「ドーパミン」とは、幸せホルモンと言われるように、達成感を味わったり、喜びを感じた時に分泌されるホルモンのことを言います。
逆に、ドーパミン分泌を促せば、ヤル気がでたり、幸せを感じて日々過ごせたり…というようなことが起こって来ます。
ただし、注意しなければいけないのが、ドーパミンが過剰に分泌されると「過食」に悩まされたり、飲酒・喫煙・ギャンブル等にのめり込んでしまうメカニズムがあります。
この「ドーパミン」の過剰分泌を抑えるのが「セロトニン」というホルモンです。
太陽の光を浴びたり、リズム運動をしたり、ヨガや呼吸法、人とのふれあい・スキンシップなどで分泌されます。このセロトニンが分泌されることでドーパミンの過剰分泌を抑え心の平常心を保つことができます。
つまり「ドーパミンとセロトニン」は切り離せない関係、ということを踏まえた上でここではドーパミンの分泌を増強する7つの方法をお伝えします。
いつもとは違う道を通って通勤する
新しいことにチャレンジすることは脳を活性化させます。いつもとは違う新しい道を使って会社に行く、というだけでも脳は新鮮さ・達成感という快感を感じます。
この新鮮さ・達成感という快感=ドーパミン分泌とつながります。
また、新しい道を通って会社に行こうとすると、いつもより少し早く起きて、早く家を出て、余裕を持つことになります。そういった「いつもと違う」ことから達成感・新鮮さというものがうまれるのです。是非、無意識に歩いているその通勤通路を定期的に変えてみましょう。
新しいお店を開拓する
まだ一度も行ったことのないお店に行ってみましょう。
飲食店でも雑貨屋でもかまいません。とにかくどんどん開拓していきます。いい店よくない店を探す為、ではありません。、
新しさに触れようとすることが目的です。
ドーパミンは新しいものと触れ合うときに多量に分泌されるホルモンと言われています。ですから、はずれを恐れず新しいお店を開拓していきましょう。これもまた、脳の刺激になっています。
恋愛映画をみる
ドキドキしてときめく、ということはドーパミン分泌を促します。ドキドキときめき…それは何より「恋愛」で一番体感できるでしょう。
そうはいっても簡単に恋愛が出来るわけではありません。
なので、定期的に恋愛映画をみてみましょう。ドキドキとときめくようなハッピーなものがいいですね。
髪型・メイクを変えてみる
恋愛モードにひたったら、自分の髪型・メイクを変えてみましょう。
自分が変身することは、実はかなり勇気が必要ですが、イメチェンをした後の自分を想像することは、やはりワクワクするものです。
イメチェンすることで合わせられるファッションも変わってくるでしょう。周りの人の反応も変わるかもしれません。本当に素敵な恋愛が訪れるかもしれません。
このワクワク感がドーパミンを分泌させるのです。
目標を立て、達成した時のご褒美も決めておく
ドーパミンは、達成感を味わった時、そしてご褒美を貰えた時、に分泌されると言われています。ということは、目標を立て、達成した時のご褒美を決めておくといいでしょう。
なるべく達成し続けれるように、簡単なものから立てていきましょう。¥500貯金をして、¥5000たまったら、新しく開拓したお店にちょっと贅沢なランチ、なんてのはいかがでしょうか?
食事に気をつける
ドーパミンの原料は、たんぱく質です。必須アミノ酸やアミノ酸を含む食品を取ることが大切です。
必須アミノ酸というと、お肉(牛肉、鶏肉、豚肉)、魚(イワシ、サケ)、豆(大豆、豆腐)に多く含まれます。
これらの食品と共にビタミンB群(特ビタミンB6、ナイアシン)が必要ですもう一つ、ミネラル(鉄)を取ることも大切です。
また、最近では、ドーパミン分泌は「脳」だけではなく、「腸」で分泌されるという研究が発表されています。だとすると、食物繊維や乳酸菌をたくさん摂取すると、腸内細菌が正常に働くようになりますので、ドーパミンやセロトニンを正常に作り出すことができます。
マッサージを受ける
マッサージを受けると緊張した筋肉が柔らかくなり、当然、血液やリンパ液の流れはスムーズになります。
そうすると身体はだんだんと温まってきます。同時に深いリラックス状態となりα派が出て、心身ともに緊張から解放されます。と、同時に「幸せホルモン」つまりドーパミンが分泌されます。
マッサージを受ける、というと「贅沢」に感じるかもしれませんが、人が元気に生きていく為には「必要」なことだと言えます。
まとめ
いかがでしたか?
ドーパミン分泌が低下すると仕事や趣味に没頭できず「無気力」になってしまうといいます。
こういった日常の簡単な心がけでドーパミン分泌を増強していけるのです。意識しなければ、脳に変化を与えることのない毎日。少し意識すれば、いつまでもドーパミンとセロトニンのバランスが良く、イキイキとやる気に満ちた日々になるでしょう。