「彼の浮気が発覚した!」これは相当ショックです。何故、どうしてと混乱して何も考えられなくなるかもしれませんね。
不思議なもので、冷めかけていたとしても、浮気されるのは、ショックなものです。
何故なら『女性としての自分の魅力などを否定されたような気分になる』から。
無意識のうちに「浮気されたということは、自分が誰かに負けたということ」と捉えるのです。だから、悔しいし、悲しい。
女性として、当然の感情です。
だからまずは『1人で』泣くだけ泣いて、怒るだけ怒ってください。
『まずは1人で』がポイントですよ。
少し気持ちが落ち着いたら、2度とそんな思いをしないように、対策を練ることに力を注ぎましょう。
『STOP THE 浮気』
深層心理に働きかけて、男性の浮気をやめさせるコツをお伝えします。
感情的になったら負け! まずは責めない・問い詰めない。
なにはさておき、最もやってはいけないのが『責める・問い詰める』です。
稀に、感情的になって取り乱したら「俺のことをこんなに愛してくれてるんだ!」と戻ってきた、というケースがありますが、本当に稀です。
ほとんどの場合、人間は逃げ場がないと逆ギレし、攻撃性を増すことで自衛しようという心理が働きます。
「自分から原因を作っておいてその態度か!」と腹立たしいこと、この上ありませんが、たいていの男性は、浮気したという事実に対して、一応、も罪悪感を持っています。どうせなら、わずかにでも残っている良心に訴えかけてやろうではありませんか。
『主導権』は、あなたにあります。
感情に任せて怒鳴り散らすより、ここは1つ、より賢い作戦を立てるべくお茶でも飲んで落ち着きましょう。
微笑を絶やさず、揺さぶりをかけておきましょう。
『女は港』『どーんと構えて待っていれば戻ってくる』とはよく聞く話ですが、そんなご都合主義な言い分に騙されてはいけません。
何も言わなければつけあがり、もしくは「俺の事なんかどうでもいいんだな」と、かえって浮気相手とやりたい放題になってしまうのが、男です。
困ったものですが、「あなたのやっていることはお見通しですよ」という雰囲気を醸し出しておくところから始めましょう。
しかし言い方1つで嫌味になってしまい、かえって逆効果になってしまうことがあります。
コツは
『釘を刺す+相手を気遣う=罪悪感を強める』
の方程式を狙うこと。
「最近よく携帯いじってるよね」だけだとちょっと嫌味な感じですが、ここに「おつきあい忙しそうだね。体には気をつけてね」などを加えて『にっこりと』『微笑みながら』伝えてみましょう。
相手の罪悪感と「バレてる? 」という、疑心暗鬼をあおり、浮気への抑制力に変換させるのが目的です。
本当に、悪いのは相手だけ? 原因に向き合いましょう。
さて、心理戦で相手を追い込むだけでは、いつまでたっても根本的な問題は解決しません。
あなた自身も原因を探り向き合う必要があります。
浮気とは、結果です。
そこに至るまでには何らかの原因があるはず。ここから目を背けては、同じ過ちを繰り返すか、破局しか道はありません。
- 浮気がいつから行われていたのか
- その頃自分たちの関係はどうだったのか
- 自分も相手も前と比べてなにが変わったのか
- 過干渉や無関心になっていた部分はなかったか
- ちゃんと自分の意見を伝えていたか
- 女を捨てていなかったか
相手だけを責めるのはお門違い。自虐的になる必要はありませんが、この機会に自分についてもきちんと冷静に振り返るべきです。
できる範囲で努力して、改善に努めましょう。
原因が見つかったら『できるかぎり』改善にむけて努力しましょう。
浮気に走る理由は、男女とも「ただ気持ちが揺れたから」という単純なものだけではありません。
「承認欲求を満たしたい」
「パートナーとのおつきあいだけでは埋められない部分を補完したい」
というものから
「性の不一致」
などまで理由はさまざまなはずです。
特に、性の問題はデリケート。
妥協点が見つかれば良いのですが、どちらかがどちらかに一方的にあわせざるを得ないのは、苦痛が伴います。改善しなくては、と無理をしすぎれば心身に強い負担がかかります。
何事も「ここまでは頑張れる」というラインをきっちり決めておきましょう。
どちらかだけが努力を強要されるつきあいは、本来正しいものではありません。
ぼけっと様子を見ているのはただの怠慢です。
よく『様子を見ましょう』と言われますが、ただ様子を見るのは『放置』と一緒です。コレは良くありません。
手をこまねいているだけでは、悶々としたまま余計な妄想ばかりが膨らんで苦しいだけですし、相手からしてみたら気づかれない(と思っている)のをいいことに、浮気相手との仲が深まっていくだけのこと。
きちんと相手とコミュニケーションを取り続けましょう。
もしかしたら無視されるかもしれませんが、とりあえず、こちらからは働きかけ続け、彼の潜在意識に『彼女は浮気している自分に変わらぬ愛情を注いでくれる』と刷り込みましょう。
もっともこれだけでは助長させてしまう可能性も否定できませんが・・・
もちろん、泣き寝入りはしませんよ!
とりあえずここで大切なのは、『関係を続けたいという意思表示をしておくこと』です。
出来る女は水面下で動く。取れる証拠は取っておけ!
先の項目で「放置はしてはいけない」「コミュニケーションは取り続ける努力をする」と言いました。しかし、私ばかりが努力するの? と嘆く必要はありません。
同時進行で 『取れる証拠は取っておきましょう』
全ては証拠です。
それを後々使うか、破棄するかは、あなた次第。ですが、手元に証拠がなければあなたの憶測で終わってしまうのです。
ここを逃せば、浮気相手に軍配が上がるか、はたまた同じ繰り返しを、今度はもっと巧妙にやられるかのどちらかでしょう。
真に、『泳がせる』とは、こういうことです。
表面では変わらぬ体を装い、油断を誘いつつ、しっかり動かぬ物証をおさえましょう。
『自分はいったいどうしたいのか』を深く考えましょう
さて、ここまで来たあなたに質問です。
『あなたはこの先、いったいどうしたいですか? 』
やりなおしたいですか?
見切りをつけたいですか?
彼への愛情は変わりませんか?
執着しているだけではないですか?
ゆっくりと、自分の正直な気持ちに向き合いましょう。
はっきり言いますが、この世に男は彼だけではありません。
かといって、誰もが過ちを犯さないとは言えません。一時なりとも他の女に目を向けた彼を、あなたは変わらず愛せるでしょうか。
関係を続けることだけが正解ではありません。
大切なのは、あなたが必要以上に苦しまないことです。
まとめ
いかがでしたか?
女たるもの、ただ嘆いているだけではいけません。
もっとも、すぐに気持ちを切り替えるのは難しいことでしょう。
負の感情を無理やり押さえ込むことはありません。信頼できる人に話を聞いてもらってもいいですし、他人を巻き込まなければ、1人で思いっきり泣いたり怒ったり、皿を叩き割っても良いのです。
「浮気の事実を知っている」あなたは、2人の関係を左右する切り札を握っているも同然です。
大切なのはあなた自身。
この恋は、あなた主体で良いのです。何処まで許すのか、赦(ゆる)せるのか、しっかりと見極めましょう。