アフィリエイト広告を利用しています

生意気な後輩の6つの教育法

生意気な後輩

社会人としてある程度成長すると、後輩を教育しなければならない立場につきます。

誰だって、生まれつき先輩ということはありません。

初めてのこととなれば、どのように教育をすれば良いのか迷うことになるでしょう。

そして、初めて担当する後輩が、生意気で扱いづらかったりした日には、あなたの悩みも深いものとなるでしょう。

ただ、教えることとは学ぶこととも言いますし、あなたも人間的に成長するチャンスですから、安易に投げ出すのはNGです。

今回は、生意気な後輩を教育するべく、汎用性が高い教育法を6つお伝えします。

3ホメ2タタキ5フォロー

生意気な後輩に対する叱り方に限ったことではありません。注意の仕方や叱り方の基本は、『 3ホメ 2タタキ 5フォロー』です。

まず、相手の良いところを見つけて褒めあげて、話を聞いてもらえるという人間関係を先につくりあげましょう。

後輩とのまともな人間関係をつくりあげることができなければ、どんな素晴らしい内容をもった注意をしたところで、後輩の側がろくに言うことを聞かず、ただの時間の無駄遣いに終わることになります。

注意したり、叱ったりした後で、後輩の側からの恨みを買わないように、フォローすることも大切です。

人の目がないところで叱る

普通、人は自尊心というものを持ち合わせています。

これもまた昔からよく言われていることですが、褒めるときは人前で褒める、注意するときは人のいないところで注意しましょう。

その程度の気を遣うことは、社会人として当然の心得です。

問題となっている生意気な後輩が、本当に口先だけであれば良いのですが、生意気ということは(成長可能性も含めて)能力に自信があるのかもしれません。

自分の頭を使う習慣がなく、素直に何でも従うタイプよりは、生意気なタイプの方が大化けする可能性はあります。

いずれにしても、余計な恨みを買うと、こちらが思いもよらなかったときに復讐される危険がありますので、叱る場所は注意しましょう。

叱る理由をきちんと説明する

「アレをアレしろ」といった具合に、指示代名詞だけで指示して、こちらが何を考えているか相手に考えさせる教育法があります。他にも、メモや録音を禁止して、丸暗記に頼らない人間を育てる教育法もあります。

こういった古風な教育法も、特別に優れた人材に目をかけて育てる場合には、有効である場合もありますが、普通の人を相手にする場合には、あまり向きません。

原則として、生意気な後輩が叱る理由に納得できるよう、きちんと理詰で説明できるようにしましょう。

それができないのであれば、口答えする後輩が生意気というよりも、あなたの能力に問題がある可能性があります。

自分で気づくことができるようにお膳立てをしてあげる

あなたにもっと余裕がある場合は、直接叱るのではなく、生意気な後輩本人が、問題点を自分で気づくことができるようにお膳立てをしてあげましょう。

自分の頭で考えてたどり着いた結論こそ、本人の人生に密着するものとなるだけに、記憶に残りやすくなります。

もちろん、そういうお膳立てが後輩に気がつかれるようであってはなりません。自然な流れを演出するようにしましょう。

訴訟のリスクに備える

後輩が生意気な態度を取ることに、まともな理由がある場合もあります。

法定の最低賃金を下回っていたり、職場の言葉遣いやマナーなど、パワハラやセクハラが認定されやすい状況などは、中小企業で笑いごとでなく存在しています。職場の常識と法律の運用は食い違っていることが往々にしてあります。

相手の不満に、法律上認められる理由があり、訴えられたときに危険かもしれないと感じたのであれば、そのリスクを分散させることを考えましょう。

周囲の同僚や上司に相談・報告するのです。

組織において立ち回りに失敗すると、トカゲのしっぽ切りにあいやすくなります。

簡単に切り捨てられないように、自分1人で手に負えない問題は、大勢の人を巻き込みましょう。

周囲に教育のアピール

先にお伝えした「人の目がないところで叱る」原則は、その生意気な後輩を戦力として育てるという観点からのものです。

通常であれば、できる後輩を育てあげれば、教育係のあなたのポイントとして評価されるでしょう。

しかし、後輩のできがあまりにも悪い場合(相手の良いところを発見できない場合、原因があなたの人間観察能力の低さにあることもあります)、切り捨てることも考えなければいけません。

切り捨てる決断をしたのならば、必要な注意や叱責をした場合には、ICレコーダーに録音したり、日記をつけたりすることはもちろんのこと、周囲にきちんと教育している場面を見せるようにアピールしましょう。

まとめ

他人を教育するということは、本当に難しいです。

「人を見て、法を説け」とも言います。

相手の個性に合わせて教育方法を変えていくということが、本当は大切なことなのでしょう。

色々と理由をつけて他人を切り捨てるのは、頭を使わなくても良いのですが、せっかく縁があったのですから、生意気な後輩の教育もがんばってみてください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です