『ママ友』のお付き合い。うまくいっていますか? 苦しくないでしょうか?
『ママ友』仲間で怖いのは、こちらが『上手く付き合えている』と思っているのに、いきなり仲間外れにされたり、陰口を叩かれたり、と状況が急変することですね。
ママ友から嫉妬されて攻撃され、子供までトラブルに巻き込まれたら…と考えると不安になるのは当然です。
でも、ママ友仲間で、時には励ましあったり、愚痴を言い合ったり等、良い面もありますし、付き合い自体を全てなくすわけにも行きません。
ここでは、嫉妬されないため、ママ友付き合いの中での具体的な留意点をお伝えしていきます。
大丈夫。あなたの一生懸命はきっと救われますよ。
ママ友の集まりに他のメンバーを安易に誘わないこと
同じ年齢くらいの子どもとママで集まる機会はよくありますね。なんとなく不定期ながらこの仲間でここに集まる…という暗黙の開催のルールができてきます。
『ざっくばらんな集まりだから』と、前もってメンバーに相談することなく、そういった会に、自分のママ友を連れていく行為は、絶対NGです。
ママ友の集まりは、微妙なバランスで成り立っていることが多いのです。
いつものメンバーがひとりだけ何らかのトラブルで抜けてしまう、それだけでその集まりが霧散(むさん)してしまうのはよくあること。
しかも、今は、どこで誰がつながっているのかわからないものです。
あなたが連れていった彼女が、他のママ友(旧メンバー)の苦手な人…なんていうことも十分あり得ます。基本は旧メンバーのままで維持していくのが、うまくいくコツです。
FB、Twitterやブログはうかつに教えない
この時代、SNSを盛んに更新しているママも多いですね。良い気分転換になるのではないでしょうか?
でも、あなたのSNSアドレスを付き合いの浅いママ友にうかつに教えない方が安全です。
特に、子どもと一緒にいて自分の思うように動けないママの中には、知り合いのSNSを執拗にチェックするタイプもいます。その人があなたのSNSをいつも好意的に見てくれる保証はどこにもありません。
何気ないあなたの日常が誹謗中傷されたり、フォロー解除等でキレられてリアルでもいじめられたり、という危険性があること、理解しておきましょう。
容易にお互いの家に行き来しない
そのママ友とあなたの関係性にもよりますが、出会ってあまり時間が立っていなくて、さほど近い関係でないなら、お互いの自宅に呼んだり伺ったりは避けるようにした方が無難です。
自宅に入るとプライベートを見てしまい、お互いの事を知って深入りしてしまうからです。
そうなってから、あんまり仲良くしたくないタイプだった、となるとかなり面倒なことになりますよね?
あなたの家の中には、あなたのいろいろな面が表れています。これに嫉妬された時のダメージは恐ろしいものがあります。
知りあってしばらくはできるだけ外で、と思っておく方が良いでしょう。家に入れるなら、見られたくないものはどこかの部屋へ押し込んでおくべきです。
手土産を忘れない
とはいうものの、小さな子どもがいるママ同士、少し気ごころが知れてくれば誰かの自宅でのママ友会が多くなるのは必然です。
伺う際、手土産は大切です。
なんと、いつ誰が何を持ってきたかをしっかり覚えているママがいたりするのです。手ぶらで行こうものなら…怖いですね?
自分のいないところで『…さんはあの時に手ぶらだったのよね』と噂されては大変です。かといってあまり高価すぎても嫉妬を買う可能性があります。
どんなものを持って行けば素直にママ友達が喜んでくれるか?
難しいですがそのグループのメンバーを思い描いて知恵を絞りましょう。
おもてなしで気を遣いすぎない
気ごころが知れてきて、自宅でみんなをおもてなしをすることになったら…。家を提供するのが順番となってくる場合もあります。
集まる際には、仲間内で、前もってランチは持参かデリバリーにして、家提供の人はお茶と簡単なお菓子を出すだけ等、ルールを決めておくと気持ちも手間もとても楽です。お互い探り合うのでなく、相談出来る関係を築いておくとベストです。
ルールを決める際、グループリーダー的なママ友や嫉妬しそうなママ友には、わざと丁寧に希望を聞いてみるのも一案です。
2人だと気楽
複数のママ友グループと関係していますか?
『子どもの習い事の友達だから』という場合はなかなか避けられないかもしれません。
実は、人間3人以上のグループになるとお互いに気を遣っていろいろ面倒なことが増えるようです。人間関係が複雑になるからですね。
2人だと気楽で仲良くなりやすいので、気の合うママ友ができてお近づきになりたいと思ったら、2人で会うようにすると良いでしょう。
その際も仲良くなるのは、できるだけゆっくりゆっくり。
相手の人となりを見て行きましょう。嫉妬しやすいママかどうかを見極めて。
派手なものを身につけない
ママ友同士というのは、深いようで案外浅い関係、という場合が多いのも事実です。子どもの名前で『○○ちゃんママ』などと呼ばれることも良くあります。
そしてあなた本人の名前が出てこなくて、『○○ちゃんのママで、ほら、いつもメイクが濃い…』なんてあなたのいないところで話題にされてはたまりません。おまけに『似合わない…』なんて思われてはがっかりです。そこから派生して、仲間はずれにされるのも有り得なくないこと。
また、女同士だと自分より性的魅力のある相手に対して、より嫉妬を抱きやすいようなのです。あからさまなブランドものも危険です。
ママ友の張り合う気持ちに火をつけてしまわない、という面からも、ママ友に会う時は、派手さを抑えたメイクやファッションをおすすめします。
噂話や悪口を避ける
おしゃべりに夢中になって、その場のノリでしゃべっていると、あなたが言っていないことまでいつの間にかあなたが発言したことにされている。女子同士だと有り得なくない怖いパターンですね。
誰かの噂話や悪口を、自分で言わないのはもちろん、そうなりがちな場からも遠ざかる方が良いです。その場合もさりげなく。
正義感を振りかざしてしまうと、嫉妬のターゲットにされかねません。
夫の話はしない
いろいろなママがいますが、他のママの夫のスペックを気にするタイプもいます。
ルックス、ファッション、収入、地位だけでなく、家族サービスの具合、趣味…。そして、自分の夫が負けると嫉妬や妬みを持ち、勝つと見下してきたり。面倒ですね。
これは、社宅や借り上げマンションなどで起きがちです。
この面倒を避けるには、夫の話はあまりしないのが無難。仕事も『…系』とぼかしておいてOKです。
また、夫にプレゼントされたの! といったようなのろけや自慢に受け取られる話も嫉妬を買いがちなので、やめておきましょう。
自分の子ども以外、子どもの写真を撮らない
写真撮影には神経質でいましょう。記念にみんなで! は、もはや過去の話です。
今、プライベート写真の流出に一番過敏なのはママたちでしょう。
自分の子以外の写真撮影は、必ず断ってから。撮った写真は、メール等で写っている子のママにもれなく送ってあげること。その手間が面倒なら、写真撮るのが下手で…と言いつつ、撮影しないという選択肢もアリです。
つきあい過ぎなくて良い
ママ友仲間のランチ会、子どもの習い事の際のお茶会、土日のおしゃべり、カラオケ会等など…実は、参加する気があれば、いくらでも集まりがあるのがママ友です。全部つきあっていたら体力も気力もお金も持ちません。
子どものために、と行きたくないママ会に出かけたり、断りきれなくて参加すると、ストレスは溜まっていきます。
つきあい過ぎないことがあなたを守ることになります。
気乗りしない集まりで、言動がぞんざいになって嫉妬や不満を買ってはつまらないですよね?
お姑さんから電話がくるのよ、学校の用事で、親戚の集まりがあって、など聞いた相手が納得しそうな言い訳をいくつか準備してみましょう。
相手の過去を詮索しない
仲良くなってくると、以前の職業、住まい、実家の職業など詳しく聞きたがるママもいますが、これも程度問題です。
誰にだって、話したくないことがあります。
ママ友という関係は、もともと微妙な距離感ですので話すかどうか迷うものです。あまりしつこく聞くと、面倒な人だと思われてしまいますし、逆に詮索されて、嫉妬ポイントを見つけられても嫌ですから、やり過ぎてないか注意しましょう。
逆に気を遣わずに堂々とする
今までの話を覆すような視点ですが、大人同士としてきちんと気を遣っても、残念ながら嫉妬される時はされてしまいます。
なぜなら、相手のママ友にも本当にいろいろな人がいるからです。
こうなったらあなたは卑屈になることなく受け流しましょう。でも、相手の良い面は認め、丁寧に優しく接するようにしましょう。そんなあなたの大人の態度を忌々しく思う人は、自然と疎遠になっていくでしょう。
付き合いに疲れてしまったら抜けよう
子ども同士の付き合いがあるから…と無理して辛い関係のママ友と付き合う必要はないのです。
ママが疲れてしまったら、子どもも疲れてしまいます。
ママ友関係に疲れてしまったら抜けるという選択肢もあるのです。少し距離を置いて、冷静に自分の気持ちや状態を見てみる時間も必要ですよね?
また、家庭内にトラブルが起きれば、浅い関係のママ友とのお付き合いはつらくなる時もあるかも。そんな時は無理せず抜けましょう。
ただし、仲間から抜けても、挨拶だけはちゃんと続けましょう。大人同士ですから。
今後の友の可能性もあり
ママ友は、子どもが小さい頃限定のおつきあいかもしれません。
でも、ママ友から始まって、あなたの生涯の友達になる人と出会う可能性もあります。
ママ友といいながらも、気の合う人、一緒に過ごしたい人と出会えたら素敵です。そのようなママ友は、大切にしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
子育てしている人限定の関係性であるママ友。
嫉妬されそうなポイントをうまくかいくぐって、ママ友という関係を楽しんでみてはいかがでしょうか?
ママ友であっても、基本は人間関係。
今までのあなたはどんな風に嫉妬をかいくぐってきていましたか? それを思い出し、分析して、今に生かしていきましょう。きっと大丈夫。