子育ては、一筋縄ではいかない、とても忍耐力のいるものです。
そんな子育てに、あなたはストレスを感じることがあるのではないでしょうか?
しかし、なんとなく気分が落ち込んだり、イライラしたりと、そのストレスの理由がハッキリしないため、解消する方法がわからず、ストレスが蓄積されていることがあるのです。
そこで、子育ての中で感じるストレスの本当の理由と、その解消法を7つお伝えします。
思いどおり・期待どおりにならない
『どうしてちゃんとお片付けできないの!』、『早くしなさいって言ってるでしょ!』などと叱った経験はありませんか?
ちゃんとできないこと、早くできないことへのイライラ感や怒りは、あなたが子供に対して、思いどおりになってほしいという気持ちや、期待をかけているからなのです。
しかし、人は、思いどおりや期待どおりにはならないものです。
ですから、子供が何かをすることに対して、期待をかけすぎず、その行動を『認めて』あげるのです。
そうすることで、あなたの気持ちに余裕が生まれます。
気持ちに余裕がない
気持ちに余裕がなくなると、ストレスがどんどん蓄積され増幅していきます。
気持ちに余裕をもたらせるためには、先ほどもお伝えしたように、子供に期待をかけすぎず、認めてあげるということが大事です。
そして、周りの協力を得て、少しの時間でもいいので、一人の時間を作るようにして下さい。
子供から少し離れることで気持ちに余裕ができて、子育てのストレスを解消することもできます。
失敗してはいけないというプレッシャーをかけすぎている
育児書などを読んで、子育ての参考にするのは良いことなのですが、そこに書かれていることが全て正解ではありません。
しかし、そういった情報を完璧にこなそうと頑張りすぎたり、この通りにしなくてはいけないとプレッシャーになっているのではストレスが溜まるだけです。
また、他の子供と比べて発育が遅い、トイレトレーニングが進まない、などといった理由で落ち込む必要もありません。
あなたは、あなたのペースで子育てをし、子供の成長を楽しむことが大切です。
そして、失敗は決して悪いことばかりではなく、そこから学ぶことは多いにあります。
固定概念がストレスのもとになっている
人は、知らず知らずのうちに『こうするのが当たりまえ』、『これが常識』だと思い込んでいることがあります。
これが、まさに『固定概念』であって、この固定概念こそが、子育てをしていく中でストレスの原因となる場合があります。
・専業主婦は働いていない分、子育てと家事を完璧にこなさないといけない
・子供のしつけは母親の役目である
・子供のためにもママ友を作るべき
・母乳で育てないといけない
このような固定概念に縛られていては精神的に良い影響を与えません。
『~すべきである』といった考えを捨て、『~しなくてもいいんだ』と自分を解放する考え方をすることが大事なのです。
閉鎖的な子育て環境
近年は核家族化しており、閉鎖的な子育て環境のため、ストレスが溜まることがあります。
悩みがあっても相談したり、頼れる人が近くにいないとなるとストレスも解消することができません。
誰かと話したいのであれば、子供と一緒にサークルなどに参加するのも良いですし、悩みがあれば、市の電話相談に電話をするのもひとつの方法です。
家で長い時間、子供とこもっていると、孤独感や不安感が増してしまうこともあります。
ですので、気分転換に天気のいい日はお散歩に出かけたりしてみてください。
少しでも身体を動かし、新しい空気を身体に取り入れるだけでもリフレッシュ効果があります。
産後うつの状態
気分が落ち込んだり、イライラしてしまうのは『産後うつ』の可能性もあります。
これはホルモンバランスの変化によって、鬱のような症状が出てしまうものです。
産後うつを放っておくと大変な事態になってしまうこともあるので、疑わしいと思ったら、お医者さんに診てもらうことをおすすめします。
夫との関係
子育ては、夫婦関係とは無関係のように思われるかもしれませんが、実は非常に関係しているのです。
子育ては夫婦でするもの。
しかし、夫は育児に協力的ではない、あなたのことも労ってもくれないとなると、孤独感も増し、子育ても楽しめなくなります。
あなたが夫に感じていることや、協力してほしいことなど、きちんと時間を作って話し合うことが、とても大切です。
夫婦関係が良くなれば、安心感が生まれ、あなたの笑顔ももっと増え、子育ても楽しくなるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
楽しいはずの子育てが、ストレスだらけになるのは辛いものです。
ストレスと上手く付き合って、上手に発散していくことが大事です。
そのためにも、今回お伝えした7つの解決法でストレスを少しでも減らし、あなたが楽しく子育てをしていけることを願っております。