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マーケティングに役立つ認知・行動心理学7選

認知心理学 行動心理学

仕事をしている人には『マーケティング』は、馴染み深い言葉です。これからの仕事術や経営術にマーケティングは欠かせません。しかしながら、現在はマーケティングの意味を穿き違えて使用されているケースが多いようです。

マーケティングで一番重要な事は、カスタマーニーズです。カスタマーニーズなくして、マーケティングはあり得ません。そう言うと、今回お教えする認知及び行動心理学によるマーケティングは、間違っているのではないかと思うかも知れません。

しかし、そうではありません。

例えば、ユーザーが真に望む商品が開発されても、マーケティング無くして認知、売れることはありません。マーケティングにおいては、心理学ありき、方法論ありきで実践するのではなく、まずはしっかりとカスタマーニーズを捉え、そのニーズに充分応え、提供出来る様になっていることが前提として行わなければなりません。

せっかくのアイディアや商品もマーケティングなくしては宝の持ち腐れと言えますし、マーケティング技術に優れていても、カスタマーニーズを実体の無い操作だけで誘発したなら長続きはしません。ここでは、飽くまで前提を外さない上でのマーケティングにおける認知・行動心理学をお教えします。

スノッブ効果で稀少性を演出する

スノッブ効果とは、その商品が特別であると言うことを訴える効果です。

マーケティングにおいては、非常に役立つ心理学と言えます。限定○個や日本○個のみなどと言った言葉に多くの人は弱いものです。

また、この心理は、安価では効果が薄いと言えます。ある程度の高額であるからこそ、限定品の価値が上がり、他者が持たない物と言った意識が芽生え購入欲に繋がります。

ザイオンス効果で親しみを持たせる

ザイオンス効果とは、心理学では、親しみや、近似性を感じさせる方法としてお馴染です。例えば、CMなどで、詳細に商品内容やサービス内容を紹介するよりも、店名を連呼したり、フレーズ化したり、更には単調で覚え易いメロディなどによって、詳細な中身の説明よりも、とにかく、人の記憶に残しておくと言う手法になります。

内容が判らないにも関わらず、記憶に強く残っていると言う事は、購買欲に直接訴えることは無くても、営業トークに繋がり、来店数は確実に伸びる為、効果を発揮します。

ウィンザー効果で評判を操作する

心理学として聞くと小難しそうに聞こえますが、これはいわゆる口コミや、噂による評判のことです。

今や、ネットを活用し、口コミサイトなどをチェックした上で、店舗を利用する事はよくある事だと思います。

ウィンザー効果は、その評判を提供する人物が第三者であることが重要になるのですが、ネットが普及する以前から、企業がサクラを使って、良い評判を世間にばら撒くのは常識でした。

そう言う観点から考えると、ネット時代の現在は、サクラを利用した高評価をユーザーに提示する事が容易になった事で、あらゆる企業が、知ってか知らずか、ウィンザー効果を利用しています。

プライミング効果で想定の答えを導く

後の導き出したい答えの為に、予め連想の為の刷り込みをする方法です。

自身が導き出したい答えの為に、直接的に尋ねるのではなく、先にその答えが出るであろう話をしておくのです。例えば、フルーツの話をしてから、赤色で連想するものは? と尋ねると多くの人が苺、リンゴなどの赤い色のフルーツを連想してしまいがちになるのです。

プラシーボ効果で効き目を訴える

プラシーボ効果は、今や多く一般の人も知る心理学です。この効果は治療だけでなく、マーケティングにも充分応用可能です。効き目を訴える事が重要と言うだけですので、数値や内容を宣伝文句に入れるだけで効果があります。

例えば、○秒に○個売れている、○%の人が効果を感じています、○日で効果を実感など、今では良く耳にするフレーズではないでしょうか? 正直なところキチンと統計をとった数値ではないのでいい加減な数値ですが、人はこういう言葉に弱く、またこの言葉を発するのが有名人であればあるほど効果を発揮します。

同調効果で安心感を植え付ける

こちらも心理学と言うとお堅いイメージになりますが、要は右にならえ的発想です。昔から『赤信号みんなで渡れば怖くない』などと揶揄されるように、人は万人が支持しているものに対して安心感を抱きます。

故に流行などは自然発生的ではなくても、操作して作り上げる事がいくらでも出来るのです。『流行っているから』、『みんながしているから』と言ったフレーズに、一番左右され易いのが、『日本人』とも言えます。

クレショフ効果で間口の広い入口を作る

心理学応用のマーケティングにおいて、画像はとても重要なものです。今や画像なくしてマーケティングはあり得ません。如何に画像を見せるか、それが大きな購買欲への要素となるのです。

商品だけでなく、名刺や広告において、親しみのあるキャラクターや人物像を描く事は、昨今当たり前になってきています。

これも心理学のクレショフ効果を狙ったものです。重厚感のあるものは信頼に、親しみのあるものはとっつき易さに繋がります。企業イメージにそって相違を出す事も重要な事です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

マーケティングに役立つ認知・行動心理学はこの他にも色々とあります。今回主なものや既に広く使用されているものも含めてご紹介しました。これをしたから必ず上手くいくと言うのではなく、こう言った事を念頭に置いて、複合的に使用する事で効果が上がります。

経営や商売も詰まる所、人間関係に行き着きますので、認知・行動心理学を利用する事が、これからのマーケティングの在り方なのです。

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