大好きな彼氏と喧嘩をしてしまった……気まずいやら腹立たしいやら、気分が悪いことこのうえないですよね?
いくら「末永い関係において喧嘩はつきもの」とはいえ、積極的にやりたいものでもありませんし、展開次第では相手からのお別れや浮気へと発展してしまいかねないのも、正直怖いところです。
そこで今回は、不本意な結果を招かないためにも、彼氏と喧嘩したときにあなたが絶対にやってはいけない行動について、お伝えします。
反論の余地もないほど言い負かさない
彼氏と喧嘩したときに「相手を理詰めでやりこめる」のは、絶対にやめておきましょう。
自分勝手な言い分に腹が立つ気持ちはわかりますが、あなたがことごとく論破していくと、男性は傷つけられた自尊心を守るために「こいつは聞く耳を持たない」「言っても無駄だ」と諦めて口を閉ざすか、逆上するかのどちらかの手段をとるしかなくなります。
特に、言い訳・反論の余地も与えず、まくしたてるような女性の前では、男性は完全に、貝のごとく黙り込んでしまいます。
そして、不満ばかりをためこんだまま、話を聞いてくれる癒し系の女性のもとへと走ってしまうのです。
彼氏と喧嘩したときは、まず一度、言い分を聞いてあげましょう。
そのうえで、どうしてもあなたが納得いかない部分を抜粋して「話し合い」をするよう心がけると良いでしょう。
感情丸出しで接しない
彼氏と喧嘩したときに「感情的になる」のは、絶対にやめておきましょう。
ヒステリーをおこす・すぐに泣く・過度にふてくされるなどは、どれも男性をうんざりさせるだけ。
最初のうちこそ、大事な彼女を傷つけた罪悪感で大切にしてくれたとしても、そのうち「泣けばすむと思って」とか「また悲劇のヒロインぶってる」と冷められてしまうのがオチです。
特に、目の前の相手に泣かれたときなど、相手は潜在意識では必要以上に罪悪感を抱いています。
それが繰り返されると、無意識の領域で理不尽さに対する反感や、「悪者になりたくない」という心理が働き、やがて自分に不快感を与えてくる相手に対して嫌悪感を抱いていくのです。
彼氏と喧嘩したときに、ヒステリックに泣いたり騒いだりしたところで問題は解決しません。
カッ! となったら、少し席を外すなど、冷静に解決策を話し合えるように自分自身をコントロールしましょう。
過去の事を持ち出すのは止める
彼氏と喧嘩したときに「過去をむしかえす」のは、絶対にやめておきましょう。
よく彼氏と喧嘩になったときに「あのときも○○だった」「前は××って言っていた」と、どんどん時間軸をさかのぼってまくしたてる女性がいますが、言われている男性が「そんなにつらい思いをさせていたのか」と、過去を悔いて反省することはほぼありません。
それどころか「どうして終わった話を、今持ち出すのか」と、理不尽極まりない展開にうんざりしていることに気づいてください。
もともと女性は「過去は過去」として記憶と感情を蓄積していきますが、男性はそのときそのときで解決する(解決した)という認識で生きています。
つまり、女性が現在進行形だと思っている事柄の大半は、男性にしてみれば、とっくに決着がついている話なのです。
ただでさえ、今この時点を面倒だと思っているのに、さらに面倒事を追加されれば、その場から、ひいては相手から、逃げたくなりますよね?
喧嘩をするのは、あくまで現時点についてだけにしておきましょう。
意思表示をしないで黙りこむのは止める
彼氏と喧嘩したときに「無視・無言」は、絶対にやめておきましょう。
彼氏のほうが口が達者だったり、威圧的といった理由から、素直になれないあなたの感情のありようまで言い争う気になれず、だまりこんでしまうケースが多々あります。
しかし、基本的に「その日の喧嘩はその日のうちに」なんらかのアクションを起こしておきましょう。
仲直りまでできれば良いですが、今はどうしても話したくないと思うなら「冷静になるまで3日ほど時間を下さい」など、意思を伝えておくことが大切です。
基本的に男性は、いつまでも面倒事を引きずりたくないものです。加えて「見通しが立たない」ことに労力を使いたいとは思いません。
無視をされれば意固地になるのも、男性という生き物の性質です。ある程度、意思を伝えておくことで、相手もあなたに対してアクションを起こしやすくなります。
無視や無言は、歩みよる余地さえ奪ってしまいます。
どんなに腹が立とうとも、彼氏と喧嘩したときは、最低限の余地は残しておいてあげましょう。
仲直りまでの時間をかけすぎない
彼氏と喧嘩したときに「喧嘩を長引かせる」のは、絶対にやめておきましょう。
喧嘩そのものが、すでにストレスです。
それが長引けば長引くほど、お互いに気まずくなりますし、仲直りのきっかけもつかみにくくなってしまいます。
どんなに長くても、3日以内に収めましょう。
相手がこないなら、こちらからアクションをかけてあげることで、きっかけを与えられます。
それに乗ってこず、意固地になるなら、それは彼氏の器が小さいだけのこと。
ずるずると険悪な状態が続けば、そこにつけこんでくる女があらわれる可能性も高くなります。
彼氏と喧嘩した直後は、顔も見たくないかもしれませんが、とりあえずなんらかの働きかけだけはしておきましょう。
相手から謝ってくるのをひたすら待つのは止める
彼氏と喧嘩したときに「相手から謝ってくるまで待つ」のは、絶対にやめておきましょう。
「自分が悪いと思っていても、絶対に頭を下げてこない」というのは、本当に腹立たしいものです。
ですが、悲しいかな、男性とはプライドの生き物。
相手に頭を下げる=自分が下位になる……これほど屈辱的なことはありません。
しかし一方では「悪かったな」「怒っているだろうな」「謝っちゃえばいいのはわかっているんだけどな」から「これでふられたらどうしよう」まで、ぐるぐる葛藤しているのも男性です。つまるところ、「素直になれない」のです。
そこで、そんなかわいい男性のために、あなたから助け舟を出してあげましょう。
「さっきはごめんね」の一言に、どんな答えを返してくるにしろ、内心では先に言い出してもらったことに対して救いを感じています。
彼氏も「こちらこそごめん」という言葉を言い出しやすくなります。
たった一言で2人の仲が深まるなら、安いものです。
彼氏と喧嘩したときは、ぜひ、あなたから声をかけてあげてくださいね。
安易に家出をしない
あなたが同棲している場合、彼氏と喧嘩したときに、暴力や暴言などで身の危険を感じる場合を除いて「すぐにプチ家出する」のは、やめておきましょう。
「追いかけてきてほしい」「頭を冷やしたい」など理由はいろいろあるでしょうけれど、置いていかれた方は、ストレスと寂しさを感じるもの。
それが頻繁に続けば、不安定な状態に疲れ果てて、癒してくれる女性になびいてしまう可能性が高くなってしまいますし、「あいつはすぐに出ていくけどそのうち帰ってくるから」と、変な慣れを生み出してしまいます。
1~2時間外に出るのが、ぎりぎりのライン。それ以上は、喧嘩の苛立ちに心配が加わるので、余計相手の感情をこじらせてしまいます。
できることなら、外に出た際に、LINEやメールなどで「○時間で戻ります」といった一報を入れておくと良いですね。彼氏も、その時間を目安に頭を冷やすことができるはずです。
彼氏と喧嘩した時点で、本気で冷めきっていて、「もう別れてもいいや」と思っているのではない限り、ひとかけらのやさしさや気遣いだけは、常に相手に与えてあげるように心がけましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
彼氏と喧嘩するのは、本当に気まずいものですよね?
しかし、喧嘩して初めて見えてくるものだってあるはずです。
そうやって、赤の他人だった2人が、価値観や考え方を理解しあい、愛情を深めていくのが恋愛です。
どんなに彼氏と喧嘩しても、最低限の気遣いだけは忘れないでいましょう。
たとえ、素直になれない彼氏でも、内心ではそんなあなたに惚れ直すはずですよ。