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『人の振り見て我が振り直せ』で自己成長を倍増する4つの方法

人の振り見て我が振り直せ

職場や日常生活の中で、相手に対して不愉快な感情を持ったり不快なことをされたりすることがあります。そのようなことがないよう、日ごろ自分の言動をコントロールすることが社会生活を潤滑に営むコツですが、これができないという人はどこにでもいます。

自分の言動で相手が不快に思うようなことがないよう注意を払いますが、相手の受け取り方や感情など無関係といわんばかりの傍若無人がいるのも現実です。せめて、自分だけでもそうならないように戒める『人の振り見て我が振り直せ』……。

それでは、自分の成長のきっかけにするべき方法を考えてみます。

この世で最高の教師は『反面教師』

『人の振り見て我が振り直せ』という言葉を痛感するのはどのような時でしょうか?

大人として、社会人として非常識な言動をする人を見た時でしょうか。周囲の目をはばかることなく誰かを叱責したり恫喝や罵倒をしたり、もしくは周囲の人と上手くコミュニケーションをとれずに大人気ない態度をとったり社会のルールを守れない人を見た時でしょうか。

社会生活をしていると、たまに驚くような言動で周囲から顰蹙(ひんしゅく)をかう人がいます。若年層なら、まだ若いから仕方がない、自分にもあのような時期があったはずと過去の自分を思って恥ずかしくなることもあるでしょう。

しかし、中高年層でもまるで子供のようにふるまう人もいます。自分と年齢的にほぼ同世代だと、つい自分もそのような態度をとっていないか、冷めた視線を感じないか、遠回しに指摘されていないか、セルフチェックしてしまいます。

あんなふうになってはいけない……。

この世で最高の教師は反面教師とはよく言ったものです。

上手な『反面教師』の選び方

こういう人になってはいけないと戒める意味で反面教師にすることがありますが、一番的確な反面教師の選び方は、『自分が嫌いな相手を選ぶこと』です。自分がその人を嫌う理由を考えるとよいでしょう。

人は誰でも、目の前の相手に気に入られたいと思います。良い印象でありたいですし、好意を持たれたいと思っているはずです。それでも自分には不愉快に感じる人がいるわけです。当然、その相手には『この人、嫌いだな』と思うポイントがあるから不愉快なのです。

では、その不愉快なポイントはどこのでしょう。それが、人の振り見て我が振り直せ、のポイントになります。言葉の端々、声のトーン、話の最後に何度もつける口癖、舌打ちや眉根を寄せて嫌な顔をしてしまうクセなど、思い当たるフシはありませんか?

それらに気づいて直すだけでも、だいぶ印象が違ってきます。また、直そうと心がけることで周囲に注意が向きますから弛んでいた気も引き締まります。他人は誰でも自分の鏡です。

他人に指摘されると受け入れられない、という感情との闘い

自分の欠点や改善するべきところを周囲の人に指摘されたとき、どのように思いますか?

一瞬、ムッとして感情では拒否しつつも聞く耳を持とうとします。それでも受け入れずに否定する方もいますし、感情的になるあまりに人間関係にヒビが入ることもあります。

人間の感情とは不思議なものです。欠点や間違いを指摘されると、なぜか素直に受け入れられず、謝ることもできないことがあります。本当は自分が悪いのにも関わらず、認めることが恥ずかしい、ダメな人間だと思われるのではないかという羞恥心です。

その一方で、同じ欠点や間違いは他人を通して見ると、あっさりと受け入れて自分も同じような欠点があると認めたり同じ間違いをしていないか考えたりします。他人というフィルターがかかると客観的にとらえられるため、受け入れやすいのです。

これまでの失敗や恥は偉大な財産と思うべし

これまで歩んできた人生での失敗を恥だと思うことは、とんでもない間違いです。

『人の振り見て我が振り直せ』には、過去の失敗があってこそ他人の言動と重ね合わせて得るものがあります。

過去の失敗や大人気ない言動を思い出すと恥ずかしく、顔から火が出る思いかもしれません。しかし、これは偉大なる財産です。自分がどんなふうに他人の目に映り、今は自分がそれをどう考え、同じような失敗をする周囲の人に指摘し、諭せるか。

恥ずかしいと思えるのは、その時の自分の態度や言動が間違っているとわかっているからです。これがわかっていないと、ただの自己弁護や言い訳にしかならず、果ては責任転嫁に発展します。誰かのせいにし続けている人を見た時の、なんと不愉快なことか……。

人の振り見て我が振りを直すのは、反省を伴ってこそ、です。失敗や恥を経験し、人の振り見て改めて反省することで自分の経験として身に付くのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回のポイントは『自己成長を倍増させる』ことにあります。

ただ単に若気の至りでやってしまったで終わらせることなく、それをどう活かしていくかがカギになります。その経験を活かすことは、自分だけでなく後輩に対しても貴重な箴言(=しんげん・戒めや教訓)になり、自分もまた大きく成長できるはずです。

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