あなたは、女友達から嫉妬されたことはありますか?
自分に非はないと思っていても、いつの間にか女友達の嫉妬心に火をつけていた、という状況は頻繁に起こります。
嫉妬された後、嫌がらせに発展したり、人間関係にヒビが入ってしまったり…そんな状況に陥ってしまう前に、女友達からの嫉妬を回避する方法をご紹介しましょう。
『わたしの幸せが、女友達の幸せとは限らない』と考える
まず、この大前提を忘れないようにしましょう。これに則って行動すれば、大抵の激しい嫉妬は回避できます。
人間というのは、どうしても自分と他人を比べてしまう生き物です。
多少の羨望なら日々の目標に据えることができ、気持ちに張りが生まれますが、羨望が行き過ぎると厄介なことになります。
自分よりも豊かな生活をしている、自分よりも楽しそうに過ごしている、自分の持っていないものを持っている、など、どんな些細な事でも素早く見つけ出して、嫉妬心に発展させてしまうのです。
- 恋愛、男友達
- 家庭、子ども
- 仕事、キャリア
- 体型
- 学力、センス
- お金、持ち物
- 夢
主に嫉妬心を掻き立てるのは、以上の項目です。全てにおいて少しでも自分より優っていると判断すると、反射的に羨む(うらやむ)心が生まれます。
その後、『よそはよそ、うちはうち』と割り切れる人なら問題ありませんが、『どうして相手だけ幸せそうなんだろう』という気持ちが膨らんでしまうと、嫉妬心に成長して相手にぶつけてしまうのです。
特に女性はその傾向が強いのだ、と認識しておくことが重要です。
自慢話をせず、聞き役に回る
食事やお酒の席など、気が緩んだ時にポロッと自分の話をしてしまいがち、という方は要注意です。
自分を話題の中心に据えてしまうと、自分の所有しているものや家庭環境、周囲の状況まで丸裸にされてしまいます。
- 恋人が記念日と関係なくプレゼントをくれた
- 親が多めのお小遣いをくれた
- 昇進の話が持ち上がっている
- ダイエットが成功して1サイズ小さい服が買えた
- 今までコツコツ作り続けてきた作品が評価された
ここで大前提を思い出して下さい。
自分の幸せなエピソードを人に話したくなる気持ちはわかります。しかし、他人にとっての幸せかどうかはわかりません。
大事な幸せは心の内に秘めて、他人には覗かせない方が、あなたにとっても女友達にとっても実は良い方法なのです。
会話の中で盛り上がりそうな話題が思い当たらず、仕方なく自分を話題にしてしまう人は、聞き役に徹してみましょう。あなたがあまり嫉妬をしない性格であれば、その場も、その後も、穏やかに過ごすことができます。
また、学校や職場で、女友達から嫉妬の話を持ちかけられた場合は、徹底して聞き役に回ることが必要です。安易な同意や悪口への参加は、簡単に飛び火していきます。『へぇ、そんなことがあったんだ』と相槌を打って、できれば早急にその場を離れることをおすすめします。
SNSで余計な刺激を与えない
インターネット上での振る舞い方は、対面での会話以上に気を回さなければなりません。
中でもSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)では、日記や写真の公開によって、身近な人たちとの交流が盛んに行われますが、生活の一部を切り取る写真は、特に嫉妬を生みやすいポイントでもあります。
- 恋人と楽しそうにデートしている写真
- 大勢の友人とパーティをしている写真
- ブランド物で着飾った写真
- 新しく購入した雑貨の写真
- 我が子の成長記録
人にはそれぞれ事情があって、幸せな部分とそうでない部分が混然となっているのが普通です。しかし写真だけを見ると、全てが幸せに満たされているように見えてしまいます。写真を見た瞬間に嫉妬が発生してしまうのも、無理はありません。
そもそも、あなたが写真を公開したい理由は何でしょうか?
- 楽しかった思い出を残しておきたいから
- SNSを日記代わりにしているから
- 写真にコメントをもらうことで、友人と交流したいから
- 写真をきっかけに、新たな友人ができるから
ほとんどの方はこのような理由でしょう。しかし、
- 楽しそうな自分の状況を報告したいから
- 素敵に映った自分を見てもらいたいから
このような願望が少しでもあると気付いたら、写真の公開を控えてみるのも1つの方法です。
もちろん、写真の公開によって交流が生まれることは、非常に有意義なことです。しかし、SNS上に嫉妬を感じやすい女友達がいるとしたら、対策をしないわけにはいきませんし、安易な刺激は火に油を注ぐことになってしまいます。
自分の幸せを心から祝福してくれる友人にだけこっそりと見せる方が、あなたにとっては何倍も素晴らしい幸せに成長するはずです。
まとめ
いかがでしたか?
人間は嫉妬する生き物です。嫉妬させないようにするのはほとんど不可能と言ってもいいでしょう。
しかし、こちらが謙虚に振る舞うことで、ある程度のコントロールは可能です。
女性の心理は複雑ですが、『自分ならどう思うか』ではなく、『相手の性格だったらどう思うか』という視点に切り替えることで、あらゆる摩擦を軽減していきましょう。