初デートが決まったとき、誰もが期待感と少しの不安を感じるものです。
不安の中で特に大きいのは、話が盛り上がらなかったらどうしよう、といった会話に関するものではないでしょうか?
その不安を、服装などのおしゃれで、少しでもカバーしようとするのは自然なことではありますが、初デートを次につなげられるかどうかは、全て、会話術にかかっていると言っても過言ではありません。
盛り上がる会話ができてこそ、「楽しいデートだった。また会いたいな」と思ってもらえるのです。
そうは言っても、あなただけでなく、会話力に自信のない方も多いと思います。
そこで、今回は初デートで失敗しないための会話術を7つお伝えします。
相手に好印象を持ってもらえる会話術ですので、ぜひ、マスターしましょう。
明るくはっきり挨拶をする
待ち合わせ場所で相手にあったら、モジモジと恥ずかしがるのではなく、明るい笑顔で挨拶をしましょう。
これは、恋愛に限らず対人関係での基本的なことですが、挨拶ができない人は好印象をなかなか持ってもらえません。
明るく挨拶をする、当たり前のことだと思われるでしょう。
ですが、当たり前のことをちゃんとできるということは、あなたが思う以上に相手に好印象を与えてくれます。
最初に緊張していることを伝える
緊張して強張った表情をしていては、せっかくのデートを楽しめません。
むしろ、相手に嫌な思いをさせてしまうことになります。
そういうときは、予め緊張していることを伝えておきましょう。
そうすれば、多少強張った表情をしていても相手は納得できますし、あなたのそのままの可愛さが好印象を与えます。
うまく会話しようとは思わず、まずは正直に緊張していることを伝えることは決して悪いことではありません。
相手の目を見て話を聞く
相手が話しているときは、きちんと相手の目を見て聞きましょう。
目が合うのが恥ずかしい人は、相手の眉間あたりでも構いません。
話している相手に対してよそ見をしたり、スマホをいじりながら話を聞くのは失礼です。
たとえ、あなたにとっても興味のない話題だったとしても、相手を知ることができるチャンスをとらえて誠実に話を聞くようこころがけましょう。
できるだけ笑顔を絶やさないことも忘れずにしましょうね。
相槌で関心を示す
「へえ」「そうなんだ」「ふうん」だけの相槌では、相手に「自分の話に興味ないんだなあ」ということが、バレてしまいます。
相槌というのは、単に会話の合間に言葉をはさむのではありません。
相手がもっともっと話をしたくなるように誘導する話の仕方のことを言います。
相手の話を聞いている中で、わからないことがあったら質問するようにしましょう。
そうすると相手は、「自分に興味を持ってくれているんだ」と感じて嬉しくなるはずです。
相手の話に合わせて体験談を話す
相手の話を聞いている中で、あなたにも似たような体験談があったとします。
そんなときは「私もあったよ」と話してみるようにしましょう。
ここで気をつけなければならないのが、相手の話をとってしまうことです。
まだ相手の話が途中なのにさえぎってしまうのは、相手を不快な気持ちにさせてしまいます。
長年連れ添った夫婦でもされて嫌なことに入るのに、初デートでしてしまうのは、あり得ないことですよね?
相手の話がひと段落ついたタイミングを見計らって話せば、相手も聞きやすいです。
また、同じような経験というのは盛り上がりやすいので、もっと盛り上がることもあるかもしれません。
相手の知らない個人名は控える
あなたが自分の話をするときは、相手の知らない個人名を言うのは、やめましょう。
例えば、友人と買い物に行った話をする時、わざわざ友人の名前を出して話したりはしない、ということです。
相手は、自分の知らない個人名を聞かされることで『疎外感』を感じてしまいます。
初デートは、相手に、あなた自身のことを知ってもらうことが大切です。
「こういう友達がいる」という話ではなく、「友達とこういう遊びをする」という話をしたほうが、あなたのことを知ってもらうことができ、次の話題へと広がりやすくなります。
今日のデートの感謝を伝える
最後に、デートの終わりにはその日一日の感謝の気持ちをしっかりと伝えましょう。
今ではメールなどで感謝の気持ちをまとめた文章で後日伝えることができます。
ですが、大事にしてもらいたいのは、伝えやすさよりもリアルタイムの感情です。
試行錯誤して練った挨拶を後で送られるよりも、たどたどしてくても、感謝の気持ちをその場で伝えられるほうが、相手の気持ちに届きます。
上手に文章になんかできなくて良いんです。
帰り際にただ一言、「今日はありがとう」この言葉で十分、あなたの気持ちは相手に届くでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
あなたの初デートまで、残り何日ありますか?
初デートは、ただでさえ緊張します。予行演習なしに、初デートで、これら全部を試そうとするのは、いささか無謀です。
いくらかは残された時間があるはず。
友達や家族を使って、日常会話の中で、ここで紹介した会話術のエッセンスを練習しておきましょう。