もう少ししたら犬を飼っている人よりも、猫を飼っている人のほうが多くなるかもしれないと言われるくらい、猫ブームな今。
猫の生態について紹介される機会も多くなっていますが、そんな中、最近猫系男子という存在がいることをご存知ですか?
「私の彼は気まぐれだし、猫系かも」
なんて感じている人も多いかもしれません。
マイペースでクールにふるまうゆえ、誤解されやすいところもある猫系男子ですので、今回はそんな彼らの生態(性格や行動パターン)に始まり、うまく付き合っていくコツをご紹介します。
とにかくマイペース。干渉されることが嫌い
猫系男子は、自分のペースを乱されることを嫌う特徴があります。
たとえば、テレビを一緒に見ていたのに、気づいたら隣で漫画を読んでいたり、服を買いにいこうと出かけたのに、いつのまにか家電製品のコーナーで釘づけになっているなんてことは、猫系男子にとっては日常です。
そんな彼の行動に
「自分のことをないがしろにされている」
「私がいなくてもいいのでは」
と不安になってしまうと思いますが、彼らは決してあなたをないがしろにしているわけではありません。
あなたの横で、自分の好きなことに熱中しているということは、あなたに心を開いているということなのです。
実際の猫も、個体差はあるにしても、常にじゃれついてくるわけではなく、こちらが声をかけても来ないことはあたりまえです。
また、「借りてきた猫のよう」なんて言葉もありますが、気を許してない間はおとなしくなるように、猫系男子も気ごころを許しているからこそ、あなたの前で自分のしたいことをするようになるのです。
そんな彼に対し
「一緒にテレビ見てたのに、何でマンガ見てるの! 一緒に見よう」
と促したり
「今日は家電じゃなくて、服見に来たんだから早くいこう 」
などと、即座に言ってしまうのは避けたほうが無難です。
猫も、無理矢理、自分の膝の上に置くと怒ります。
それと同じで、猫系男子も、自分の行動を制限されると、人一倍、息苦しさを感じる傾向にあります。
度が過ぎるマイペースは問題ですが、ある程度は彼の行動を許してあげましょう。
また、会話がしたくなった際は「今のシーン面白かったね」と、新たに彼が興味を持ちそうな話題を提供したり、彼が楽しんでいるものを一緒に楽しめるようになると、二人の仲はより一層深まるでしょう。
マメさはないけど、自分が放っておかれるのは嫌い
マイペースゆえ、電話やメールなどの連絡はあまりなく、返事が返ってこないこともしばしばです。
そのため、あなたも「まあいっか」と、あまり連絡を取らないでおくと、彼はすねてしまいます。
こうやって書くと、なんてわがままな男だと思われるかもしれませんが、それは本来さみしがり屋な一面があるからなのです。
さみしいけれど、かまわれすぎるのはいや、何とも難しい性格ですが、かわいらしい一面ととらえることもできます。
あなたのメールや電話で、そっけないふりをしておきながら、実は内心うれしい部分もあるのです。
ですから、返事が来なくても、一日最低1回は連絡を取るようにしましょう。
無関心に見えて、あなたに興味津々
自分の世界観を大切にしている彼ですし、あまりベタベタしてくることもないので、「私に興味ないのかな」と感じてしまうかもしれません。
しかし、新しい猫が来たら、嫉妬のあまりその猫を攻撃してしまう猫のように、彼も嫉妬深いのです。
あなたが自分の横で違う人と電話で話をしていたり、誰かの話を楽しそうにしたとき、実は、彼は嫉妬しています。
しかし、猫系男子は、それをうまく表現できないため、彼女からすると、彼の気持ちがわからないということになってしまうのです。
気紛れな彼ですが、あなたを思う気持ちは本物です。
甘えてきたときには、しっかりと受け止めて、愛を育んでもらえたらと思います。
けっこう繊細。さりげない気遣いをほめてあげる
マイペースで淡々としているので、強い男に思われがちですが、実は繊細な面があります。
普段はそれほどあなたのことをかまわなかったり、マイペースに過ごしているのですが、誕生日や何かの記念日などは、大切にする傾向にあります。
また、普段の生活の中でも。気づいたら車道側を歩いてくれていたり、さりげなく飲み物を用意してくれたり、不器用ながらも気を使ってくれています。
ふと口から出た欲しいものを誕生日に用意してくれたりと、あなたのことを見ていないようで、しっかりとみているのです。
まとめ
猫系男子の特徴を書いていきましたが、いかがでしたでしょうか?
一見難しい人のように感じますが、猫系男子は、ほかの男性にはない、味わいが多くあるように思います。
素直に感情表現ができないからこそのかわいさや、普段そっけなくされているぶん、やさしくされた時のギャップなど、魅力がたくさんあります。
ただ、一つ言えることは、猫系男子と付き合うには、自分自身も、きちんと一人の時間を過ごせるようになる必要があるということ。
常にかまってもらいたい。
好きになったら一緒に毎日いるのが当たり前。
という価値観では、猫系男子と付き合うのは、しんどいかもしれません。
もし、あなたが本当はかまわれたい、毎日一緒にいてベタベタしたい人なのに、好きになった人や彼氏が猫系男子だったら、自分と向き合う時間がきちんと取れる、素敵な女性に成長するチャンスだと思って、頑張ってくださいね。