誰かと一緒にいるとき、会話が続かず沈黙になって、なんとなく気まずい思いをしてしまったことはありませんか?
誰にでも、一度や二度は『何とかして間をもたせたいけど、話題がパッと思い浮ばない』と冷や汗をかいた経験があるのではないでしょうか。
そこで今回は、とっさに会話のネタを見つける方法を7つお伝えします。
この記事を読めば、人見知りのあなたでも、かんたんに会話のネタを見つけられるようになりますよ。
相手の服装や髪型をチェックしてみよう
会話のネタに困ったなと思ったら、まず話し相手の服装や髪型をチェックしてみましょう。
そして、どこか褒めるポイントを見つけるのです。
『ステキなネクタイですね』
『髪型変えましたか? 夏らしくて良いですね』
などと、さりげなく褒めてあげましょう。
すると、相手からも
『これは○○で買ったネクタイですよ』
『昨日美容院に行ったばかりで・・・』
などと、リアクションが返ってきます。
こういったことが会話の糸口となり、どんどん話題が広がっていくようになります。
身の回りにあるものについて話してみよう
会話のネタに困ったときは、とりあえず、さっと周囲を見渡してみましょう。
そこで目に入ったものをネタにして、会話をスタートさせてみるのです。
相手の持ち物が目に飛び込んできた場合は、それについて相手に質問しましょう。
例えば、相手が持っている本について
『それ、私も読んでみたかったのですが、どんな本でしたか? 』
と質問するなど。
目の前のものについての会話でしたら、相手も答えやすいし、自然な形で会話が進むようになるでしょう。
相手への質問をしてみよう
会話のネタがないときには、積極的に相手に質問してみましょう。
- 相手の名前の漢字
- 住まい
- 趣味
- 家族構成
- 誕生日
- 血液型
など、プロフィール欄に載っているような項目をいくつか質問するのです。
もし、あなたと相手に共通点を見つけた場合、そこから会話を膨らませていくことができるので、『ネタがないな』と困ることがなくなるでしょう。
お天気のネタは鉄板!
会話のネタとして定番なのは、お天気の話題です。
『最近、変なお天気が続きますね』
『夕方からは雨らしいですね』
などの天気に関係する話題は、誰に対してでも当たり障りがないため、ネタとしては最適でしょう。
共通点が全くなさそうな相手でも、お天気の話であれば大丈夫です。
決して盛り上がる話題ではありませんが、その場を乗り切る会話のネタとしてはおすすめです。
このネタを仕込むため、毎朝必ず天気予報はチェックしておきましょう。
今日の出来事を話してみよう
会話を気持ちよく、テンポよく進めるためには、相手から上手に話を引き出すことが大切ですが、相手によっては、無口だったり、シャイだったりして、ぽんぽんと会話が進まないこともあります。
そんなときは、会話のネタとして、あなたの今日一日の出来事を話してみることをおすすめします。
電車の中でこんな人がいたとか、今日のランチをどのお店で食べたとか、他愛のない話をして、自分のペースで会話を進めてみましょう。
自分の今日の出来事を相手に伝えるだけですから、あなたにもかんたんに話せるネタとなるでしょう。
ニュース時事ネタを会話に織り込んでみよう
政治や宗教のネタは、会話のネタとしてはタブーとされているので注意したほうが良いのですが、その他の時事ネタは会話のネタがないときに役立ちます。ですので、毎日ニュースや情報番組をチェックしておきましょう。
経済状況や、話題のスポットなど、ニュース番組を見ていれば、会話のネタはたくさん転がっています。その情報を元にして、あなたなりのネタ帳を作っておいても良いかもしれませんね。
その中から、相手の年齢や性別、家族構成などをふまえて、もっとも適したネタを使って会話を盛り上げてみてはいかがでしょうか?
自分の失敗談ネタをさらけ出してみよう
初対面の相手や、威圧感を感じるような相手など、どういう会話をしたら良いか検討もつかないような相手との会話のネタに困った場合は、自分の失敗談をネタにしてみることをおすすめです。
相手に自分をさらけ出すことで、相手にも『私もこの人に自分をさらけださなくては』と思わせる、心理学でいうところの『自己開示の辺報性』という効果が生じ、お互いの間にある垣根が少し低くなり、親しみを持って会話ができるようになるのです。
また、あなたが失敗談を相手に話すことで、相手側には『アンダードッグ効果』と言って、弱い者や不利な状況にある人に対して、思わず手を差しのべたくなる心理が生まれるというメリットもあります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
性別や役職・年齢などにかかわらず、どんな相手とでもそつなく会話を進めていくことができる人がいます。
そういう人たちは、今回お伝えしたテクニックを知らず知らずに実践しているだけなのです。
会話のネタに困ることが多いと悩んでいるあなたも、とっさのときに役立つ会話のネタをいくつか持っておけば、きっと会話上手になれることでしょう。