には言えませんが、少なくとも女性は、女性にはないものを男性に求める傾向があります。
身長や声などは生まれつきのものですから、他人がどうこう言えるものでもありません。
しかし、体を鍛えておけば、女性が持てない荷物を持ってあげることができます。
そんな小さなことからも、女性は男性の魅力を感じ取ることができるのです。
ですから、『いい人』で終わらずに、『男性』として見られたいのであれば、男性らしさを見てもらえるように行動してみてください。
誰にでも優しい
『誰にでも優しい』人は、恋愛対象に見られるよりも、『いい人』と見られる可能性が高いです。
なぜなら、女性はみんなに優しい人よりも、自分にだけ優しい人にトキメキを感じるからです。
特別感を感じたいのが、女性です。
優しさにも度合いがありますから、『好きな人以外には冷たくしろ』というわけではありません。
好きな人には、『特別』優しくしましょう、ということです。
いい人が優しいのは、当たり前です。
そこから、どうやって恋愛対象として見てもらえるように行動できるかが重要なのです。
誰にでも優しくできても、優しくする人の優先順位はあるはずです。
そこに、好きな女性を1番に持ってきてあげて、誰よりも先に優しくしてあげると、女性は特別感を抱くでしょう。
このように、『優しくする』にも少し工夫を加えると、『いい人』から、ランクアップすることができます。
押しが弱い
自分の意見を強引に押し通すような男性は、恋愛対象どころか、いい人とも思われないでしょう。
しかし、人の意見ばかりに同意して、自分の意見を言わなかったり、意見を押す意思が弱い男性も、同じく恋愛対象には見られにくいのです。
女性とデートしているときに、行く場所や食事の場所を女性に任せきりにしたり、自分が行きたいところを提案したはいいけれど、『別に、そこに行かなくてもいいよ。』なんて曖昧にしたことはありませんか?
女性が、物事を決めきれない男性に好意を抱くことは、滅多にありません。
男性には、はっきりと物事を決めてほしいのです。
それを曖昧にしたり、『どうしようかな~』と決めきれないでいると、女性はその男性に対して、がっかりしてしまうのです。
そうならないためには、物事を決めきれないところを女性に見られないようにすることです。
考えがまとまるのに時間がかかったり、物事をなかなか決めきれない事は、性格によるところもあるので、『すぐに直せ! 』とは言いません。
しかし、女性に恋愛対象として見てもらいたいのであれば、男性らしさを見せるためにも、悩んでいる姿を女性に見られないようにしてください。
お人好し
嫌な仕事を押し付けられたり、嫌味を言われても作り笑顔で答えてしまう人がいます。
あなたも、そんなふうにしていませんか?
『頼れるから』という理由で仕事を任せられるのとは違って、仕事を押し付けられるということは、『この人なら文句を言わず引き受けてくれる』と、人よりも下に見られているということです。
そんな人は、『文句を言わず仕事を引き受けてくれて、いい人だな』と思われる反面、『仕事を押し付けられても、文句を言わないお人好し』と捉えられる可能性もあります。
それでは、誰にも評価してもらえませんよね?
ただのお人好しでは、ダメなのです。
『余裕があるときはできるけど、余裕がないときはできない』とはっきりさせておいて、できるときに人の仕事を手伝うくらいの方が良いのです。
ただのお人好しな男性と交際しても、めんどうなことが自分にもふってくるとしか思えないため、女性は、そんな男性を恋愛対象には見ません。
ですから、恋愛対象に見られたいのなら、ただのお人好しをやめて、自分の意思を持って、それを伝えられるお人好しになりましょう。
お人好しなことは、悪いことではありませんから。
積極性が足りない
積極性がなければ、女性と交際することは難しいです。
勇気を出してデートに誘えても、『好きです。付き合ってください』の言葉を言えなければ、交際には発展しません。
いままでご紹介した5つの特徴を持つ男性でも、人によっては『恋愛対象として見ることができる』と言うでしょう。
好きなタイプは人それぞれですし、『頼りなくても他のところに魅力がある』なんて言ってくれる女性もいるはずです。
積極性も同じで、人によっては『別に積極性なんてなくても気にしない』と言ってくれるでしょう。
しかし、だからと言って、積極性がなくても良いというわけではないことを、忘れないでください。
『いい人』で終わらないためには、今持っていない特徴を身につけて、女性をドキッとさせる必要があるのです。
積極性は、いきなり身につくものではありません。
ですから、徐々に身につけていけるよう、小さなことから積極的に行動してみてください。
小さな積極性にも、女性は気づいてくれるはずです。
『女友だち』のように見られる
『いい人』から『恋愛対象』にランクアップするのにもっとも苦労するのが、『女友だちのように見られている、異性として見られていない』という特徴を持つ男性です。
『友だち以上恋人未満=親友みたいな関係』は、よっぽどのことがない限り、恋愛対象として見てもらえません。
これまで友だちとしてしか見ていなかった人を、いきなり異性として見るのには、きっかけが必要なのです。
ただ愛の告白をするだけではダメです。
異性して見てもらえる行動を起こさなければ、親友からは脱却できません。
そもそも、親友という親しい間柄になれているのに、恋愛関係に発展しないということは、すでにご紹介した6つの特徴があるからか、単純に好みのタイプではないからかのどちらかです。
好きなタイプなんて、所詮理想ですから、あまり考える必要はありません。
となると、すでにご紹介した6つの特徴のせいで、異性として見てもらえていない可能性が高いです。
ですから、親友から恋人にランクアップしたいのであれば、まずは6つの特徴から自分と似た特徴を把握して、男性らしさを身につけていきましょう。
そして、男性らしさを女性にアピールできたと思ったときに、親友からの脱却を試してみてください。
きっと、手ごたえを感じることができるはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、いい人で終わってしまう男性の特徴を、7つご紹介してきました。
『いい人』と言われること自体は、きっと嬉しいことでしょうが、そこで関係が平行線になってしまうのは、なんだかむずがゆいところですよね。
『いい人』から『恋愛対象』に見てもらうためには、男性らしさを身につけることが必要です。
男性らしさと言っても、人それぞれ考え方があるでしょうから、あなたが考える男性らしさを身につけてください。
あなたは、『いい人で終わる残念な男性』なんかではありません。
きっと、男性らしさをまだ出せていないだけです。
今後、あなたが男性らしさを身につけて、『いい人』から『恋愛対象に見られる男性』にランクアップすることを願っています。