男性は、女性よりも視覚的な部分で女性を選ぶ傾向にありますので、やはり、キレイな女性はある程度モテます。
しかし、美しさにあぐらをかき、横柄にふるまっていては、いい男は寄ってきません。
最近、「プロ彼女」という言葉もありますが、そういった女性たちは、キレイさだけではなく、抜群の気配りを心掛けています。
特別美人というわけではないけれど、常に彼氏がいたり、男の人とかかわりがある女性もいますよね?
そういった女性たちも、男性が喜ぶツボを心得、気配りにたけています。
持って生まれた素質であきらめるのではなく、振る舞いで、これからモテることも可能です。
今回は、どんな気配りが男性に喜ばれるか、お伝えします。
あいさつはしっかりと
あいさつとは、人間関係において最も簡単に相手への思いやりを示せる行動でもあります。
あいさつが暗いと、相手はあまりいい気はしません。
最も形式化されて簡単に改善できるポイントなので、相手が思わず笑ってしまうような、気持ちのいい挨拶を心掛けてみましょう。
特に、朝のあいさつは大事です。
みんなが若干元気がない時間帯にこそ、明るい表情であいさつをするあなたに好意を抱く人は多いはずです。
あいさつは、最も簡単に気配りを示せるチャンスなので、しっかりモノにしていってください。
共有スペースの掃除などをしっかりする
会社の給湯室など、誰が掃除するか決まっていない場所こそ、気配りをアピールできる場所です。
ゴミがたまっていたら捨てたり、カップなども洗っておく、このちょっとした行動だけで好意的にとられます。
みんなが普段何気なく使っているところで、気にも留めないところを見つけて、快適に過ごせるようにするという行動は、気配りに必要な「一歩引いて全体を見る視点」を鍛えます。
あまり気配りに自信がない方は、まずこういったところから気配りの練習をしてみてもいいかもしれません。
お礼はしっかりと
高いところのものをとってもらったり、エレベーターを開けて待っていてくれたり、そんなささいなことでもお礼は必ず言いましょう。
善意の行動は見返りを求めていない場合もありますが、それでもお礼を言われると、人は「承認欲求」というものが満たされ、気持ちいいと感じます。
そして、気持ちよくしてくれる人のところに、人は集まるものです。
また、その場ではお礼が言えなかった場合でも、あとでお礼のメールをしたり、デスクにちょっとしたお菓子と一緒に「さっきはありがとうございました」などのメモを残しておくのも有効でしょう。
楽しいときにも一歩引いて周りをみよう
飲み会などで楽しく話をしていると、ついつい周りの状況は目に入りにくくなってしまいますよね?
しかし、気配り上手な人というのは、そんな状況でも常に一歩引いて周りを観察できており、相手が望むであろうことを先回りして提供できています。
例えば、飲み物。
いざ飲もうとしたときに空だったら、がっかりしますよね?
ですから、なくなりそうなときに
「もうなくなりますけど、何が頼みましょうか? 」
と声をかけてもらえるとうれしいものです。
また、食べ物の場合で、遠いお皿のものを見ている人がいたら
「これおいしいんで、○○さんも食べますか? 」
と声をかけてあげるなど、相手が望んでいると思われることをこちらから提案するという形は、気配りという観点からは、とても有効です。
しかし、こういった場で難しいのは、あまりそういう風に動きすぎても、気を使われすぎて、相手が疲れてしまう場合もあるということ。
なので、しっかり自分も楽しみながらというところを心掛けてこそ、真の気配り上手といえますね。
愚痴などに対しては意見を言わない
仕事場などで、男性と話をして愚痴を聞くこともあると思います。
男女同じように仕事をすることが多くなり、女性も「私も同じように仕事をしている」というプライドから、男性の仕事への愚痴を聞くとつい意見を言ってしまうこと、ありませんか?
確かに意見を言い合うことも大事ではあります。
しかし、男性は女性と比べ「井戸端会議」のように愚痴を発散する場は少ない傾向にあります。
そんな中、あなたに愚痴を言ってきたということは、彼はあなたを信頼し、癒してほしいと思っているゆえの行動です。
そこで愚痴を言ったにもかかわらず、開口一番
「でも、それはあなたがこう動けばよかっただけの話じゃないの?」
「私だったらこうしてみるけど」
などの意見を言われてしまうと、否定されたように感じ、心は離れてしまいます。
上記のような場面では、まず愚痴を言い出したら話を最後まで聞くほうが得策です。
そして、相手から
「○○ちゃん、どう思う? 」
など、意見を問われた際に初めて発言するのが理想です。
そしてその際は、たとえ意見があってもまずは
「大変だったね」
「○○君はすごくがんばってるんだね」
と相手をねぎらいましょう。
この言葉があるだけで、その後のあなたの意見についても、男性は受け入れやすくなりますし、自分のことを気遣ってくれていると感じ、好意的になります。
なぜ、愚痴をあなたに言ってきたのか、どのような言葉が欲しいのか、を考えて、相手の望む返答をするのが、モテる気配りです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
気配りとは、相手を思いやっての行動ですので、何か行動を起こすときは、よく相手を観察することが大事です。
自分がされてうれしいから、相手もうれしいはずだと思いこみ、相手に不愉快な思いをさせてしまうこともあります。
お伝えした方法は、おおむね万人受けする内容ではありますが、会社の空気などを見ながら、できる範囲で行っていただくのが良いと思います。
また、これらの行動は、相手を思いやった行動ですので、義務的ではなく、自然にできるようになってこそ、真の気配り上手と言えます。
あまり相手への気配りに気を使いすぎてストレスになってしまったり、周りに迷惑をかけないようなんでも一人で抱え込もうとしては、相手に気遣いをさせてしまいます。
そうならないために必要なのは、相手へ気を配るのと同じくらい、自分にも気を配ってあげることです。
ストレスを感じたら愚痴をいうことも大切ですし、相手に頼ることも必要です。
ぜひ上手にバランスをとりながら、周囲の人と良い関係を築いていってください。