周りに共感されない…巨像恐怖症の原因と克服方法

巨像恐怖症

巨像恐怖症という言葉をご存知でしょうか?

巨大物恐怖症とも言われています。

巨像恐怖症とは、巨大な仏像や銅像、オブジェなどに対して、『怖い』と感じてしまい、足がすくむ、手が震える、その物を直視できなくなってしまうなどの症状がでてしまうのです。

高所恐怖症、先端恐怖症など、世の中にはさまざまな恐怖症があるのですが、巨像恐怖症はさほど認知されていないこともあり、『私だけかしら』と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、巨像恐怖症について、症状や原因、治し方などについてお伝えします。

 

周りに共感されない…巨像恐怖症の原因と克服方法

 



 

巨像恐怖症とは


 

巨像恐怖症巨大物恐怖症・・・あまり聞きなれない言葉ですよね?

巨像恐怖症、巨大物恐怖症というのは、高所恐怖症や先端恐怖症などと同じように、れっきとした恐怖症の一種なのです。

巨像恐怖症とは、観光地などで見上げるほどの大きな仏像と遭遇したり、周りに何もないような場所に巨大なオブジェがそびえているのを見たり、薄暗い場所で大きな建物を発見したりしたときに、とてつもない恐怖心を持ってしまい、心理的、身体的な苦痛を感じてしまうというものです。

 

巨像恐怖症の症状はどんなもの?


 

巨像恐怖症の人たちは、巨像、つまり大きな銅像や仏像・建物などがそびえ立っているのを見て、強い不安を感じてしまいます。

巨像を見ていないときは、心身ともに何の問題もないのですが、巨像を見てしまうと、たちまち不安になって、冷や汗をかいたり、足がすくんだり、ぞくぞくしたりといった身体的症状もあらわれます。一瞬で体がこわばり、動けなくなってしまうこともあります。

巨像恐怖症の人は、できるだけ不安を感じる状況を避けようとしますが、避けよう避けようとしているうちに、かえって恐怖症はひどくなっていきます。

また、巨像に遭遇する状況を避けようとするあまり、日常生活にも影響が出てしまうこともあります。

実際には、巨像は危険なものではなく、怖がる必要はないということは、頭では分かっているのです。

それでも、巨像恐怖症の人は、巨大なものを見ると自分の心がコントロールできなくなってしまいます。

 

巨像恐怖症の区分 ~ メガロフォビア ~


 

巨像恐怖症には、その恐怖を覚える対象物によって、大きく3つの区分があるということは、あまり知られていません。

『メガロフォビア』とは、とにかく巨大なものに対して恐怖を感じてしまうタイプの巨像恐怖症をあらわします。

特に機関車の車体や、大きな船、飛行機、クレーン車などのサイズの大きなものに対しての恐怖が大きいというわけです。

 

巨像恐怖症の区分 ~ ルックアップフォビア ~


 

次に『ルックアップフォビア』について説明します。

『ルックアップフォビア』というのは、巨像恐怖症の中でも、見上げるほど大きなものに対して特に恐怖をおぼえるタイプのものをあらわします。

たとえば、観光地にある巨大な大仏や観音像など、首を曲げて見上げるほどの巨大なものを見ることが苦手で、とてつもない恐怖を覚えてしまうのです。

 

巨像恐怖症の区分 ~ ペディフォビア ~


 

巨像恐怖症の中でも、特に造形物や人形に対する恐怖が強いタイプのものは、『ペディフォビア』に分類されます。

つまり、人工的に作られた巨大なものに対して、異常なまでに恐れてしまうというタイプの巨像恐怖症です。

巨大な人形など、リアルな感じのものを見ると、『これが襲ってくるのではないか』という恐怖で足がすくんでしまうような人もいるそうです。

 

巨像恐怖症の原因は何?


 

巨像恐怖症の原因はいったい何なのでしょうか。

一説によると、これは太古からの遺伝であるとも言われています。

はるか昔、恐竜の時代までさかのぼると、人間はまだネズミほどの大きさしかなかったため、恐竜などの大きなものに対して、恐怖心を持っており、その当時の防衛本能が遺伝子の中に残っているという説です。

また、別の説では、幼少期、まだ体が小さかった頃に、両親など、体の大きな大人から激しい叱責や暴力などを受けたことがトラウマになり、自分よりも絶対的に大きいものに対して恐怖心を抱いてしまうのではないかという意見もあるようです。

しかしながら、本当の原因が何なのか、まだ研究途上で明らかになっていません。

 

巨像恐怖症の治し方は?


 

もしあなたが『私も巨像恐怖症かもしれない』と心当たりがあるとしたら、一番興味があるのは、巨像恐怖症の治し方ではないでしょうか?

ただ、残念ながら特効薬のようなものはないです。

しかし、恐怖を感じる巨像に対して、長時間かけて少しずつ慣れさせていき、巨像は恐怖を抱くようなものではないことを認識させるという方法もあります。

巨像恐怖症の人たちは、巨像を見ると

『襲われるのではないか』
『食べられてしまうのではないか』
『倒れてくるのではないか』

など無意識のうちに考えてしまい、とてつもない恐れを抱いてしまいます。

しかし、現実には、その恐れていることが実際に起こることは、まず無いのです。

『恐れていることは、実際には起こらない』ということを確認するために、何度も繰り返し巨像の側に行くなどの経験をすることが、巨像恐怖症の改善につながる可能性は高いと言えるでしょう。

また、巨像恐怖症は、神経症の一種ともいえますので、専門家による認知行動療法を受け、考え方のゆがみを補正してもらうことも、巨像恐怖症の克服には役に立つはずです。

 

まとめ


 

いかがでしたでしょうか?

巨像恐怖症など、特定のものに対して恐怖を抱いてしまうような心の病は、周りの人には理解されづらく、時にはバカにされたり、笑われたりすることもあるでしょう。

しかしながら、当の本人にとっては、『他の人から見たらなんでもないことなのに、自分だけは、なぜか言いようもない恐怖を感じてしまう』という状況は、とても辛い症状なのです。

巨像を見ないように、巨像と出会わないように、避けたり、逃げたりする日々から卒業したいという人は、ぜひプロのカウンセラーや臨床心理士、精神科医師に相談してみましょう。

あなたに合った克服方法を知るきっかけになるはずです。

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