何だか、仕事が楽しくない、モチベーションが下がったまま、そんな気持ちのままダラダラと毎日を過ごしていませんか?
一日の大半を費やす職場での仕事の時間。
せっかくなら、モチベーションを上げて、楽しく仕事をしたい。
そんな時に参考になる「モチベーションを回復させる方法」をお伝えします。
モチベーションが下がった理由をはっきりさせる
あなたの「仕事のモチベーションが下がった理由」はなんですか?
- 上司からの叱責
- 仕事上のミス
- 自分のプロジェクトが通らなかった
- 忙しすぎる
- 彼女と別れたばかり
などなど、仕事へのモチベーションが下がるきっかけがあったはずです。
まずは、最初のきっかけが何であったのかを明確にしてください。
もしかしたら、体調や環境の変化かも知れません。
その原因が判らないと、つぎの効果的な一手が打てませんし、原因が分かったことで、対処法が自然に浮かび、モチベーションが回復してくることもあります。
自分のミスは受け止める
仕事でミスした、または、他のメンバーのミスで仕事が上手く運ばなかったことでモチベーションが下がることもあります。
けれど、仕事上のミスは、次の仕事で挽回することが可能です。
他のメンバーのミスも、メンバー全体のミスと捉えて、改善策を考えます。
上手くいかなかったことに囚われていることが、モチベーションを下げる原因になる場合もあります。
ミスはミス、そこから学んだもの、得たものあるはずです。
事実を客観的に受け止めて、気持ちを切り変えましょう。
気持ちを切り替える
上司から叱責された、自分のプロジェクトが通らなかったことがきっかけで、仕事のモチベーションが下がった時は、落ち込む時間を決めて、それ以上は考えないようにする方法を取り入れます。
20代のあなたにとっては、上司の叱責が意に沿わないことや、初めてのプロジェクトが通らず、自分自身の努力やプライドが傷つけられたと感じるかも知れません。
けれど、叱られたり、ダメになったりしたものは、仕事に関することであって、あなた自身が否定されたわけではありません。
また、プロジェクトに関しては、その時に求められなかっただけで、今後また新たに何かを始める時に、それまでのノウハウはあなたの身になっています。
落ち込んでも、切り替える。このメリハリを意識して行うことで、あなたをも守る周囲の人の評価も変わってきます。
味方を増やす
仕事を、あなたにとってスムーズなものにして、モチベーションを上げる方法の一つに、あなたの味方を増やす方法があります。
モチベーションが下がっている時のあなたは、「誰も自分を判ってくれない」と感じているかも知れません。
しかし、世間には「2-6-2の法則」があります。
2割の人は、あなたの意見に反対、その他の2割は賛成、残りの6割の人は迷っているか、どっちでも良いと感じています。
あなたが仕事でモチベーションを回復したい時は、あなたの仲間がいることに気がつくこと、あなたを応援してくれる人を大切にすることが重要です。
普段のあなたが、誠実にきちんと仕事をこなしていれば、あなたを理解している職場のメンバーが、あなたを支えくれます。
その支えを感じることで、あなたの仕事へのモチベーションも回復していきます。
目標をたてる
大きな理由はないけれど、何となく仕事にやりがいを感じないためにモチベーションが上がらないあなたは、目標を立てる方法を取り入れると良いでしょう。
目標を立てるという行動は、実は、脳内の神経伝達物質のドーパミンの好物です。
ドーパミンは、人に学習意欲や、やる気にスイッチを入れる役割があります。
けれど、このドーパミンは、刺激がない退屈な生活が続くと、分泌が悪くなってしまう特徴もあります。
あなた自身が、まずは「やりたいことリスト」にやりたいことを書きだして、ドーパミンの分泌を促しましょう!
そして、やりたいものリストの1番には、実行可能な物を上げて、即実行に移します。
どんな小さなことでも、達成できた時は、嬉しいと感じますよね?
この感覚も、ドーパミンは「報酬」として感じ、また次の報酬が欲しくて、あなたのやる気を維持させようと働きます。
まずは、あなた自身が、脳のやる気スイッチを押してあげるのです。
生活を整える
生活が乱れていると、どうしてもモチベーションは下がります。
脳の栄養となる成分は、ブドウ糖だけと言われています。
たとえば、仕事が忙しくて2食しか食べない、食事時間が不規則な場合、意識して3食、規則正しく毎日同じ時間に取るようにこころがけ、脳に十分なブドウ糖を届ける様にしましょう。
また、可能な限り夜中0時までには入眠し、成長ホルモンの分泌を促しましょう。
そして、朝日を浴びて、体の目覚めスイッチ「セロトニン」を分泌させます。
セロトニンも心を落ち着かせ、モチベーションを回復させるホルモンです。
理由もないのに、モチベーションが上がらないと感じた時は、まず生活を整えて、脳の働きやホルモンの働きを整えてみると良いです。
思い切って平日に仕事を休む
疲労が蓄積し、気持ちの切り替えが上手くいかず、仕事へのモチベーションが下がっているあなたには、何よりも休息が必要です。
本当に、体がしんどい時は、ゆっくり部屋で休むことも必要ですが、できれば、雑踏をさけ、自然を感じられる場所にでかけるか、思いっきり笑える寄席や劇などを見に行くことが良いでしょう。
思いっきり笑うことや、自然に触れることは、あなたの閉塞した気持ちをほぐし、いつの間にかモチベーションを回復させてくれます。
それでも、気持ちが落ち込む、自分自身が嫌でたまらないと感じる場合は、心のクリニックやカウンセリングを受けてみても良いかもしれません。
自分に合った仕事を見つける
仕事のモチベーションを回復するために色々な方法を試してみたけれど、それでもモチベーションが上がらない時は、もしかしたら、あなたがその仕事に興味が持てないためかも知れません。
けれど、すぐに離職するのは、早急すぎます。
まずは、仕事の何が興味をもてないのか、他の部署ならあなたのやる気が出るのかを、時間をとって考えましょう。
友人や、上司に相談してみたり、異職種が集まる朝カフェなどに参加したりすることも良いと思います。
また、サークル活動などを通して、自分が活かせる場所を見つけることもありです。
自分がしたい仕事は何なのか、本当にしたいことは何なのか、自分探しをしている中で、やる気スイッチが入り、モチベーションが回復し、やってみたいと思える仕事が見つかるかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
仕事へのモチベーションが下がっている時に試してほしい方法を8つ説明しました。
仕事だけが、あなたのすべてではありません。
しかし、一日の大半を仕事場で過ごすのなら、あなた自身が楽しく、意欲的に、仕事に取り組めた方が良いですよね?
あまり考え込まず、仕事との距離感を保って、人生を楽しみながら、仕事へのモチベーションを回復していきましょう!