今の世の中、自尊心が低い女性が多いとは誰も思わないでしょう。
しかし、人は誰しも必ず深層心理下にコンプレックスを持っており、表には見えて来ない自尊心の低さが隠されている場合があります。
外見には自信があっても、性格に自信がなかったり、性格に自信があっても、外見に自信がなかったりします。
また、家族や親族のことでコンプレックスを抱え、自尊心が低い人も珍しくありません。
今回は、自尊心が低い女性がなぜ幸せになれないのかについてお伝えします。
自尊心が低い女性は輝いていない
自尊心が低い女性は輝いていません。
人は、どんな外見であろうと、自信のあるものがあると輝いていて、生き生きと見えてくるものです。
生き生きとした人の周囲には、同じくポジティブな人たちが集まってきます。
すると、常にネガティブな思考におちいることなく、日々を自信を持って明るく生きることができ、元々自信のあったことにも磨きがかかっていきます。
周囲に集まる人間で、自分自身が活かされたり、ダメになったりしますので、自尊心が低い女性は、悪循環におちいってしまい、不幸になっていくのです。
妥協の連鎖にはまる
自尊心が低い女性は、どこかで「私なんて」と言う気持ちを常に持っています。
そのため、どんなことにも妥協をしてしまいます。
私のような人間にはこれで充分、与えられたことで満足しなければ、と無理に思い込むようになっているのです。
もちろん、人は与えられたもので満足することも時には大切ですが、ずっと心の奥底に不満やフラストレーションを抱えたまま妥協していても、良い結果は生まれません。
自尊心が低いことと、謙虚であるということは、全く違うことなのです。
引っ込み思案になる
自尊心が低い女性は、当然自信がないわけですから、どんなことにも気後れして引っ込み思案になりがちです。
せっかくチャンスなどが巡ってきても、自分からは進んでつかみにはいきませんし、役目が回ってきても辞退したりします。
常に自信がないために、何か新しいチャレンジに向かっていくということは皆無なのです。
結局は、どんなことでも妥協しながら、目の前にあることだけを細々とこなしていく日々をすごします。
新しい世界に飛び込まないために、さらに自信が持てなくなり、自分と言うものをずっと見誤ってしまったままになるのです。
意欲がない
自尊心が低い女性は、意欲に著しく欠けます。
これは、どんなことにも通じていて、異性関係でも「私なんて選んでもらえない」と人を好きになることすら、怖がっています。
仕事や学業、サークル、どんなことでも積極的に参加しないどころか、誘われても自分がいると場の雰囲気を壊す、迷惑をかけると遠慮してしまいます。
こうしていく内に、自分ができることが全く増えていかずに、周囲だけがどんどん前へ進んでいきます。
それを見てさらに自信を失い、自尊心がズタズタになっていくのです。
将来に希望が持てない
自尊心が低い女性は、仕事でも、家庭でも、将来に何の希望も持てないでいます。
どうせ私の人生なんてこんなもの、と言うのが口癖で、何ら変わろうとはしません。
変わろうとしても無駄だと思っているのです。
自分のような人間には、良い仕事もなく、良い男性にもめぐり会うことは不可能だとも思っているのです。
また、良い方向へ持っていこうという意欲もありません。
異性関係でも全ていいなりになる
自尊心が低い女性は、男性関係などにおいても全て言いなりになる傾向があります。
これは、DVなどを招く要素があり、それでも自分にはその程度の相手でも充分と思ってしまいがちになります。
こうなってくると、相手の男性はどんどん増長して、好きなように振る舞うようになります。
金銭的な面、女性関係、何でもありで、常に女性がガマンしなければなりません。
しかし、自尊心が低い女性は自分から別れを選択することは中々できません。
結果、ボロボロになるまで男性に利用されるようになります。
仕事も選ばなくなる
自尊心が低い女性は、自分を大切にすることを知りません。
色々な理由やキッカケはあるでしょうが、お金が必要になれば、仕事を選ぶようなことはしません。
自分を捨てるような仕事でも、自分みたいな人間は仕方がないと何でもやってしまいます。
しかし、そうして稼いだお金も、騙されたり、貢いだりしてなくなっていきます。
すると、ますますエスカレートしていき、取り返しのつかないことまでやるようになるのです。
基本的にだらしがない
自尊心が低い女性は、基本的にだらしがないと言えます。
良く見せる必要性を全く感じませんので、部屋や自分自身も一切飾ろうともしませんし、汚いままだったりします。
人にどう見られるかは、どうでも良いのです。
それは、何をしても無駄だ、と思っているからに他なりません。
何を良くしたところで、自分などが良く見えるはずがないと思っているのです。
人は何のために生きているのか
自尊心は、低くても、高くても良くはありません。
自尊心が低い女性は、まるで自分を捨てているかのような生き方をしますが、人は何のために生きているのでしょうか?
自分をさげすんで生きるために生まれてきた人は、一人もいません。
自信などなくても、自尊心を捨てる必要はありません。
どんなことであれ、自分がやってきたことにはプライドを持つべきですし、できないことには素直に謙虚であるべきです。
できもしない人間が自信にあふれているよりも、謙虚であることはずっと立派なことです。
しかし、幸福に生きる権利は、誰もが持っており、自尊心の高低でその資格が決まるわけではないのです。
してきたことは身になり、聞いてきたことは知識になっています。
それは、全ての人に等しくあるのだということをシッカリ覚えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、自尊心が低い女性はなぜ幸せになれないのかをテーマにお伝えしました。
自尊心の低い人は、確かに幸福にはなりにくいのかも知れませんが、無駄に自信にあふれている人よりは数段マシです。
人間は、行いによって常に平等なのですから、自分をさげすむ前にキチンと前を向いて生きていくことを考えましょう。
自尊心が低く不幸になる人は、ある種、傲慢な部分もあります。
それは、自分よりも不幸で何もできない人もいるのだ、と考えが及ばないことにあります。
自分はそれなりに恵まれているのだと知りましょう。
内容に共感しました。
自尊心は、低くても高くてもいけない。自信を無くしたときは、自分より下を見て安心するようにします。