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仕事を辞めたいと思ったときに確認すべき7つのポイント

仕事 辞めたい

仕事を辞めてしまいたいと考えていませんか?

仕事を辞めたいと思っている人の中には、長い間の不満が積もって爆発し『もう辞めてやる! 』という心理状態の人や、我慢ならないことが発生し、突発的に『もう辞める! 』という心理状態の人が多いのではないでしょうか?

しかし、会社を辞めるというのは、良くも悪くも人生において大きなターニングポイントになってきますから、そのときの感情にまかせて、いきおいで会社に辞表を出してしまうと、後悔することになりかねません。

会社を辞める前に、ぜひ確認しておいてほしいことが7つあります。ぜひ一度チェックしてみてください。

退職届を出してから、後悔しても遅いのです。

転職先はありますか?

会社を今すぐ辞めたいと思っているあなたには、受け入れてくれる転職先をすぐに見つける自信がありますか?

今のご時勢、それほど甘くはありません。よほど有能で経験を積んできている人でない限り、20代で若いからと言って誰でもホイホイ採用するような優良企業はほぼ無いでしょう。

一流大学を出て、立派な資格を持っているような若者でも、経験や成功実績がない人の転職は難しいもの。しかも、短期間で前職を辞めてきたような人は『辛抱強くない』『長続きしない』というレッテルを貼られてしまいますから、余計に転職活動は厳しくなるでしょう

今の会社でもう少し辛抱し、結果を出したり、実務に役立つ資格を取得したりして、自分にとって有利な転職ができるようになってから退職するほうが、あなたにとって有利ではないでしょうか?

転職したら、あなたの不満は解消されますか?

あなたが会社を辞めたいと感じるのはなぜでしょうか?

  • 人間関係が悪いから?
  • 給与が低いから?
  • やりがいがないから?

たとえ、新しい職場に変わったからといって、必ずしも良い人間関係が築けるか分かりません。今の給与よりも良い条件で採用してくれる会社が見つかるかも分かりません。仕事のやりがいについても同じです。

あなたが仕事に対してどのように取り組んでいるか。

その姿勢が変わらない限り、場所を変えても、やりがいのある仕事を任せてもらえる可能性は低いでしょう。

今、あなたが感じている職場への不満を改善する余地は本当にないでしょうか?

人間関係を良くするよう自分から笑顔で挨拶をするよう心がけたり、昇給してもらえるよう結果を出す努力をしてみたり、前向きな気持ちで仕事に取り組むようにしてみれば、周りも少しずつ変わるはずです。

フロイト、ユングと並ぶ心理学者アドラーは「健全な人は、相手を変えようとせず自分がかわる。不健全な人は、相手を操作し、変えようとする。」という言葉を残しています。

もうひと踏ん張りしてから、仕事を辞めるかどうかを決めても遅くないはずですよ。

退職後の資金はありますか?

いきおいで会社を辞めてしまったとして、その後のあなたの資金は大丈夫ですか?

退職したら、健康保険、住民税や年金など、これまでは給与から天引きされていて意識していなかったような支出が、あなた個人にのしかかってきます。

また、家賃や光熱費も、会社を辞めたからといって支払いを中止して良いものではありません。

そして、あなたの退職理由が、会社都合ではなく自己都合だった場合は、失業保険が出るまで3ヶ月ほどかかってしまいますから、転職先が見つからないかぎり、3ヶ月間は無収入になってしまいます。

今のあなたに、その3ヶ月間の生活をまかなえる経済的余力はありますか?

もし自信がないのであれば、退職するのは十分な貯金ができてから考えることをおすすめします。

就業規則は確認しましたか?

会社を辞めたい! とかんたんに言っても、そこは社会人ですから、さまざまなルールや常識に則って退職しなくてはいけません。

あなたは『もう嫌だ! 今すぐに辞めてやる! 』『明日からもう出勤しない』などと鼻息を荒くしているかもしれませんが、会社にはそれぞれ『退職を希望する日の1ヶ月以上前に申し出るように』などという規定が設けられています。

『もう今日で辞めてやる! 』というのは許されないのです。

どうせ、あと1ヶ月会社に行かなくてはならないのですから、感情にまかせて、急いで退職届を出すのは賢明ではないと思います。

また、退職に関する規定もチェックしてみましょう。

退職金が出るのは、○年以上勤務した人・・・というような決まりがある場合もあります。

退職金や、次のボーナスがもらえる時期まで、もう少し我慢して仕事を続けてみてはどうでしょうか?

辞めることで生じるデメリットはありませんか?

会社を辞めたいと思っているあなたは、入社何年目でしょうか?

短いスパンで退職、転職を繰り返してしまうと、その経歴が転職活動でも足かせになるケースが多く、これまでよりも良い条件での転職が難しくなる危険性があります。

また、今あなたがいる会社が大手企業であればあるほど、規模の小さい会社に転職した際に『逃した魚は大きかった』と後悔する可能性は高いです。

なぜなら、中小企業は、待遇が悪かったり、福利厚生がなかったりと、きちんとした決まりが何もないまま運営されていることも多いからです。

また大手企業と中小企業では、同じような仕事をしていても、社会的な信頼が全く違ってくるのも残念ながら事実です。

あなたは、今の会社になぜ入社したのでしょうか?

それなりの魅力を感じて入社を決めたのではないですか?

そのあなたにとって、メリットだと思ったものを全て捨てて、退職する勇気が本当にあるかどうか、もう一度考えてみてください。

有給休暇は残っていませんか?

辞表を提出する前に、あなたの有給休暇があと何日あるか確認してみましょう。

もちろん、有給を消化し終わった日を退職日とするという方法もありますが、もしたくさんの有給休暇が残っているのだとしたら、退職届を出す前に、1週間ほどお休みをしてみてはいかがでしょうか?

1週間職場から離れてみると、カーっとなっていたあなたの頭も冷静になってくるかもしれません。やっぱり仕事が好きだ! と思い直すかもしれません。

あなたが『会社を辞めたい』と思ってしまったのは、あなた自身がストレスで疲弊してしまっていることに起因しているはず。ちょっとリフレッシュして、もう一度考えてみましょう。

仕事を辞めるというのは、人生の一大事です。

かんたんに投げ出さずに、頭を冷やす機会をあなた自身に与えてあげましょう。

信頼できる人に相談をしましたか?

あなたが『仕事を辞めたい』と考えている理由は何でしょうか?

それを誰かに相談しましたか?

もしまだ誰にも相談していないようなら、職場の信頼できる上司や先輩、または人事担当などに話をしてみてください。

もちろん社会人ですから、愚痴や悪口を言うのではなく、冷静に自分の置かれている環境で、納得できないこと、困っていること、悩みを話してみましょう。

もし、あなたがこれまで一生懸命仕事してきているのだとしたら、上司や先輩のうち、だれかがきっと見ていてくれているはずです。

そんなあなたが、困っていることや悩んでいることがあると知った上司や先輩は、あなたを助けようとしてくれるでしょう。

もしかすると、あなたが『仕事を辞めたい! 』とまで思いつめていた原因を取り除いてくれるかもしれません。

1人で思い悩まずに、あなたが抱えるストレスや悩みが解決する糸口を探ってみてはいかがでしょうか?

まとめ

いかがでしたでしょうか?

若い世代では、2-3年という短いスパンで転職を繰り返す人が増えてきています。

もちろん、自分がより輝くための転機としての退職や転職は素晴らしいことですが、多くの場合は『逃げ』の転職であるようです。

仕事の壁にぶちあたったとき、上司から叱られたとき、人間関係が上手くいかないと思ったときなどに、それを解決することなく、問題から逃げるために簡単に退職してしまうのです。

これは、『逃げ』であると同時に『挫折』です。

挫折を繰り返してしまうと、あなたがあなた自身を肯定できない、自信のない人間になってしまいます。

アドラー心理学の中に、自己決定性という言葉があります。

かんたんに説明すれば『私たちは自分の選択により生きており、自分に起こりうる全てのことは自分の選択の結果である』ということです。

今の会社に入ったのは、あなた自身の決定であったはず。

そこで生じた問題と向き合わずに逃げてしまっていては、根本的な解決にはならず、次の会社に入ったとしても、転職を繰り返すだけでしょう。

あなたが問題と向き合い、それを乗り越えたときに生まれるのは『自信』です。

逃げてばかりの人生を送るより、傷だらけになっても困難をどうにか乗り越える人生のほうが、あなたの自己肯定感を育てることができます。

同じ退職・転職するのであれば、『自信』をつけてからでも遅くないはずです。

本当に仕事を辞めてしまって良いのか、なぜ辞めたいのかを、もう一度考えてみませんか?

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