みなさん、一度は経験したことがあるかと思います。
片思いの彼が
他の女性と楽しそうに話をしていて悔しい…
過去の彼女が気になって仕方がない…
まだあなたと彼との間には何も起こっていないというのに、独占欲が湧き上がって、色々なことを考えてしまい、そのことに対してイライラしてしまったり、自分ではどうしようも出来ないもどかしさに悲しくなったり。
それは女性特有の嫉妬から生まれてくるものです。
そこで今回は、片思いの嫉妬の重さが、少しでも軽減できる対処法をお伝えしていきます。
嫉妬とは?
嫉妬の意味は『やきもち・うらやむ』です。
この『うらやむ』という言葉ですが、嫉妬の裏には『うらやましい』という気持ちが隠れています。
まずは、このうらやましいという気持ちを認める必要があります。
この気持ちを否定し続けると、余計にくやしくなるからです。
ましてや、嫉妬の対象が嫌いな女性の場合、余計にイライラしてしまいます。
その女性が意識的にやっていようと、無意識的にやっていようと、そんなことを考えていても解決しません。
考えたところで、あなたはその女性ではないのですから、本当の気持ちがわかるわけもないのです。
妄想をやめる
彼が異性とどこかへ行ってしまった、付き合っている相手がいるという噂を耳にするなど、真相を確かめたいけど確かめられないという時、あなたは変に妄想を膨らませすぎていませんか?
- もしかして、二人は付き合っているのではないか?
- 付き合っている相手は誰なんだろう?
片思いしている時だからこそ、この妄想、止めたくても止められないことありますよね?
それほどあなたは、彼のことで頭がいっぱいなのです。
しかし、これは妄想なのであって真実ではありません。
妄想というのは想像とは異なります。
妄想とは、事実でないことを真実として自分で納得してしまうことです。
あなたの中で早く解決したいという気持ちの焦りが、妄想という悪循環を引き起こし、辛い片思いになってしまうのです。
想像しよう
途したように、妄想するから苦しくなります。
かといって、考えることを止められないので、この場合は、想像に変換するようにしましょう。
想像に変換するには、自分が第3者の気持ちになればいいのです。
あなた・彼・嫉妬の対象の三角関係に、もう一人『無』の自分を加えるのです。
『無』の自分とは、彼のことも、嫉妬の対象にも無関心な自分です。
その『無』の自分の立場で考えると、
『彼が異性とどこかへ行った=どこかにいくんだな』
と、とても単純な思考になります。
ですが、これこそが真実なのです。どこかへ行っただけなのです。
これを妄想してしまうと
『彼が異性とどこかへ行った=何かある』
という思考になってしまうのです。
ポジティブになる
ポジティブになれと言われても、簡単にはなれませんよね?
なれと言われて、すぐになれるのであれば、誰も苦労はしませんし、この記事を読むこともないでしょう。
現代、どんなに美男美女でも自信が持てない人がいます。
その理由は、自分の理想が高くなっているから。
例えば、あなたが身長180㎝だったとします。あなたの憧れのモデルが身長150㎝で、ファッションがダボッとした着こなしがかわいい方だとしたら、そういうモデルさんになろうとしても、限界がありますよね?
人には、それぞれ自分を生かすファッションやメイクというものが存在します。それと同じで、ポジティブにも自分を生かす考え方というものがあるのです。
180㎝あれば、世間ではモデル体型だとほめられます。男性の服装だって、格好よく着こなせますよね?
もちろん、男装しろというわけではありません。『○○なのにかっこいい!』という表現ができるということです。
ドレスを着る機会があれば、ミニ丈よりもロング丈のドレスを着れば主役に匹敵する着こなしができます。
『自分は△△だから○○できない』を『自分は△△だから◎◎できる』
という風な考え方に変えていくのです。
片思いは、当然うれしいことも悲しいこともあります。
でも、どうせなら楽しい片思いをして、毎日を明るく過ごした方が良いですよね?
趣味をつくる
趣味に没頭すればその間、無駄なことを考えなくてすみます。
もし、趣味が特に思いつかないのであれば、運動しましょう。その際は、できるだけ激しい運動がおすすめです。
もちろんヨガやストレッチなどゆっくりした動作の運動でも良いのですが、長時間になると飽きが生じ、ゆっくりな動作のため、他のことを考える余裕もできてしまいます。
激しい運動の場合、考える余裕すらなくなりますので、すぐに集中しやすいのです。また、終わった後の爽快感も気持ちいいでしょう。
もし、運動が嫌いであれば、頭脳ゲームをしてみても良いでしょう。
心理学上、何度も同じことを繰り返すと、脳が『好きなのかも』という錯覚をおこします。もしかすると、それが趣味につながるかもしれません。
余談ですが、恋も一種の錯覚で、彼と何度も会ったり、話したりしているうちに、脳が『好きなのかも』と錯覚をおこすので、それが片思いに発展するようです。
男性に相談する
なぜ男性なのかというと、女性は話を大きくしたり、噂話が好きな傾向があるため、面倒なことになりやすいからです。
その点、男性であれば、下手に吹聴することもなく、親身になって聞いてもらえることの方が多いです。
もちろん、自分が思っていない返答が返ってくることがあるかもしれませんが、それでいいのです。
誰かに聞いてもらえるだけで、女性は気持ちが楽になります。
素直になる
ここまで読まれたあなたはきっと、うまく感情を表現できない、下手なタイプなのではないでしょうか?
そんなあなたには、できるだけ、自分の気持ちを押し殺さずに、素直になる努力が必要かもしれません。
ところで、涙活というものをご存知でしょうか?
涙活とは自発的に涙を流すことによって心の浄化を図る活動のことです。
涙を流すことは心と体に良い影響がありますので試してみてはいかがでしょうか?
泣くことは悪いことではありません。
怒ることも、嫉妬することも、とにかく感情をおもいっきり出してみましょう。
自暴自棄になって片思いを諦めないでください。
まとめ
あなたの気持ちを少しでも軽くするヒントは、見つかったでしょうか?
前向きに考えることができるかも、と感じてもらえたのであれば、それはあなたの成長、第一歩です。
繰り返しになりますが、嫉妬することは悪いことではないのです。
ここで、嫉妬の対象が、もし、彼そのものであった場合、あなたは彼に対して別の意味で憧れているのかもしれません。彼のようになりたいから、ライバル視しているということもあります。
人の感情には裏側があります。
相手のことばかり考えるより、自分の考えを先に考えることで不安やジレンマから解放されやすくなるでしょう。