人は本当に気の合う人とだけ付き合っていれば楽なものですが、そうも言ってはいられません。
かといって、望んでもない場所で無理にちゃんと交流すると、噂に巻き込まれたり、行きたくもない場所に一緒に行かなくてはならなかったり、悪口の対象になったり…と面倒な事が沢山あるのも事実です。
プライベートの人間関係は充実させ、職場や子供を巡るママ友関係などの人間関係は、面倒を最小限に留めて、当たり障りなく付き合うのも一つの方法かもしれません。
ここでは、人付き合いの面倒を最小限に留めて当たり障りなく付き合う6つの方法をご紹介します。
自分の話はしない。聞かれる前に相手に質問する
当たり障りなく付き合うには、自分の情報を漏らさないことです。
自分の事を明かせば、とやかく思われたり、逆に親近感がわいて、関わりは深くなっていきますので、まずは相手に話させるように仕向けていきましょう。
相手から話題が振られる前に、相手に質問してしまいましょう。そうすれば、相手が色々話してくれるので、自分のことを話さなくて済みます。質問力は鍛えておく必要があるかもしれませんが、これらはテレビの司会者をみていれば、とても勉強になります。
すべてに同意する
「そうですよね~」「本当ですよね~」と、すべてに同意してしまいましょう。たいがいのことはこれで流せてしまいます。
話していると、いや、私はこう思う。それはどうだろう? など、意見の相違が出てくると思います。
もちろん「本音で付き合う」ならそうしたことを相手に伝えていくことが必要です。でも、そうして本音で向き合うには、時に誤解や争いも招く可能性もあるのです。
それらを乗り越え「深い絆」となるわけですが、ここではそうした関係を築く必要のない相手なので、こうした面倒くさい過程に触れずに済むよう、とにかくひとまずすべてに同意をして流してしまいましょう。
悪口や不満に対しては応えない
すべてに同意はしていきますが、注意する点は、悪口や不満に対して意見を求められても、そこには応えない、ということです。こちらがマイナス要因に言葉を発すると、後々噂になって面倒くさいことになります。
悪口や不満に同調すれば、自分も一緒になって言っているのと同じこと。悪口を言えば、必ずどこかで自分も言われるようになります。
「え!!そうなんですか?!えええええっ!」と、オーバーリアクション気味で切り抜けていきましょう。
また、「へぇ!!そうなんですね~」と流しておくか、「〇〇だったのよ!!」という話に対して「〇〇だったんですね!」とオウム返しをしておく程度にとどめておきます。
悪口・愚痴・不満を言いたい人は、とにかく話して発散するのですから、こちらの意見は特に必要ありません。オウム返しをしておけば、相手はだんだんと発散して気持ちよくなり、落ち着いて来ます。
同意するけど、マイナス要因には同調しない。これがルールです。
相手を褒める
人は、褒めてくれる相手には、基本、攻撃をしません。少しでもいいところがあれば、めいっぱい大げさに褒めてしまいましょう。
相手が自慢してきたら、それにも「すごいですね!」と、褒めるのです。
そうすれば、陰口の対象になることもなく、相手から攻撃対象になったり、嫌われたり、ということがなくなります。もしかしてものすごく好かれる可能性はありますが….。
嘘を言う必要はないですが、相手のいいところを見つけて、褒めておけば、そのうちあなたにマイナスな話題も持ってこなくなるでしょう。
マイナスな話題を引き寄せる人には、やはりマイナスな要因があるのも事実です。あまり愚痴や不満を聞かなくてもいいよう、相手を褒めて、「この人の前で不満を言うのはやめよう」と思わせておきましょう。
「飲み会に来ない人」というキャラを徹底・確立しておく
本当はお酒が飲めても、「飲んだら次の日体調が悪くなる」、旦那様は別に外出してもいいよと言っていても「夜に外出すると旦那があまりいい顔しない」など適当なキャラクターを設定しておき、それを徹底していきましょう。
確立すればこちらのもの。頻繁に誘われずにすみますから「断る理由」をいちいち考えなくても済んでしまいます。
また、たまに顔を出せば、ものすごく重宝がられるのです。
本当に嫌なことには、キレ気味で断る
いつでも穏やかな人、なんでも「うん」という人、というわけではありません。怒らせたら怖い、という印象をつけておくことで、嫌なことを押し付けられたり、ということはありません。
本当に我慢できないことは、はっきりと断っておきましょう。
まとめ
いかがでしたか?
本音で付き合えば、喧嘩が起きたり、近付きすぎたり、相手のことを心配したり、と深い関係性が出来て来ます。それがストレスとなることも多いのです。
そういった深い関係性が必要のない場所では、多少の「嘘」は許してしまいましょう。波風立てずに平和で穏便、それが必要な環境もあるのです。