幸せを感じられない原因は何？ 幸せを感じられない自分を変えるには

こんなに他人が幸せそうに見えるのは、なぜ？

今、あなたはそんな気持ちになっているかもしれませんね。

幸せを感じられない時というのは、誰にでもあること。

しかし、いつも幸せを感じられないのだとしたら、あなたの中になにか原因があります。

幸せを感じることができない心理を探って、自分の中にある幸せの枠組みや思い込みを解消するときが今なのかもしれません。

幸せを感じる心は、物でも量でもなく、あなた自身の中から湧き上がるものです。

幸せを感じられない原因を見つけて、自分自身をゆるし、今ある幸せを感じるチャンスをつかんでください。

幸せが感じられない原因は？

いつも自分だけが不幸に感じられたり、幸せを感じられないとしたら、それにはいくつかの原因があります。

たとえば、下記のようなものです。

他にも幸せを感じられない、もしくは、幸せを感じられなくなる原因はいくつもあります。

ただ、事故や災害、大切な人との別れといった悲しいライフイベントが幸せを感じられない原因でなかった場合、自分自身の心の持ちようが影響しているようです。

では、具体的にどんな心の持ちようであれば、幸せを感じられない自分を変えることができるのでしょうか。

幸せが感じられない気持ちを変える方法は？

幸せを感じられない気持ちを変える方法をいくつかご紹介します。

人と比較しない

自分と誰かを比較することを続けているかぎり、「隣の芝生は青く見えるまま」です。

人は同じものを持てば持ったで、今度は「相手のほうが似合う」といった別の視点に代わるだけで、基本的に同じことの繰り返しです。

今ある自分の環境、地位、立場を受け止め、認めたうえで、誰かと比較しない自分になることが、幸せを感じられない自分の殻を破ることになります。

知らないうちに作り上げてしまった「こうでなければ幸せではない」という枠を、もう一度見直し、自分の基準で作る「幸せ枠」を作りあげてください。

今ある幸せを見つける

幸せだと感じられない今、この時にも、澄んだ目で周囲を見回せば、幸せの種はいくらでも存在しています。

たとえば、次のものも、今あなたが持っている「幸せの種」です。

幸せとは、特別に用意されているものではなく、自分の心が創り出すものです。

私も、仕事の人間関係に疲れ、一時は食事も睡眠も満足にできなくなったことがありました。

その時、本当に自分は不幸であると感じ、幸せを感じることができませんでした。

ですが、夜の月や突き抜けるような青い空があることを、今更ながらに気がついた時、ムリをしていた自分を振り返り、私は家族も友人も住む場所もある、幸せな存在であることに気がつくことができました。

一日が何もなくすぎることの幸せをかみしめた瞬間でした。

過去や未来の不安にこだわらない

過去や未来の不安に縛られてしまうと、どうしても今ある幸せに気がつきにくく、幸せを感じることが難しくなります。

そんな時には

「昔はよかった」

「また何か起きるのではないか（不安）」

などの後ろ向きの発言はせずに

「明日は明日の風が吹く」

「明日は、また違った出会いや変化が待っている」

といったポジティブな言葉を口にするようにします。

言葉に出す威力は強いのです。

前向きな言葉、感謝の言葉を口にすることで、幸せを呼びこむことにつながっていきます。

時には、人に助けを求めよう

心と体のエネルギーが不足したままでは、幸せを感じる気持ちがわきにくくなります。

そんな時には、専門家である医師やカウンセラーなどに相談をしたり、心を許せる家族や友人にあなたのつらさを打ち明けてみることをオススメします。

孤独だと感じることが原因で、幸せを感じられなくなりこともあります。

あなたの気持ちを誰かに伝えることで、今の幸せを感じられない環境を変えるきっかけができます。

心が軽くなれば、その分、何かに気がつくことができます。

幸せを感じられずに苦しい時は、誰かに苦しさを伝えてください。

まとめ

幸せを感じられない原因は、あなたの中にある「しあわせ」の基準が高すぎるから。

常に人と自分を比較してしまったり、幸せになることへの不安などがあるためです。

他人が描く幸せ像や価値感に縛られず、自分のコンプレックスや未来への不安を受け止め、あなたが心地よいと感じる居場所を見つけるようにしてください。

幸せは、誰かに与えてもらうものでも、比較して生まれるものでもありません。自分の中から湧き上がる満ち足りた気持ちです。

自分をゆるして、自分を好きになって、幸せであることを敏感に感じる自分になりましょう。