身近にマイペースな性格の方がいらっしゃいますか?
マイペースな性格を「のんびり屋さん」と感じる方もいらっしゃれば、「やる気がなさそうに見える」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
マイペースの方と楽しく過ごす為にコントロールの方法を知っておくと便利かも知れません。
迅速な対応を求める
早急にしなくてはならない仕事をマイペースな性格の方に依頼する場合、あらかじめ「迅速に対応願います」と一言添えて依頼しましょう。
ただし、ギリギリの依頼ではなく依頼するこちら側も少し余裕を持って依頼することが肝心です。
口頭だけではなく、手書きのメモなどを活用して「このお仕事は早く終わらせて欲しい」というアピールをしましょう。
マイペースな性格な方の時間の流れは、こちら側とは違う場合が多々あります。
分かりやすく丁寧に、「迅速さ」を重視した内容で伝えましょう。
時間の流れの感覚を掴んでもらう
例えば
- 約束の時間のギリギリまで来ない
- ギリギリで出社する
- ギリギリな事が当たり前になっている
などマイペースな性格ゆえに時間にルーズになりがちになる事があります。(マイペースな性格の方からすると「普通」な事でも、こちら側からすると「ゆっくり過ぎて心配になる」など)
そういった場合は、予定よりも早めの時間を伝えておくと待つ時間が少なくなるかも知れません。
15分前行動などの癖がついていれば問題は少ないのですが、なるべく
- 時間に余裕を持ってもらう
- 時間の流れの感覚をこちらの照準に合わせる
- この時間に遅れると、困った事になる事を伝える
事で共に気分良く過ごせようになります。
やりたい事を、いつやるかの決断を促す
マイペースな方は時に「今やりたい!!」と思い立つや否や、すぐに行動を起こします。
こちら側に用事がなければ構いませんが、用事や深夜帯など時を選らばない場合は、一旦落ち着いてもらう事を伝えましょう。
まずは、こちら側が落ち着いてゆっくりとした口調で
「今じゃないとダメなのか」
「次の機会に回せないのか」
など、完全否定という形ではなく『理由』を聞いて見ましょう。
否定形から説き伏せようとすると、やりたい気分に拍車をかけてしまいます。
やんわりと、少し強めに決断を延ばすように促してみましょう。
メールと電話の使い方
メールは、現代社会では欠かせないコミュニケーションツールになりますが、時間帯や大量のメールは常識的なことを考えても控えておきたいところです。
しかしながら、マイペースな友人を持った方からよく耳にするのが
「メールの返信がなさすぎる」
もしくは
「メールを大量に深夜に送ってくる」
などといった事です。
やはり時間の感覚が少し掴めていない事からそのような事になってしまうようです。
メールの返信が無い場合は、あらかじめ「メールの返事が欲しいです」と文中に添える。
メールを大量に深夜に送ってくるなどの場合は「この時間にメールを入れてもらっても返事が返せない」と注意を促しましょう。
電話に関しても、同様の事が考えられます。
メールとは違う点として、
- 一度受けた電話は切りづらい
- 「後でかけ直すから・・」から、まだ話が続いてしまう
- メールならば既読してから内容把握ができるが、電話であるがゆえに話の論点が見えない
- 電話の電源を切るわけにはいかない
など、メールよりも少し難しい対応を迫られます。
この場合、
- 電話を取れないならば、メールで返信する
- 電話を取って、時間が長引きそうなら一旦話を終わらせ「あとでかけます」と促す
- 長くなりそうだなと思ったら、電話を取らない
などご自身で判断して対応してみましょう。
ボーダーラインを決める
マイペースな方とお付き合いする上で、「ここまでなら待てます」や「これ以上は無理です」などあらかじめお伝えする・話し合うなどしてボーダーラインを位置づけてみましょう。
この場合、話し合う上で気をつけなければならない点は
- 決して、マイペースな性格を否定せずに話し合いに挑む
- 「できれば○○にしてもらえたら嬉しい」などやんわりと伝える
マイペースが決して悪い事ではないが、お互いが一緒のペースで行動できるのがベストだと伝えると良いかもしれません。
もしそれでも「間に合わない」などの状況になりそうであれば、こちら側からあらかじめ「遅れそうであれば、すごく早めに連絡をしてね」とも促すと良いかもしれません。
まとめ
いかがだったでしょうか?
マイペースな方からみれば、時間を守れる人は、せっかちな性格だと思っているかもしれません。マイペースな方といると、ゆったりした時間の流れを感じるのも事実です。ただし、生活に支障がでてしまっては、マイナスイメージが定着しかねません。
それを避ける為にも、お互いが話し合い・分かり合い・楽しい時間を共有する事は重要
マイペースな方と良い関係を築きたいのであれば、あなたの方が、マイペースな方を受け入れる事が大前提です。お互いフォローしあえる良い関係に発展する事を願っております。