あなたの周りに、やたらと人をバカにする人はいませんか?
その人が誰かをバカにすると、バカにされた人はもちろん、それを聞いている周りの人々も良い気分にはならないはずし、職場などの空気も何となく悪くなってしまいます。
それでも、なぜ、その人は人をバカにし続けるのでしょうか?
今回は、人をバカにする人の特徴や心理状態を7つお伝えします。
人をバカにする人への対処方法を身につけてください。
自分のほうが優位だと認めさせたい
人をバカにする人は、相手をこき下ろしたり、バカにしたりすることで『あなたよりも私の方が優れているのよ』と相手にも周りの人々にもアピールしたがる特徴があります。
本当に優れている人は、誰かをバカにしてまで、周りの人たちに『自分はこの人より優れているわよ』とアピールすることはありません。なぜなら、そんなことをしなくても、周りから認められているからです。
自分に自信がない
人をバカにする人は、そうすることで相手より優位に立っているとアピールしたい心理状況にあります。
それは、人をバカにする人は自信を持てていないということの裏返しなのです。
自分に自信があれば、誰かと自分を比較して優劣をつける必要はありません。
自信がないからこそ、誰かをバカにすることで自分の価値を高めようとしているのです。
かまってほしい
人をバカにする人の中には、バカにした相手にかまってほしいという思いを持っている人も少なくありません。
相手の気をひくために、意地悪なことをするという行動心理が働いているのです。
あなたも、小学校時代に好きな女の子にわざと意地悪をする男の子を見たことがありませんか?
お父さんやお母さんにかまってほしくて、わざと怒られるようなことをしたことはありませんか?
人をバカにするという行為も、その一貫なのかもしれません。
『かまってほしいから、わざと相手がイヤだと思うことをする』という行動心理をいまだに持ち続け、気になる相手をバカにしているとしたら、それはあまりに精神が幼いのではないでしょうか?
実はコンプレックスのかたまり
自信満々な高圧的な態度で、相手をバカにしているわりには、実は人をバカにする人というのは多くのコンプレックスを抱えているのです。
例えば、あなたが会社で
『○○さんの笑顔は、とても良いね! 』
と上司から褒められたとしましょう。
そんなとき、人をバカにする人は
『笑顔だけ良くても、仕事ができないのにね。』
『笑顔なんて、赤ちゃんだってできるわよね』
と意地悪を言ってくるかもしれません。
それは、バカにした本人自身が、自分の笑顔にコンプレックスを持っているという証なのです。
他にも
『友達が多くたって、仕事につなげられないわよね。』
という人は友達が少ないことにコンプレックスを持っているかもしれませんし
『彼ができたと浮かれているけれど、あんな平凡な彼でよく満足できるわね。』
という人は、彼氏がいないことがコンプレックスなのかもしれません。
このように、人をバカにしてしまうのは、コンプレックスを感じている自分を隠すためでもあるのです。
相手を恐れている
『弱い犬ほど良く吼える』という言葉を聞いたことがありませんか?
犬を見ていると、小型犬のほうがキャンキャンと吼えていますよね。
人間にも同じことが言えるのです。
相手を恐れているからこそ、むやみに攻撃をしてけん制したがるのです。
人をバカにする人も、本来の自分の弱さを隠し、強く見せたいから、相手が傷つくようなことを言っているというわけです。
もし本人が、相手より自分のほうが強いと思っていたら、堂々と構えていられるはずです。
人をバカにしている人を見たら、『この人は相手を恐れているのだな』と思うようにすれば、さほど腹もたたないでしょう。
イライラしていて、八つ当たりをしている
人をバカにする人というのは、その瞬間、精神的に満たされてはいません。
あなたも、仕事もプライベートも順調なときは、誰かをバカにしたり攻撃したりしようという気持ちにはならないのではないでしょうか?
その逆で、何もかも上手くいかないときは、誰かに嫌味のひとつも言いたくなることもあるのではないでしょうか?
ですから、いつも誰かをバカにしている人というのは、自分の中のストレスを相手にぶつけて発散させているだけの可能性もあります。
気が弱く、おとなしい人が、その八つ当たりのターゲットとなってしまっているのかもしれません。
明らかに八つ当たりされていると感じたら、冷静に一言反論してみてはいかがでしょうか?
人をバカにしてストレス発散するような人は、基本弱い人間です。反論されたら尻尾を巻いて逃げていくでしょう。
その人のためになっていると思っている
基本的に自分のエゴで相手を攻撃することが多いのが、人をバカにする人の大きな特徴ですが、中には本当に相手のためを思って、わざとバカにする人もいます。
例えば、会社の上司や、スポーツなどの監督など、人を指導して伸ばしていく責任がある人たちがそれです。
彼らは、相手の性格を『褒めて伸びるタイプ』なのか『けなされた悔しさをバネにするタイプ』なのかを見極め、後者に対しては、時としてバカにした態度を取ることがあるのです。
しかし、これが許されるのは、上司や監督とバカにされる本人との間に信頼関係や絆がある場合のみです。
そうでない場合は、単なるパワーハラスメントや、職場いじめになってしまいます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
あなたをバカにする人は、心が弱いということに気づかれたのではないでしょうか?
いつも特定の人にバカにされて、落ち込んでいる、悩んでいる、というあなた。
一番良いのは、相手にしないことです。
バカにされたあなたに問題があるのではなく、人をバカにする人の心に問題があるのです。
『悪意を持ってバカにされた』と感じたときは、『この人は、心に問題を抱えているのだな』と思い、聞き流すようにしましょう。
あなたが傷つき、心を痛める必要は全くありません。
ありがとうございます。 私も相手のことを思ってわざとバカにしただけなのにめっちゃ説教されました。