仕事でもプライベートでも、生活する上で厄介な感情に「嫉妬」というものがあります。
嫉妬心というのは、決して男女の間の出来事ばかりではありません。
勿論、恋愛関係にある男女間には、多かれ少なかれ必ず「嫉妬」というものがあります。
「あの人がさっき電話していた人は誰? 」「昨日どうして連絡くれなかったの? 」など・・・些細な事で嫉妬心が芽生えてしまいがちです。
ですが、更に厄介なのが女性同士の嫉妬。
自分より美人な女友達が羨ましくて嫉妬したり、彼氏がカッコいいと言って嫉妬したり。
ですが、嫉妬される側にもされるだけの原因があるのかも知れません。
そこでここでは、嫉妬される人が必ずやってしまっている行動や言動をについて、詳しく解説していきます。
周囲からよく嫉妬される人は、必ずチェックして、その嫉妬をスルーする方法まで学んでみて下さいね。
自分が優れているところをアピールしがち。
女性同士の嫉妬に特にありがちなのが、「相手のことが羨ましい」パターンです。
嫉妬心というのは、自分と相手を比較した時に「相手の方が優れている」と感じた時に生まれます。
ですから、様々な理由があるにせよ自分が優れている面をあまり前面に押し出してしまうと、嫉妬のターゲットとされる恐れがあります。
女性の場合は、自分自身が仕事ができるなど、自己の能力についてよりも、
「好きな男性の取り合い」「外見などの容姿」などが嫉妬の対象となりやすいようです。
あまり自分の事ばかり主張し過ぎている人は、嫉妬される人となりやすいので要注意ですね。
ワンマンなところがある。
あなた自身に、相手をコントロールしようとする心、いわゆる「ワンマン」な部分はありませんか?
嫉妬する女性というのは、自分に自信が無い割に自尊心は高い傾向にあると言われています。
ですから、先程述べた様に「自分より優れている」と感じている相手から、更に自分の心までコントロールされようとしていると感じると、卑屈な心から嫉妬心が生まれてしまうのです。
ですから、あまりワンマンな性格を出してしまうと周囲から嫉妬される人になりがち。
自分の言動・行動にはくれぐれも注意しましょう。
男女を問わず友達が多い。
ここからは、あなた自身にばかり原因がある訳ではない事になってきますが・・・嫉妬される人は、男女を問わず友達が多い傾向にあると言われています。
これは、先程から述べている「相手と自分を比べてしまう」気持ちが関係しています。
心理学的には、こうした心理を「上方比較」「下方比較」と呼びます。
中でも特に嫉妬に関わってくるのは「上方比較」です。
上方比較は、あなたが相手と自分を比べた時に「あの人は優れている。なのに自分はダメだ」と、自分を卑下してしまう方向に心が働いしまいます。
ですから、嫉妬する人は友達に恵まれているあなたに対して「自分より友達が多い。私には友達がいない」と感じています。
そうした心から嫉妬心を抱いてしまうのです。
公私共に充実している。
これも、先程と同様の理由により、嫉妬される人にありがちな傾向です。
公私共に充実しているあなたが「羨ましい」という羨望から、頑張っても敵わないと感じている自分と比較した時に嫉妬へ変わります。
また自分も、そんなあなたの充実した生活に関わりたい・仲良くしたいという気持ちと、だけど上手く関われないもどかしさから嫉妬心を生んでしまう場合もあります。
女性同士の嫉妬は、とにかく複雑なのです。
「我関せず」な性格である。
嫉妬される人というのは、大抵周囲を気にしない「我関せず」といった性格な場合が多い様です。
相手がどんなに嫉妬していても、攻撃してきても気にならないし気にしない。
そんな性格の人は、嫉妬する人にとっては格好のターゲットだとも言えます。
嫉妬する人というのは、自己肯定感が低く、寂しがり屋な傾向にあります。
ですから、あなたと一生懸命仲良くしようと試みても、あなたが構ってくれないと思いこんでしまうのです。
こうした思い込みの心理現象を「プラシーボ効果」と言います。
このプラシーボ効果が働いていると、相手はあなたが自分を嫌っているとか構ってくれないと思い込み、相手の中ではそれが真実となっていきます。
そうする事で、あなたが嫉妬の対象となってしまうのです。
まとめ
いかがでしたか?
ここでは、嫉妬される人が必ずやってしまっている言動や行動をいくつか解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
あなた自身の言動や行動に当てはまるところはありましたか?
嫉妬は、する方もされる方も、とてもエネルギーを必要とする行為です。特に、嫉妬される側になると、受け身である分相手のエネルギーも自分の方に向いてきますから大変です。
まずは何より、自分の行動や言動を見直す事。
そして、万一嫉妬の対象になってしまった時にはスルーしてやり過ごす事をお勧めします。
そうする事で、相手の嫉妬心が静まるのを待ちましょう。
その際、必ず相手に対して「自分が負けた」と認める事が大切です。
あなたが自分に「負けた」と分かれば、相手の劣等感などが下手に刺激されずに嫉妬心が落ち着いていく事でしょう。参考にしてみて下さいね。