彼との不倫をドライに楽しむはずが、嫉妬心で泥沼にはまる理由

    不倫 嫉妬『こんなはずではなかった』

    生きていると少なからずそう思うことがあります。

    理屈では、頭では割り切っていても、気持ちが付いていかない。心が勝手に暴走する感じ。自分の中が揉めている様な感じ。

    特に恋愛に置いてよく起こりがちですし、ましてや道ならぬ関係ならなおさらのこと。

    どうしましょうか? あなたのその不倫。

    嫉妬心の泥沼、そこはあなたが本当に望んだ場所なのでしょうか?

     

    彼との不倫をドライに楽しむはずが、嫉妬心で泥沼にはまる理由

     



     

    嫉妬という感情


     

    嫉妬という気持ちを細かく見ていくと、怒り、焦燥感、恨みつらみ、拒絶された感じ、敗北感、手に入れたい気持ち、無価値感、依存心、自分にはない感じ、惨めさ、うらやましさなど、不快な感情を混ぜあわせたような感情ですね。

    こんな感情、感じて居たくない。多くの人はそう考えるでしょう。

    ではなぜ、こんな感情が湧くのでしょうか?

     

    嫉妬はなぜ起きるのか?


     

    小さい赤ちゃんでも、お母さんが人(のようなもの)に笑顔を向けた様子に嫉妬する、ということが分かっています。ということは、嫉妬は、学習して体得するのではなく、人が生まれ持った感情であるということです。

    心理学的に考えると嫉妬の元となるのは、『自信のなさ』や『不安』であり、『誰かと自分を比較した時』に起きるといわれます。

    でも、あえてここでは、心理学者アルフレッド・アドラーの創始したアドラー心理学のアプローチで考えてみましょう。

    『感情さえも、何らかの理由(目的)によって、あなたが選択している』

    これがアドラー心理学の基本です。

    それでは、あなたは『何のために』嫉妬という感情を手離さないのでしょうか?

     

    嫉妬という感情の役割


     

    アドラー心理学をベースとしたカウンセリング事業を営むヒューマンギルドの代表、岩井俊憲さんによる嫉妬の定義づけは、以下のようになります。

    『嫉妬とは、他者(第三者)によって自分の地位、所有物が危険にさらされたとき、疑惑を伴って他者、あるいはパートナーを引き下げよう、排除しよう(または、パートナーをつなぎとめよう)として使われる感情』

    ここでのポイントは次の3つです。

    ・嫉妬は、自分の地位、所有物の喪失の懸念と関係している
    ・嫉妬は、疑惑を伴う
    ・嫉妬は、他者(パートナー)を近づける/遠ざける心理作用

     

    出てきました。嫉妬の役割は『他者を近づける、または、遠ざける』こと、なのです。

     

    人生のタスクと不倫を考えてみると


     

    視点を変えて、不倫について考えてみます。

    好きになった異性に奥様がいて、それでも恋愛関係に踏み切ってしまった場合、不倫という関係になるわけです。

    アドラーは、『全ての悩みは対人関係に行き着く』と述べています。そして、この対人関係の悩みについても、原因があって悩みが生まれてきたのではなく、自分の目的に沿っていないから悩んでいる、と考えます。今の状況と、理想の状態とでギャップがあるからこそ、悩みが生まれるのだ、ということです。

    重ねて、人生のタスク、つまり課題には以下の3つがあると考えました。

    ・仕事の課題
    ・交友の課題
    ・愛(夫婦・恋人)の課題=運命共同体の課題

    そして、下に行くほど難解であるとし、仕事の課題が解けない者は、愛の課題は解けないと言われます。

    なぜなら、下に行くほど、他者との距離が近くなり、時間も無制限になってくるからです。

    ここで質問。不倫の関係は、どのタスクに入るでしょうか?

    当然仕事ではありません。義理で付き合っているのではないのです。

    友人とも違いますね。もっと複雑な感情が動いています。

    愛でしょうか? 近い気がしますが、不倫相手との関係は運命共同体ではありません。

    正解。どこにも入りません。

    もちろん、相手が離婚して、あなたと新しく結婚したら、それは愛の課題となります。しかし、不倫の間は人生の課題のどれでもない。まして、結婚する可能性がない割り切ったドライな不倫は、人生の中でどういう位置を占めるのか?

    ・・・ひとときの幻 と定義付けることができます。

    厳しいことを言うようですが、どんな苦しい感情が付きまとっても、不倫は遊びに過ぎない、と言えるのです。

    難解な愛の課題から逃避し、愛の課題を模倣した関係に戯れている(たわむれている)状態。この幻に真剣になるから苦しくなっていくのです。

    真剣にならなければ?

    元々割り切ったドライな関係を楽しむはずだったのでは?

    仕事の課題の距離感と時間枠で、愛の課題を模倣する。これが器用に継続できれば楽しめていたでしょう。

    しかし、残念ながら、人間とはもっとトータルなモノのようです。心が身体を鼓舞し、身体が心を引っ張ります。もう既にあなたが器用に割り切れていた時期は過ぎてしまいました。戻ることは不可能です。

    その証拠が、あなたの抱く『嫉妬心』なのです。

     

    嫉妬による罠


     

    前述のように、人は感情さえも自らの目的を達成するための手段として使います。嫉妬の役割は『他者を近づける、または、遠ざける』ことでした。

    どんな風にして、人は半分無意識に嫉妬を使って、他者を近づけたり遠ざけたりするのか? をみてみましょう。

    カウンセラー原裕輝先生の唱える『嫉妬による罠』には、以下のようなものがあります。

    コントロール:私は嫉妬という不快な感情を感じて苦しんでいるのだ、ということを盾に使って、相手を責める、あなたのせいだから責任を取れと脅す、私が嫉妬を感じないようにしろと強要する等が起こります。結果、相手は疲弊し、嫌になって遠ざかります。

    自責:私はダメな奴、私には魅力が無い、と無価値感を感じて自分を責め、次に自己嫌悪におちいります。結果、相手は呆れて嫌になって遠ざかります。

    不信感:あなたはきっとこうするだろう、きっとこうなるだろうとネガティブな思い込こみをして、相手に対して不信感を抱きますが、実はここには自分が相手の立場だったら、無価値な私に対してこういう行動を取るだろうという投影の心理が働いています。結果、やはり相手は嫌になって遠ざかります。

     

    思い当たる感情はありましたか? これらは全て嫉妬が二次的に起こしていく罠なのです。あなたの一番奥にある何かは、感情を使って相手を遠ざけているようですね。

     

    これからどうしよう?


     

    ここまで、『嫉妬という感情』と『不倫ということ』について深めてきました。

    あなたは、どう考えたでしょうか?

    アドラー心理学では、人間の幸せは、自分のことが好きで、他人を基本的に信頼できて、自分が周囲や社会に貢献できていると感じる、という三条件を満たしたときに達成されると考えます。

    不倫という関係はどうでしょうか?

    成立させるために、あなたも相手も周囲にも自分たちにも嘘を付き続けていますね。これでは、あなたは自分自身を好きになることはできないし、相手を信頼することも、周りに貢献している感覚も持てないでしょう。

    不倫相手が、彼の奥さんが、周りが、そしてあなたの感情が・・・

    不倫の関係を終わらせられない理由はたくさんあるでしょう。

    いずれにしても選択肢は二つ。

    ・現状のまま不倫関係を続ける。
    ・不倫関係を、何らかの形で精算する。

     

    この決断ができるのは、あなただけです。そして、その時期は、あなたが決断したくなった時。いつでも良いのです。

    あなたは、納得するまで不倫関係を堪能してもかまわないのです。

    でも、あなたの心が『決断すべき時』を告げたなら、どうぞ潔く決断してください。そして、それを実行し、やりきってください。

    あなたには、その決断を実行するだけのパワーがあります。

     

    まとめ


     

    いかがでしたか?

    最近人気のアドラー心理学ですが、問題解決思考の心理学として有名です。過去のしがらみはさておき、この先どうしていきたいの? と自らに問うていく方向性です。

    さて、アドラー心理学での分析を理解したあなたは、これからどうしていきたいのでしょう?

    静かな落ち着ける環境に自分を置いて、あなた自身に決めさせてあげてくださいね。

    28歳になるまで、それなりに恋愛をしてきましたが、どれも後味の悪い別ればかりでした。

    そんな私も、あることをきっかけに変わることができました。

    幸せな恋愛ができてないなって感じる20代の女性の方には、解決に向けたちょっとしたヒントになるかなって思います。

    >> 捨てられる女から脱却した5つのきっかけ



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