亀は、現代社会においても鶴と亀と言うシンボルで、めでたいものとされています。亀は、万年と言って長生きの象徴でもあるのです。
また、亀と言うと浦島太郎で、それ以外であっても、亀が悪い役わりで出てくる話はあまりないはずです。
それだけに、亀が夢に出てくる場合は、重要な意味を持つと考えられます。
今回は、亀が暗示する夢占いの重要なメッセージについて解説していきます。
亀が家の敷地に来る夢
亀が自分の家の敷地に入ってくる夢占いは、非常な吉事を暗示しています。
金運などはわずかですが、最も重要な吉事は、家庭の安定、安全、平和を保つことです。
もし、現実に亀が家の敷地にきても、自由な状態にしておくことが家内安全を招きます。
捕まえて飼うと、全く意味が違ってきますので、現実でも夢の中でも、亀は自由にさせておきましょう。
家にいすわる亀が大きければ大きいほど、この吉事は大きくなります。
夢でも現実でもこの亀が去ると凶事になりますが、出て行ったかどうか判らずに姿が見えなくなるだけであれば、吉事ではありませんが凶事にはなりません。
亀を食べる夢
亀を食べる夢占いは、恋愛運や子供を授かる暗示です。
亀を食べる場合、日本人の風習ではスッポンになります。
スッポンは、もともと滋養強壮になり、疲れた体によく効くと言われていますし、実際にそれだけの栄養素もあります。
それを夢で見た場合は、健康運や仕事運にも吉事を示しますが、最も強い暗示は恋愛運です。
その次に子宝運となり、すでに交際している人は、さらに2人の仲が深まります。
ただし、金運は良くなりません。むしろ、少し下がり気味になります。
亀と話す夢
亀と話す夢占いは、近い将来にあなたか、あなたの近しい人に何か重大なことがおきる暗示です。
とは言っても、これは吉凶どちらとも言えません。
正直なところ、亀が教えてくれている情報が全てなのです。
ただ、夢の中で亀は自分だけが一方的に話しているのではなく、あなたと対話と言う形で話しているのを、あなたは客観的に見ているのです。
つまり、夢を見ているあなたの視点は、言ってみればテレビカメラのようになっているということです。
そのため、話の内容も聞きづらく、明確にはなりません。
ですが、とても重要な内容ですのでしっかり聞いて、しっかり覚えていて下さい。
目覚めた時、覚えているとしても安心せずに直ぐにメモを取って下さい。
人生を左右する出来事が述べられています。
甲羅に隠れて一切出てこない亀の夢
甲羅に隠れて一切出てこない亀の場合の夢占いは、あなたの防衛本能が高まる出来事があることを暗示しています。
また、現在あなたの運気が停滞しており、溜まっている状態であることも示しています。
現在、あなたは防衛本能を働かさなければいけない状況におちいってしまっています。
それは、運気が停滞していることにもつながっています。
運気の停滞が終われば、防衛本能を働かす必要もないのですが、残念ながら夢で一度でも亀が甲羅から出て来なかった場合は、運気の停滞は続きます。
防衛すべき出来事を避けることは難しいので、注意していなさいと夢占いは教えてくれているのです。
亀が死んでいる夢
亀が死んでいる場合の夢占いは、運気の一斉ダウンを暗示しています。
亀は、そもそもが吉事の表れである場合が多いのですが、死んでいるということになると、完全な凶事で悪いことが続きます。
金運、恋愛運、仕事運、家庭運、健康運など、全ての運気がダウンしてしまいます。
この時は、何をしても上手くいきませんし、そのことで精神も病んできます。
しかし、この時期が永遠に続くわけではありません。いずれは運気のダウンは止まります。
その時に、運気をアップするだけのバイタリティを自分が持っている必要があるので、この夢を見た時はできる限り大人しく静かにしていましょう。
エネルギーを身体に溜めるイメージで、日々瞑想するのも良いでしょう。
家の敷地にいる亀が外敵と戦う夢
家の敷地、もしくはその近辺で亀が外敵と戦っている夢占いは、亀に守られており、運気が全体的に上がっている暗示です。
特にその位置が、家の敷地から見て北にあたる部分ですと、非常に強い守りになっています。
みなさんは、四神獣と言うのをご存知でしょうか?
これは東西南北を守る神の生き物を言います。
東は青龍(龍)、南は朱雀(鳳凰のような鳥)、西は白虎(白い虎)、北は玄武(亀)、これに中央に黄龍もしくは麒麟を据えて家を守ります。
北の方向で亀が戦っていてくれる場合は、玄武の意味もあり、家庭運が非常に高い状態だと言え、総体的にも運気が良い知らせなのです。
この夢を見た時には、毎日東西南北に手を合せ、最後に家の中央にも礼をしながら手を合せましょう。
余談ですが、怪獣映画の「ガメラ」は玄武のことなのです。
亀に乗る夢
亀に乗る夢占いは、自分から向かえば幸運をつかめることの暗示です。
これは、まさに浦島太郎伝説のような話ですが、浦島太郎も亀に連れられていき幸運と不運に同時に見舞われました。
亀に言われた時、浦島太郎には選択肢がありましたが、浦島太郎は深く考えずについていくことを決めたのです。
確かに着いた先は、竜宮城で浦島太郎は他の人間が味わうことのない、素晴らしい体験と幸福に授かりました。
しかし、それに溺れたがために、帰ってから結局不運に見舞われます。
とは言え、行かなければその幸運はつかめませんでしたし、幸運をつかもうと思うのならば、夢でも亀についていくべきでしょう。
この夢は、ついていくことで必ず幸運に授かれることを示しています。
その後、不運になるかどうかは、その幸運をどうあつかうかによって変わってくるのです。
幸運だけに溺れるのか、幸運を利用して幸運を制するのかで、結果は大きく変わるということを知っておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は亀の夢占いが暗示する重要なメッセージについて説明してきました。
亀は幸運を呼び込み、時には守ってくれる存在でもあります。
しかし、どうあつかうか、またどういう状態であるのかで、全く間逆の意味も示してしまうのです。
ここを参考に、夢占いの中身を見極めて、暗示される出来事に対応しましょう。