過緊張の原因を知り、症状を改善する4つの方法

過緊張

体が重くて気分が悪い、暑くないのに汗をかいてしまう、寝たいのに夜に目が覚めてしまう……こんなことはありませんか?

もしかしたら、それは『過緊張』と呼ばれる状態かもしれません。

過緊張とは、心身ともにずっと緊張している状態のことをいいます。緊張が過度に高まっているために、普段のようにリラックスして緩めることができません。

ずっと緊張しているので、なかなか疲れが取れず、長引けば長引くほど心と体の調子は悪くなってしまいます。

しかし、熱が出るような病気でもないので、誰かに相談もしにくい、という問題があります。

今回は、そんな過緊張の原因を知り、あなたが毎日を健やかに過ごしやすくなる方法をお伝えします。

 

過緊張の原因を知り、症状を改善する4つの方法

 



 

過緊張とは何か


 

過緊張とは、心も体もずっと緊張していることをいいます。

その原因は、ストレスによって体の中の『自律神経』のバランスを崩してしまって、緊張の調整ができない状態になってしまっているからです。

自律神経は2つの神経から成り立っていて、それぞれ、交感神経、副交感神経と呼ばれています。

交感神経は体を活発にしてくれる神経で、副交感神経は逆に、体をリラックスさせるときに働いてくれます。

この2つの自律神経は、振り子のように交互に働いています。

昼間の活動的な時間は、交感神経がONになり、副交感神経はOFFになっています。夜は、副交感神経がONになり、体がリラックスへと向かっていき、交感神経はOFFになっています。

しかし、ストレスが掛かることで、バランスが乱れ、夜になっても交感神経がONのままということがあります。

そのため、夜遅いのに眠くならない……といったようなことが起きてしまうのです。

 

過緊張の主な症状


 

どの症状がどの程度で当てはまるかは、人によって差がありますが、過緊張になった際の特徴として

  • 肩こりや腰が痛くなる
  • 暑くもないのに汗をかいてしまう
  • 夜中に目が覚めてしまう
  • 動悸が激しくなる
  • 不安が募りやすく、イライラしてしまう

などがあります。

これらは、交感神経が活発になりすぎて、血流が悪くなって老廃物が溜まったり、体のあちこちで自律神経が乱れて正常な機能ができなくなってしまったりするために起きることです。

では、症状を改善していくには、いったいどうしたら良いのかをこれから見ていきましょう。

 

ストレスの原因を見つける


 

過緊張は、ストレスが原因で起きてしまうものです。

ですので、今どんなストレスを抱えているのかを、ここ最近の生活を少し振り返って探してみましょう

もし、ストレスの原因が分かれば、その原因に対して何か対処することで、症状は自然と緩和されていきます。

仕事のストレスだけでなく、食生活の乱れや、最近ではスマートフォンの見すぎも、ストレスの大きな一因とされています。

仮に、ストレスの原因にすぐに対処できなくても、原因が分かっていれば、夜寝る前に解決策を書き出したりすることで、不安が和らいで普段よりもほっとした気持ちで眠ることができます。

焦らず、あなたのペースで取り組んでみましょう。

 

ゆっくり湯船につかる


 

日々の仕事に追われて忙しい毎日を送っていたりすると、ついつい軽めのシャワーで済ませてしまうことも多いかもしれません。

しかし、ゆっくり湯船につかることは、過緊張にとても効果的で、あなたの健康にもすごく良いことなのです。

ゆっくり湯船につかることの大きな利点は、2つあります。

1つ目は、血行が良くなることです。

過緊張の人は、交感神経がONになっている時間が普段よりも長いため、血流が悪くなって老廃物が溜まりがちです。湯船につかることで体の血流を良くしてあげて、汗を流して老廃物を体から洗い出してあげるだけでも症状は良くなっていきます。

血流が良くなるので顔色も良くなりますし、老廃物を流すことで疲れが取れて、肌がきれいになることも期待できます。そのため、美容にも効果があるわけです。

2つ目は、副交感神経をONにすることです。

40℃前後のぬるめのお風呂は、体の副交感神経を刺激します。こうすることで眠気を誘い、筋肉も緩くなるリラックス効果もあります。これらの作用で自然と入眠することができるわけです。

このようにお風呂でゆっくりするだけでも、症状の多くを緩和することができます。

ここで、いくつかのコツをお伝えします。

まず、湯船の温度は40℃前後のぬるま湯にしましょう。

42℃以上だと逆に交感神経を刺激してしまいます。湯船につかる時間は10分から20分くらいが目安です。

もう一つは、ゆっくりした呼吸です。

浅く早い呼吸は、体を緊張状態にして交感神経に作用してしまいます。

大体1分間に4~6回のリズムで呼吸をすることで、副交感神経がONになるので、呼吸もゆっくりまったりして体を休ませてあげましょう。

 

愚痴を吐き出す


 

意外に思われるかもしれませんが、愚痴を吐き出すだけでも十分な効果があります。

過緊張の原因はストレスですから、誰かに愚痴をこぼすことで、溜まっていたストレスが軽減され、それが過緊張の緩和にもつながるのです。

ただ、時間的な制約などで、なかなか誰かと話す機会が作れない場合もあるでしょう。

でも、大丈夫です。

大事なことは、自分の中で溜まっている、もやもやしたものを何かのかたちで表現することです。

紙に今思っていることを書きなぐるもよし、ツイッターやブログに愚痴を投稿しまくるもよし、とにかく外に出してしまいましょう。

 

旅行に行く


 

最近、『デキる人は休日の使い方が違う! 』といった触れ込みの本が書店に並ぶことが多くなってきました。

昔から言われていることですが、休日にだらだらするだけ、というのは、実はストレス発散にならないのです。

心理学からみると、ストレスとは、脳の疲れ前頭前野(自制心などを司っている大事な部分)の機能の低下のことを指しています。

そして、ストレスを発散する方法は、ジョギングなどのリズム運動や体を動かすこととセットが望ましいとされています。

リズム運動といいましたが、これは散歩でも十分です。反対に、家でゴロゴロすることや、大食いや買い物では、ストレスは発散されません。

ですので、日帰りでもいいので旅行に行ってみて、いつもと違う土地で脳に刺激を与えつつ、散歩してみるのがおすすめです。もちろん、近所を散歩するだけでも効果はあります。

 

ストレスが多いことの弊害


 

今まで過緊張に効く方法を4つお話しさせていただきましたが、そのほとんどがストレスにまつわる話でした。

実際、ストレスが多いと体はどうなっているのか、というのが簡単に分かる話があります。

ストレスが多いと、体内には、コルチゾールやアドレナリンといった、リラックスとは真逆の物質がたくさん分泌されています。

これは、心理学では『闘争・逃走反応』と言い、極端に言ってしまえば、目の前にライオンがいるのと同じ状態に体がなっているのです。

ストレスが多くなると、常に敵が横にいるようなものですので、やはり溜めこまないようにするのが、大事なのです。

 

まとめ


 

いかがでしたでしょうか?

過緊張は、症状が軽いため、なかなか人には相談しづらいことが多く、そのまま抱え込んでしまう人も少なくありません。

しかし、今回お伝えしたことを、ゆっくり焦らず取り組んでいけば、次第に元気を取り戻せます

忙しい毎日でも、自分を大切に、そして人生を満喫することに、今回の記事が少しでもあなたのお役に立つことができたら幸いです。

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