周りの人の態度が、なんだかいつもよりよそよそしい・・・、飲み会や食事会に自分だけ誘われていなかった・・・
もしかすると、それ、周りの人から嫌われているのかもしれません。
不安になると相手のささいな言動にビクビクしたり、自分から話の輪に入っていくことができなくなります。さらにはそれを機に関係が悪くなってしまうことも・・・
最悪の事態にならないためにも、人が嫌いな人にとる態度というものを理解しておき、もし嫌われていた場合、どうすれば解決できるのかを知っておきましょう!
また、嫌いな人にとる態度には、男女差がある部分が興味深いですよ。
男性が嫌いな人にとる態度
話がそっけない
男性は、嫌いな人との会話を避けようとするので、話がそっけなくなります。
人間関係を良好に保っていくためには雑談も必要で、たわいもない話でコミュニケーションを取ることは意外に重要です。その雑談を機に仲良くなったりする場合もなにげにあったりします。
しかし、男性は嫌いな相手とは、その雑談すらしたくありません。ですから、その相手がいる輪の中にはすすんで入りません。
また、その相手が自分の輪の中に入ってこようとした時には、そっけなく話を終わらせようとします。
目を合わせない、そらす
男性は嫌いな相手とは目を合わせず、もし目が合ってしまってもすぐそらします。
会話をするとき、普通であれば、相手の目を見て、相手の話に興味を表すものです。
しかし、一向に目を見てくれなかったとしたら、自分の話には興味がないという事です。
「目は口ほどにものを言う」と言いますが、相手に興味がないという気持ちを隠すのが苦手な男性には、特にこれがぴったりと当てはまります。
仕事の話以外はしない
男性は、嫌いな相手とは仕事の話しかしないようになります。
いくら仕事上の付き合いでも、多少は自分のプライベートについての話はするものです。
しかし、男性は嫌いな相手には、仕事で必要な最小限の話しかしません。
理由は、相手に自分の情報を知られたくないから、そもそも話しかけられないように距離を置きたいからなどがあります。
ですから、嫌いな相手とは普段からほとんど話をしません。
返事がおざなりになる
男性は、嫌いな相手の話に対して、返事やリアクションがおざなりになります。
返事やリアクションがおざなりになるのは、相手の話に興味がなかったり、あまり聞いていない証拠です。
とりあえずの返事だけしておけばいいか、という感覚なのです。
そんな返事をされたら相手は当然いい気分はしませんが、嫌いな相手にどう思われてもかまわないと思っているので、そういう相手に対してはおざなりな返事をし続けます。
プライベートな連絡先は教えない
男性は、嫌いな相手にはプライベートな連絡先を絶対に教えません。
プライベートな連絡先を教えてしまうと、仕事終わりや休日にまで連絡が来るかもしれません。
嫌いな相手から電話やメールが来て、自分のプライベートな時間を邪魔されるのは嫌ですよね?
今では、SNS上で知り合いを探せたり、つながりを持ったりできますが、嫌いな人から申請が来たら困るという理由で、自分の投稿範囲を制限している人もいます。
仕事とプライベートをしっかり分けたい、という理由でプライベートを明かさない人もいますが、よほどのことがない限り、多少のプライベートは話すものです。
にもかかわらず、まったくプライベートの話をされないとしたら、嫌われている可能性を疑った方が良いかもしれません。
女性が嫌いな人にとる態度
愛想笑いをする
女性は、嫌いな人に対しては愛想笑いをします。
男性の場合は、嫌いな人に対してあからさまに嫌いという態度や雰囲気を出して意思表示しますが、女性の場合は「嫌い」という感情を隠して振る舞う傾向があります。
本当は、女性も「嫌い」という態度を取りたいのですが、周りの目を気にして、とりあえず愛想笑いでその場をごまかそうとします。
メールやLINEの返事が遅すぎる
女性は、嫌いな人からのメールやLINEの返事をなかなかせず、後回しにします。
女性は、男性よりもメールやLINEが好きな傾向にあり、絵文字やスタンプを頻繁に使ったり、連絡グループを作ってすすんで情報を共有したりします。
しかし、普段は大好きなメールやLINEも、嫌いな相手に対しては、違ってきます。
どういう内容にするか返事を考えた上で文章を打つことになるため、非常に面倒くさく感じてしまうため、どうしても返事が遅くなってしまいます。
SNSでつながらない
女性は、嫌いな相手とはSNSでつながりません。
メールやLINEと同様、女性はSNSも大好きです。
女子会の様子やおいしいスイーツの写真をUPし、楽しそうに盛り上がっている女性たちがたくさんいることはご存知でしょう。
しかし、嫌いな相手は別です。
友達申請が来ても見て見ぬふり、男性同様、公開範囲を設定して嫌いな相手から連絡が来るのを防ぎます。
逆にすごく優しい
女性は、相手を嫌いだという感情を隠し、逆に優しくすることがあります。
女性は、周りから自分がどう見られているかを気にします。
そのため、相手にあからさまに嫌な態度をとると、自分が意地悪な人間だと見られてしまう可能性があるので、自分の評価を落とさないために、あえて優しく接する場合があります。
もしくは、面倒な人間関係のトラブルに発展することを避けるため、気持ちを隠して優しく接する場合もあるのです。
会話に加わらない
女性は、輪の中に嫌いな相手がいるとき、会話に加わろうとしません。
男性の場合、嫌いな相手がいる輪の中には最初から入りませんが、女性の場合は少し違って、嫌いな人がいても輪の中に入ります。
しかし、その輪の中の会話には加わろうとせず、外を観たり、携帯電話をいじったりします。
そこまでして一緒にいなくても・・・と思いますが、女性はもともと群れたがる生き物。嫌いな相手がいても、群れの中にはとりあえず所属していたいという心理が働くようです。
自分は嫌われているかも・・・と思ったら
相手の態度と表情をチェック
自分は嫌われているかも知れないと感じたら、まず相手の態度と表情が嫌いな人に対するものかどうかを確認しましょう。
人間はどうとりつくろっても、嫌いな人の前では、いやな態度に出てしまったり、顔をしかめたり、無表情だったり、どこかに現れてしまうものです。
自分に向けられた態度や表情が他の人に対する態度や表情と明らかに違っているかどうか、よく観察して確認しましょう。
思い込みである場合も
あなたが「嫌われているかも」という不安は、あなたの思い込みである場合もあります。
人には、機嫌の悪い日や、体調が悪くて人に優しくできない日もあります。
たまたま、相手がその状態だったのかも知れません。または、ミスをして落ち込んでいたり、大事な仕事の前でナーバスになっていたのかもしれません。
自分は嫌われているかもしれないと思い込む前に、一度、相手が置かれている状況を分析してみましょう。
心当たりがあるなら直そう
相手に嫌われているかも、と感じることがあり、自分にも心当たりがあるときには、とにかく相手と話して謝ったり、誤解を解くことが必要です。
自分が何もしていないのなら、嫌われる心配はありません。
しかし、心のどこかで嫌われるような事をした心当たりがあるのなら、その心当たりを解決しなければなりません。
相手を傷付けてしまったのであれば、話をして心から謝りましょう。
時間がかかったとしても、「嫌われている」ことを気にして過ごすよりは、相手と向き合って話をした方が自分の心もずっと楽になりますし、なにより相手に対して誠実です。
まとめ
今回は、男女別の嫌いな人にとる態度と、嫌われていると感じたら取るべき3つの対処法をお伝えしました。
男性の場合は、嫌いな相手に対してはっきりと態度に出やすいのに比べて、女性の場合は、表面に出にくい傾向があります。嫌いという感情をごまかすのは、女性の方がうまいという事ですかね?
人に嫌われるということは、誰でも嫌なことです。
もし、今回ご紹介したような態度に心当たりがある場合は、早めに相手と話し合いをして解決しましょう。