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ジョハリの窓で自分を知る5つの方法

ジョハリの窓

みなさん、ジョハリの窓をご存じですか?

ジョハリの窓は、自分に関する情報データを

「開放の窓(自分にも、他人にも分かっている姿)」
「盲点の窓(他人に分かっているが、自分には分かっていない姿)」
「秘密の窓(自分に分かっているが、他人には見せない姿)」
「未知の窓(自分にも他人にも分かっていない姿)」

の4つの窓(カテゴリ)に分類して、自己分析をする方法です。

これは、他人とのコミュニケーションを円滑にするための自己分析として、心理学ではよく使われているモデル(方法)です。

今回の記事においては、ジョハリの窓を使って自己分析する方法を紹介します。

窓への項目記入(項目を自作する場合)

上記の4つの窓のうち、「未知の窓(自分にも他人にも分かっていない姿)」については、記入しようがありません。「秘密の窓(自分に分かっているが、他人には見せない姿)」も自分で記入するしかないです。

「開放の窓(自分にも、他人にも分かっている姿)」「盲点の窓(他人に分かっているが、自分には分かっていない姿)」の記入については、周囲のひとびとの協力が必要となります。

紙を用意して、右半分に自分の長所を10個。左半分に短所を10個書いてください。もっと書けるというひとは、もっと書いてもかまいませんが、必ず数は合わしてください。

無理やり数を増やすと曖昧なものが混じるので、自分に心地よい負荷をかけられる範囲に数を抑えておきましょう。また、協力をお願いする周囲の人々が引き受けてくれるであろう範囲に数を抑えることも大切です。

「秘密の窓」の項目についても、もしも、告白できる種類の秘密ならば、本当にみんなに知られていないかどうか確認した方がいいです。

窓への項目記入(既存のテンプレートを利用する場合)

ジョハリの窓は有名な自己分析の方法であり、ネット上においては資質分析版・第一印象版といった用途目的別な項目のテンプレートが出回っています。

「①頭が良さそう」
「②センスが良さそう」
「③真面目そう」

といった具合に、あらかじめ項目が記号化されているので、記入する際の手間が少なく、他人に協力を求めやすくなっています。

どのようなコミュニケーションを円滑にしたいかという用途目的別のテンプレートに用意された項目は、自分でつくる項目よりも一般的なものである可能性もあり、目的に沿った自己分析が期待できます。

「開放の窓(自分にも、他人にも分かっている姿)」の項目の見方

「開放の窓」の項目が多い場合には、自分自身に対しても、他の人に対しても、かたくなな態度や雰囲気がなく、自分らしい自由な行動や言動がとることができているということです。

「開放の窓」に記入されることになった自分の長所や良い面を伸ばすことも大切ですが、
それと同様に、短所や足りない面についてのアドバイスやフィードバックにしっかり受け止める必要があります。

それらには、自分に対しての回りの人からの期待値、ここを改善すれば、もっと成長するとのメッセージが込められています。

「盲点の窓(他人に分かっているが、自分には分かっていない姿)」の項目の見方

「盲点の窓」の項目には、自分ではなかなか気づきにくい他人の目からみた長所・短所が表れます。言われて思いあたる長所について伸ばし、短所については直すというのは誰も異論がないでしょう。

その一方で、思い当たらない長所・短所については誤解の場合もあります。自分が他人に見せたい自己イメージが周囲にうまく伝わっていない、自己情報のコントロールに失敗しているという言い方もできます。

周囲の人々との誤解を放置しておくと、コミュニケーションは困難になります。

「秘密の窓(自分に分かっているが、他人には見せない姿)」の項目の見方

意識的に他の人に知られないように、無意識のうちに隠していることもある領域がこの「秘密の窓」です。

「秘密の窓」を狭めることは自分でできる行動です。ありのままの自分でいること。「こうしなければ」とか「他人の目が気になるから」とか、本来の自分を押し込めるような考え方を避けることです。

他の人とのコミュニケーションを深め、自分にとっても楽な人間関係をつくっていくには、この窓を小さくしていくことがポイントです。

まとめ

いかがだったでしょうか?

ジョハリの窓は、作成手順が簡単でありながら、自分と周囲とのコミュニケーションの状況と今後の課題をきわめてドラスチックに図示します。

近年において、ジョハリの窓は企業研修においても社員に自己の集団の中の立ち位置を知らしめるために活用されています。ジョハリの窓の作成のためには周囲の協力を求めることが不可避であり、チームワークの育成にもつながるという点が企業の側に魅力となっています。

そのような場面において、今回の記事で紹介した知識を活用していただければ幸いです。

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