雪のイメージと言えば、子供の頃はとても嬉しいものでした。
大人になると、生活に密着して面倒なイメージがついて回ります。
では、夢占いとしては、雪はどのような意味を示しているのでしょうか?
今回は、夢に雪が出てきた場合の意味をお伝えします。
降り積もった雪
雪の象徴は、吉凶の判断が両極端である場合が多いです。
夢に出てくるイメージで、全く相反する意味を持っていたりするので、判断をすることが極めて難しい夢の部類になります。
降り積もった雪が夢に出てきた場合は、不自由で身動きが取れないことを示しています。
現状、何か行き詰まったことがあったり、困っていることがあった場合、その深層心理を表すと同時に、夢占い的にはその状態がしばらく続く事を意味します。
アイスバーンの状態
雪の状態で良く見受けられるのが、半分凍った状態のアイスバーンがあります。
夢にアイスバーンが出てきた場合、これもまた凶事と言えます。
アイスバーンは、現実でも非常に困った状態です。
徒歩であっても、車やスキーであっても、自由が効かずに自分の想定と違う方向性へといってしまいます。
夢占いとしては、自由ではない状況にあり、それを改善することが困難であることを示しています。
また、もがけばもがくほど大事故につながることも表していますので、注意が必要です。
凄い吹雪の夢
凄い吹雪の夢は、主に人間関係の悪さを表します。
潜在意識下での人間関係の悪さが表層化しているものです。
夢占いでは、特に異性関係の悪さを示しており、それがしばらくは改善することがないことを教えています。
酷い吹雪は、1m先すら見えない状態ですので、正にそんな状態を表しているのです。
雪崩の夢が暗示するもの
現実の世界では、雪崩は危険で不吉なものです。
ですが、夢の暗示では、凝り固まっていたことや、山積していた問題が正に雪崩のように崩れ落ちていくということになり、つまり氷解を意味します。
夢占い的な意味だけではなく、自分の中で色々積み重なっていた問題を解消できる心持ちになったことをも示します。
夢占いとしては、完全な吉兆で、仕事運や金運に良い兆しを見せます。
ただし、雪崩で自分自身が身動きできなくなったり、死んでしまった場合は、氷解しても自分自身の心の中では解消できないことを表しています。
シンシンと静かに雪が降っている状態
シンシンと静かに雪が降っている状態は、現実社会でも情緒があって良いものです。
それと同じく夢で見た場合でも、精神的な安定を表しています。
静かに雪が降り積もる夢は、正に良いことが積み重なっていくことを暗示しています。
ここにはつながりがあり、夢占い的には精神的に安定していれば良いことが次々起きますよ、と言ったものでもあるのです。
雪除けをしている夢
雪除けをしている夢は、自分自身の中で排除したいものがあることを示しています。
ですが、雪除けがそうであるように、除けても除けても排除し切れない問題があると言うことです。
それは、外部的な問題であったり、自分の中に溜まっていく嫌な感情でもあるのです。
夢占いとしては凶事ではありますが、もし雪除けが上手くいっているようならば、近い内に問題が解決する知らせでもあるのです。
夢の中で雪山や雪の積もった坂などを歩く
勾配(こうばい)のあるところを歩くのは、雪がなくても困難や苦労を表しています。
これが、雪山や雪のある坂道となると、困難や苦労だけではなく、越えられないと言う限界点まで示します。
こう言った夢を見る場合、自分の深層心理下で不可能だと感じていることがあると言うことになります。
夢占い的な暗示でも、しばらくは困難を克服することができないと教えています。
まとめ
いかがでしたか?
夢占いでは、雪には良い意味も、悪い意味もあります。
雪は、降ったばかりは綺麗で、この世のものと思えない銀世界を見せてくれます。
しかし、降り積もってしばらくすると、汚れて景観をも壊します。
楽しく遊んだりすることもできれば、日常生活に支障をきたす場合もあります。
そう言ったことと同様に、夢でも雪はその状態により、凶事や吉兆と変化します。