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安心感を築く5つの心理操作術

安心感

あなたは誰と居ると落ち着けますか?

家族、恋人、親友など、何人もいるかもしれません。初めて会った人でも、親近感が湧いたり、意気投合したりすることもあります。

また、何か物やサービスを購入するとき、この人からだったら買っても良いというように販売員を信頼して買うこともあるでしょう。何を買うかではなく、誰から買うかということです。

これらの信頼や落ち着く感覚は安心感から出てきたものが多いのではないでしょうか。

その安心感を人に与えるためにはどのような点に気をつければ良いか5つのポイントをご紹介します。

パーソナルスペースを考える

人が無意識に警戒心を抱く領域のことを「パーソナルスペース」といいます。それほど親しくない他人に必要以上に接近されると、誰もが不快な思いをします。

食事の場で、隣との席が近くて落ち着かないというのはパーソナルスペースに知らない人が入ってきているためです。この領域は人によって異なります。

ですから、ある人にとっては何も感じない距離でも、他の人にとっては距離が近すぎると感じることもあるのです。

このことを知っておくだけでも、あまり親しくない人との距離の取り方を意識できるはずです。逆に近すぎず、遠すぎずの距離で話ができる人に対しては安心感を抱きます。

例えば、テーブルに着席をするとき、相手の真正面に座ると威圧感を与えてしまいます。商談や交渉する際は真正面で話すのが良いとされていますが、友好的な場面や親しくなりたいと思っている場合は真正面を避け、斜めに座ったり、テーブルの90度に合わせて席を設けたりするのが良いと言えます。視線をずっと合わせずに済む位置に座るのがポイントです。

しぐさを真似る

人は自分と似ている人に親近感を抱き、心を許す傾向があります。初対面の人でも出身地が同じだったり、共通の趣味を持っていたりするとすぐに打ち解けてしまうはずです。

この原理を応用したのが「ミラーリング」です。共通の趣味や似ているところがなくても似ている部分を作り出すことで相手との距離を縮める方法です。鏡のミラーから名付けられたもので、鏡のように相手の仕草や雰囲気を真似るというものです。

相手がコップを持ち、コーヒーを飲んだら、あなたも同じようにコップを持ち、コーヒーを飲む、相手が肘をついたらあなたも肘をつく、髪の毛をいじったら、同じようにいじるなど相手の行動を真似るのです。そして、行動だけでなく、言葉(口調)や声のトーン、話すテンポも真似てみてください。

相手は話をしやすくなり、安心感をあなたに抱き、打ち解けられるかもしれません。

また、文書でやり取りがある相手であれば、文体を似せるのも良いと思われます。ただし、大げさに行うと変な人だと思われますので、ある程度、かつさりげなく行うことが重要です。

聞くことに気を配る

サラリーマンに「どんな人とお酒が飲みたいですか」と聞いたところ、ほとんどの人が「自分の話を聞いてくれる人」と答えたそうです。「面白い人」でも「場を盛り上げてくれる人」でも「愚痴を言い合える」でもなく、「ただ、話を聞いてくれる人」だそうです。

つまり、安心感を与え、相手に話しやすい印象を与える人というのは相手の言うことを最後まで聞いて、否定しない人なのではないでしょうか。

人はつい自分の話をしてしまいますが、本当は聞いてくれる人を求めています。話すことの前に聞くことに意識を向けてみましょう。

つながりを意識する

私たちは誰かとの関係が傷ついた分だけ自立して強くなります。子どもの頃は両親や先生が守ってくれる環境の中に居ましたが、大人になると守ってくれる人はおらず、自らの経験から自立しなければならないと学びます。

自立することで寂しさ、悲しさ、孤独、不安を一人で抱え込んで解決しようとします。それができない場合、自分が感情に耐えるようになっていきます。

人とのつながりの中に安心感を得ようとしなくなります。心の緊張は高まり、緩和できなくなってしまいます。

寂しさや不安を抱いた時こそ、つながりを求めてはいかがでしょうか。

自分で耐えていても心の奥底では人とのつながりを求めています。日本人にはつながりや絆を重んじる傾向があります。

現代社会では人間関係が希薄になったと言われています。しかし、2011年の東日本大震災後の譲り合いの精神や絆、自分も大変な状況なのに周りの人を励ます被災者の姿などが連日報道されていたのを見ると、やはり人は人とつながってこそ安心感を得るのではないかと思われます。

「You」メッセージではなく「I」メッセージで伝える

相手に何かを伝えるとき、「私」を基準にメッセージを届けることが重要です。

例えば、「あなたは素敵ね」というより「あなたと居ると私はとても幸せ(元気になれる)」と言った方が相手は嬉しく感じるはずです。

何故なら、前者は「あなた(You)」が主語であくまで客観的な意見、後者は「私(I)」が主語なので、自分自身の気持ちを自分の言葉で発したことになり、相手にとってはオリジナリティを感じられるからです。

自分だけに発せられた言葉と感じる方が嬉しくなり、安心感、信頼感を得やすくなります。これが悪い事態で言いづらいことだった場合も同じです。

待ち合わせの時間に相手が遅れてきたとしましょう。ついつい「なんで遅れてくるの? 私をこんなに待たせてあなたはひどい。」と言ってしまいそうですが、ここはグッとこられてください。代わりに「遅れてきたから私は心配になったのよ。連絡はいれてね。」と言うのです。

遅れてきた方は「悪いことをしたな」と反省し、心から謝ってくれるかもしれません。「私は○○」という表現に代えて相手に伝えるようにしましょう。

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