引き寄せの法則や成功の法則、幸せの追及などで、何かと耳にする潜在意識。意識には2つの領域があり、普段の生活の中での判断や決断、選択などは、「顕在意識」が使われています。一方、潜在意識は、過去に起こった出来事や、感情、欲望、印象などを司っています。
私たちのこの2つの意識の割合は、顕在意識が10%、潜在意識は90%と言われています。潜在意識は、望む自分を手に入れるために、とても有効ではありますが、潜在意識は知っているけれど、うまく使うことができないという人も少なくないででしょう。
そういう人は潜在意識に上手にアクセス出来ていないからかもしれません。この、普段ほとんど使われていない、潜在意識にアクセスする方法を知り、望む自分になって、引き寄せや成功、幸せを手に入れましょう。
望む自分をイメージする
今、あなたが求めているなりたい自分は、どんな自分ですか? そして、なりたい自分は、どんな物を見て、どんな音(音楽)聞き、どんな気分でいるでしょう。
私たちは、普段、顕在意識で判断、決断していますが、潜在意識では、判断、決断をしません。
潜在意識では、あなたがイメージしたことに対し、今、もうすでにそうであるとインプットされます。そのため、イメージする時になりたい自分になるのは無理だ、という思いがあると、「無理な自分」が潜在意識にインプットされてしまいます。
なりたい自分をイメージするときは、それが、出来る出来ないではなく、そうなった自分だけをイメージするようにしてください。繰り返し、イメージすることで、潜在意識に情報が蓄積され、よりなりたい自分に近づくことが出来ます。
アファメーションする
アファメーションとは、声に出し、宣言することです。
あなたが、イメージした自分を声に出して宣言してみましょう。自分で声に出し、耳で聞くことで、あなたがイメージしたことが潜在意識により強くインプットされます。
また、他の人に宣言するとより効果的です。そうすることで、他の人の潜在意識の中にも、あなたのイメージがインプットされ、あなたの望む環境や状況に近づくことが出来ます。
左手を使ってみる
潜在意識にうまくアクセスすることが出来ないという人は、「イメージ」することが苦手だという人も少なくないでしょう。
顕在意識は、知識や判断を司る左脳、潜在意識は、感覚やイメージを司る右脳を使っています。
潜在意識を司る右脳は、左半身を操作しているので、左手を使うことで、感覚やイメージがしやすくなります。イメージすることが、苦手だという人、またはより潜在意識に働きかけ、何かを成し遂げたいという人は、左手を使ってみると効果があります。
普段の生活の中で、スプーンやマウス、などを左手で使ううちに、よりリアルなイメージが出来るようになります。
寝る前と起きた時にイメージする
潜在意識は、リラックスしているときや睡眠中に活動しています。そのため、寝る前や起きた時に望む自分をイメージすると潜在意識にアクセスしやすくなります。
ベッドに入り、眠りにつくまでの間、リラックスした状態で、望む自分を強くイメージしてみましょう。また、朝は、望む自分になっているとイメージして起きるとさらに効果があります。
その他、瞑想も潜在意識にアクセスするために有効な方法となりますので、生活の中で、ゆっくりとリラックスできる時間を作り、その中で、望む自分をイメージすると良いでしょう。
イメージしたことを感じてみる
望む自分をイメージするとき、五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)でどんなことを感じているかをイメージしてください。そして、何か風景が見えたなら、それと同じ風景を見て見る、何か音楽が聞こえたなら、同じ音楽を聞いてみる、におい、味、感触も、イメージした時と同じ感覚を、実際に感じてみましょう。
五感を刺激することは、感覚を司る右脳を使っている潜在意識にアクセスするためにとても有効な方法です。
望む自分がイメージすることが出来たら、そのイメージをよりリアルに感じてみましょう。そして、そのイメージを実際に感じることで、潜在意識により強くインプットすることが出来、望む自分を手に入れることが出来ます。
まとめ
いかがでしたか?
潜在意識にアクセスするためには、イメージすることが、とても大切です。
普段、顕在意識の中で生活していると、望む自分というのを不可能と考えてしまいがちですが、潜在意識にアクセスすることで、そんな望みを叶える事も可能になるのです。
イメージは、可能か不可能に関係なく、自分の思うようにコントロールすることが出来ます。このイメージを有効に活用し、潜在意識にアクセスして、望む自分を手に入れましょう。