何に気をつける? うつ病の人への接し方

うつ病の人への接し方

あなたの友人や同僚で、うつ病と診断された方はいませんか?

うつ病は「心の風邪」と呼ばれるほど、現代のストレスの多い社会では、誰でもかかる可能性がある心の病気です。

特に、仕事と家庭の両立を求められる30代は、頑張りすぎのうつ病予備軍の方が多い年代です。

うつ病の人への接し方は、行うと逆効果の対応もあり、良かれと思った行為が、うつ病の方には負担になってしまうこともあります。

うつ病の人への接し方を知って、あなたも相手の方も、お互いが負担を感じない関係性を築いていきましょう。

 

何に気をつける? うつ病の人への接し方

 



 

あなた自身の気持ちをコントロールする


 

うつ病の方は、病気のためにマイナス思考になっています。

マイナス思考は、パワーが強く、周囲に伝染しやすいことが判っています。

そのため、あなた自身が、悩みを抱えていたり、不安や怒りなどのマイナスな感情を感じていたりする時は、気持ちがシンクロする可能性があります。

また、「私だって大変だけど頑張っているのに、何であなたは」という気持ちを、うつ病の相手に抱いてしまうこともあります。

うつ病の人への接し方として、最も大切なことは、あなた自身の気持ちがコントロールされている、安定していることになります。

 

うつ病からの回復は時間がかかることを覚悟する


 

つ病と診断され、治療が開始されても、うつ病の薬の効果が表れるには数か月かかります。

まずは、「死にたい」「眠れない」「食事がとれない」「イライラする」といった気持ちが改善され、少しずつ薬の量を減らしていくため、数か月から数年単位で通院することになります。

うつ病は、脳内物質のセロトニンなどが減少して起こると言われています。

精神科の医師の言葉を借りると、うつ病は「急性脳不全」と言い換えることができるそうです。

それだけ、感情をコントロールする脳がダメージを受け、安静が必要ということなのだと思います。

肝不全や腎不全が、長期療養が必要なように、うつ病も長期療養が必要なのだということを、うつ病の人への接し方の基本として覚えておきましょう。

 

「励まし」はせず、いつも通りに接する


 

うつ病にかかった方は、自己否定や罪悪感といった感情を抱いています。

「しっかりね」「頑張って」という言葉を、あなたが励ましのつもりでうつ病の方に投げかけたことが、逆に「頑張れない自分が悪い」「相手に負担を感じさせている」と、うつ病の方を追い詰めることもあります。

実は、これはうつ病にかかった方だけでなく、治りにくい病気にかかった方に対しても避けたい言葉です。

励まされても、どうにもできない現状が、病気にかかった方にはあるのです。

特に、うつ病の方は、気持ちにシンクロしやすいため、励ましてくれた気持ちに応えられない自分を責めることになります。

言語的コミュニケーションは、約30%程度。

あなたの表情や雰囲気、接し方で、十分相手に伝わるものです。

うつ病の人への接し方として大切なのは、言葉で励ますことではなく、いつも通りにうつ病の人に接すること、「あなたを受け入れている」ことを態度で示すことです。

 

あなたが解決しようとしない


 

うつ病にかかった方が、あなたの部下だったり、あなた自身が解決策を提案しやすいタイプだったりした場合は、注意することがあります。

それは、あなたが、うつ病の方の考え方を変えようとしたり、これからのことを提案しようとしたりして、なんとか、この現状を解決しようすることです。

うつ症状が強い時は、意欲が減退し、未来の希望を描くことができません。

また、何かに集中する力も落ちてしまっているほど、思考力が低下し、疲れ切っている状態なのです。

あなたが良かれと思って、あなたの基準で解決案やこれから先のことを提案しても、それはうつ病の人には、到底できない提案として感じる可能性が高く、さらに自責の念を強める可能性があります。

うつ病の人への接し方としては、あなたが、相手の問題を解決するのではなく、相手が自分で考えられるまで、病気が快復することを「待つ」ことです。

「待つ」ことこそが、うつ病の人への接し方のカギとなります。

 

相手の話をよく聴く


 

うつ病の人への接し方として、大切なことは、相手の話をよく聴くことです。

うつ病の方は、思考力が低下していたり、気持ちを集中したりする力が落ちています。

そのため、話しをすることや、話の内容に整合性があるかといった判断力が低下しています。

うつ病の方が話し始めた時は、ゆっくり話を聴くことを心掛けます。

そして、話の中身よりも、感情をくみ取るようにして下さい。

うつ病の方は、自分を受け入れてくれたことが、救いと感じるのです。

相手に関心があることを伝え続けることも、うつ病の人への接し方には大切です。

 

相手の言葉に動揺しない


 

うつ病の人への接し方として、相手の言葉や態度に、あなた自身が動揺しないことも大切です。

うつ病の方は、病状が良くなったり、悪くなったりを繰り返しながら、安定していきます。

そのため、あなたが良くなったと感じたとしても、次の日には相手の気持ちが変化してしまっていることもあります。

また、「死にたい」という言葉に焦りを感じる時もあると思います。

「死にたい」という言葉は、サインだと受けとって下さい。

そのサインの返事としては、「私は、あなたが大切」「明日も会えるね」と、伝えて下さい。

あなたが動揺しない、これが、うつ病の人への接し方には、とても必要で、大切です。

 

健康的な面、できている部分を認める


 

うつ病の人への接し方としては、相手のマイナス面ではなく、できていることに目を向けて、伝えることも大切です。

うつ病の方は、意欲や思考力が低下している状態です。

症状が重い時は、うつ病の方の言葉を借りれば「色がない、灰色」感覚で、毎日を過ごしているのです。

グレーな世界の中にいるうつ病の方にとって、時間がかかったとしても、何かをやり遂げたり、前向きに物事を考えようとしたりした時は、そのプロセスを認めるように心掛けましょう。

うつ病だからと言って、すべてがマイナス思考なわけでもありません。

食事がとれるようになったり、夜眠れるようになったりすることで、徐々に生活が安定し、心も落ち着いてきます。

その小さな安定や、気持ちの落ち着きを認め、言葉で伝えるようにして下さい。

本人では気がつかない変化を伝えることも、うつ病の人への接し方になります。

 

まとめ


 

いかがでしたか?

うつ病の人への接し方について説明してきましたが、お役にたてたでしょうか?

うつ病にかかった方は、「罪悪感」「自責の念」を抱え、できない自分を責める傾向にあります。

傍にいるあなたができることは、変わらない態度で接することと、相手のペースに合わせ、相手を受け入れることです。

うつ病は、誰にでもかかる可能性があり、適切な治療が必要な病気です。そして、きちんとした対応を行うことで、回復します。

あなたは、自分が相手にできることは何かを考え、自分の気持ち自身をコントロールした上で、うつ病の人への接し方を実践するようにしましょう。

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