雨と言うものは、飲み水や農作物と言う観点で見ると恵のあるものです。
ですが、実生活で見ていくと、沈んだ気持ちになったり、出掛けることが億劫になったりと、良くないイメージもあります。
夢占いの観点でも、雨の降り方、雨が降った結果、雨と自分の関係性で意味することが変わります。
そこで、今回は雨の夢が暗示する重要な意味や出来事、心理状態についてお話していきます。
静かに降り続ける雨
静かに降り続ける雨は、心や精神の安定を表します。
この雨は正に恵の雨でもあり、落ち着いた精神と、ちょっとずつではありますが、吉兆を示します。
また、この夢を見た時や見た後に、多幸感があるようなら、夢占いではあなたに良いことが起きることを教えてくれています。
大きな収穫がすぐにやってくると言う夢占いではないのですが、いずれその時が来る時を表しているのです。
激しい雨が降って自分が激しく濡れている夢
非常に激しい雨が降っている夢は、感情の激しい揺れ動きを表します。
それも収まることがないほどの精神的不安定です。
激しい怒りや、大きな疑心もあります。
また、この夢は、夢占いでは大きなトラブルを暗示しています。
激しい雨で濡れてしまうのは、そのトラブルがモロに自分に降りかかることを意味しているのです。
夕立の夢の場合
突然降ってきて、突然止んでしまうのが夕立です。
これは、スコールでも同じ意味を持ちます。
この夢を見た場合は、短期的ではあるものの大きな幸運を示しています。
懸賞に当る、賭けごとに勝つなど、長期ではないにせよ、それなりの幸運がくることを夢占いは教えてくれているのです。
激しい雷雨の夢
激しい雷雨の夢は、情緒不安定を示します。
ただ、この夢の場合は、潜在意識や深層心理が表層化している意味合いは少ないと言えます。
この夢に関しては、夢占い的な要素の方が大きく、身近な人の不幸などを表しています。
身内の死や、人との別れなど、凶事を強く示しているのです。
雨上がりの夢
雨上がりの夢は、停滞していた運気がアップする吉報です。
ずっと行き詰まりを感じていたり、何をやっても上手くいかなかった時期が去っていくのです。
更に、雨上がりに虹がかかっていたり、綺麗な空になった場合は、夢占いの判断では何倍もの運気アップを教えてくれているのです。
それまで必死にやってきたことが報われたり、成功を表します。
雨漏りの夢
外で雨が降り、さに家の中にいるのにもかかわらず、雨漏りしている状態は、幸福が自身の手から漏れていることを示します。
幸福を幸福と思えずに、小さな幸せを逃しているのです。
人は、大きな幸福を願うあまり、小さな幸せを見逃しやすいものです。
幸福に限らず、どんなことでも小さなことの積み重ねで大きくなるのですが、それに気付かずに成功を逃すのです。
夢占いでは、雨漏りは、そう言う意味を教えてくれているのです。
この夢を見た時には、周囲にある小さな幸福を探し漏れないようにしましょう。
雨で滑る夢
雨は恵の象徴でもありますが、その雨で滑る夢は、せっかくの恵を失う暗示に他なりません。
夢占いでは、車、歩き、何でも構いませんが、滑ることはコントロールを失うことの暗示となるのです。
幸運や恵を欲するばかりに、真実を見極められていない状態を示しているのです。
この夢を見たら、自分がいかに恵を受けているのかを再確認しましょう。
多くを望んでも手に入ることはありません。
恵がないより、少なくても恵があることが本当の幸運なのです。
まとめ
いかがでしたか?
太古の昔から、雨は人々の恵であり、重要なものでした。
反面、その雨を制御できずに酷い被害に遭うこともしばしばあることも事実です。
ですが、キチンとコントロールできるのなら、雨は恵の元そのものなのです。
雨の夢占いも、同様に意味を知ることで上手くコントロールしなければ、せっかくの吉報も無駄になってしまうと教えているのです。