もう!『お母さん』やめたい!!(怒)
そんな風に思ってイライラすること、ありませんか?
そうですよね。子育ては24時間365日年中無休なのですから、時にイライラだってしますよね。
イライラして子どもに怒鳴ってしまって、なおさら自己嫌悪。
『ダメなお母さんだなあ・・・』
いえいえ、そんなことはありません。人間ですからイライラする事だってあります。
ただイライラのカラクリと、その処理の仕方のコツを覚えれば・・・上手に気持ちをコントロールして、今よりちょっとハッピーな子育てができますよ。
今回はそのコツをお伝えしましょう。
イライラのカラクリ
またこんなにちらかして!
なんで宿題しないの!?
早く食べなさい!
いつまでゲームやってる気なのよ!?
等々、子どもの年齢によって内容は変わってきますが、イライラのネタなんかいくらでもあります。
でもちょっと待って!
なぜ、イラっとするのでしょう?
子育てに限らず、人がイラっとするポイントは、その人自身の『べき』や『はず』があるポイントなのです。
例えば、部屋はきちんと片づいているべきだと考えている人は、散らかし続ける子どもに怒りを覚える・・・ということです。同じ散らかり具合に対して怒らない人には、この『べき』がない、ということなんですね。
イライラが起こる心理学的なカラクリはわかりました。ではどうするか?
イライラと『べき』『はず』に気付く
まず、イライラしている自分に気が付きましょう。そして気付いたら、自分はどんな『べき』や『はず』を持っているんだろう? とちょっと考えてみましょう。
宿題は言われなくてもやるべきだ。
こんなに洋服を汚すべきではない。
この時間には朝ご飯は終わっているはずなのに。
ほら、貴女は貴女にとって大切なポイントを、ちゃんとしたくてがんばっているだけなのです。それがうまくいかないからイライラしているだけなのです。
イライラの解放
それを確認できたら、がんばっている貴女に拍手!それから、深呼吸。そして、大きく息を吸って、誰もいない空間に向かって息の続く限り、
『もおおおおおおーーーー!!』
と吠えてみましょう。すっきりしました?
しないようならもう一度。すっきりするまでやってみましょう。
たいてい二回以上やると、子どもがびっくりして様子を見に来ます。
お母さん、どうしたの?
お母さん、怒ってる?
心配そうに顔をのぞき込んだり、言葉をかけてくるかも知れません。もしかしたら、一緒にまねをして吠える子もいるかも知れません。でも、気にせず続けましょう。
『もおおおおおおーーーー!!』
大声を出すとご近所が飛んできてしまう場合は、例えば、クッションなどを抱えてそれに向かって、またはトイレの水を流しながら、など、工夫をしてみてくださいね。貴女の身体から声に載せてイライラを外に出してやるのが目的です。
合い言葉は『まあ、いいか!』
笑いがこみ上げるまで子どもと一緒に吠え続けるのもアリです。途中から違う遊びになるかもしれないですね。OKOK!
イライラがうまく解放できたら、自分に向かって、あるいは近くにきた子どもに向かって、はっきりした声で合い言葉を言います。できれば笑顔で。
『まあ、いいか!』
納得しない感じがあれば、これも何度もやってOKです。節をつけて歌ってしまってもいいですね。これで一段落です。
子どもの育ちはゆっくりじっくり
大人はついつい時間に追われる生活を送りがちですね。そして、早急に結果を求めます。
実はこのサイクルは、子育てには辛いものになりがちです。だって、いつの時代も、子どもの育ちは、ゆっくりじっくり。その方が後々しっかりするものなのですね。
とはいうものの、時間を全く気にせず生活するのは今の時代はかなり難しいですね。せめて、こんなおまじないを時々唱えてみましょう。
子どもの育ちはゆっくりじっくり
すぐに結果は出てこない
大丈夫、大丈夫
貴女自身がリフレッシュ
がんばっている人に、もっとがんばれ!というのはあまり効果的ではありませんね。限界まで引っ張ったゴムは・・・いったん緩めてみましょう。
貴女にもリフレッシュタイムが必要です。
パートナーや親御さんやお友達にお子さんを頼んで『お母さんの休み時間』をもらいませんか?
カフェでぼーっとするもよし
美容院へ行ってみるもよし
ウィンドウショッピングもよし
ひとりカラオケもよし
そうもいかないよ・・・という貴女。
それでは、子どもの安全を確保した状態で、家の中で、子どもから隠れて自分の為だけに入れたお茶やコーヒーとおやつをこっそり頂きましょう。決して見つかってはいけません。
どこで頂きますか?
まんまとこっそりティータイムが成功したら、次回ティータイムや他のこっそりを計画しましょう。
要は、貴女が貴女を大切にする時間をしっかり取りましょう、ということなのです。誰だって大切にされない時間が続いたら、イヤになってイライラするものでしょう?
数回のリフレッシュを経て、貴女は貴女を喜ばせるもっと素敵な事を見つけるかも知れないですね。時間やお金をやりくりしてやっていく趣味の時間は、まさに至福の時です。
まとめ
いかがでしたか?
イライラするのは、カラクリがあるということ。そして、イライラしたら安全に解放し、そして笑い、笑わせ、笑わせられ・・・『まあ、いいか!』と落ち着いてくださいね。
がんばっている貴女のこと、ぜひ大切になさってください。
この記事が少しでも貴女のお役に立てることを願っています。