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謙遜してはいけない7つの理由

謙遜

ビジネスシーンでよく見かける会話のやり取りの中に、このようなものがあります。

「あなたはとても素晴らしい人ですね。」

「いやいや、私なんてそんな大した人間ではありませんよ。」

謙遜した返事を返す…というやり取りです。

日本という国は、控えめで遠慮がちな国民性を受け継ぐ人種の集まりで構成された国です。

ですから、そこには「謙遜」という文化が美徳とされています。

ですが、謙遜というのは、特にビジネスシーンでは「してはいけない行為」であることを、あなたはご存知でしょうか?

仕事上の取引先の相手に対して、謙遜をしたばかりに、商談がうまくいかなかった…なんて話も珍しくはありません。

では、謙遜が美徳とされるこの国で、なぜ、謙遜してはいけないのでしょうか?

今回は、その理由を詳しくお伝えします。

自信がないと思われる

仕事をする上で必要なのは、適度な自信です。

自信のない人と一緒に仕事をすることほど、人を不安にさせることはありません。

あなたの会社やあなた自身を褒めてくれる相手に対して謙遜した返事を返すと、相手はあなたに自信がないものだと思ってしまいます。

そんな印象を与えてしまっては、上手く行く話もうまくいきません。

ですから、謙遜というのは特にビジネスシーンでNGだと言われているのです。

自慢しているように聞こえる

人の心には誰でも「褒められたい」「認められたい」という欲求があります。

ですが、日本人は謙遜を美徳としている人種ですから、素直に褒め言葉を受け取らない傾向にあります。

つまり、本当は褒められている事を喜んでいる、その内容を自慢したいという心理が働いているのに、それが素直に出せないのです。

そんなあなたは、相手にどう見えていると思いますか?

本当は自慢したいくせに「わざと」謙遜しているように見えるのです。

ですから、あまりにも謙遜し過ぎてしまうと、逆に自慢話をしているように聞こえるので、注意しましょう。

謙遜は自己防衛行為

謙遜というのは、心を守るための自己防衛行為という話を聞いたことはありませんか?

先程、謙遜し過ぎる行為は、自慢したい心の表れであるというお話をしました。

心理学の世界では、自慢話ばかりするのは、自己愛の強さの表れだと考えられています。

自己愛が強い人は、自分を褒めてほしくてたまらないので、相手に対して謙遜し過ぎる傾向にあります。

そうした雰囲気は、相手にも伝わり、相手に不快感を与えかねないので注意が必要です。

この機会に、自分の心をしっかり見つめ直してみましょう。

謙遜とは相手を否定する行為

人を褒めてくれた相手に対して謙遜する時には、必ずと言っていい程、顔の前で手を横にふる動作がついてきます。

この行動は、相手の好意を否定する行為として、受け取られることがあります。

それでなくても、相手があなたを褒めるということは、あなたのことを認める、受け入れようとしていることの表れであるのに、それを否定するということは、相手の好意を否定するのと同じ。

そんなことをしてしまっては、築けるはずの信頼関係も築けません。

相手からの褒め言葉は、謙遜するのではなく「ありがとう」という感謝の言葉でもって受け取りましょう。

プライドの低さが謙遜に比例する

謙遜する人というのは、自分に自信のない人だという話を先程しましたが…

自尊心が低い人というのも、謙遜し過ぎる傾向があります。

自分に自信がなく、いつも自分を卑下している人というのは、卑屈になり、謙遜し過ぎてしまうのです。

そういったネガティブな気持ちは、相手に伝わるものです。

心理学の世界では、ポジティブな思考が幸福を引き寄せると考えられています。

自分を卑下することなく、いつもポジティブな気持ちでいると、仕事も上手くいくようになるのです。

ですから、そのためには、自分で自分のことを下げるような謙遜言葉を、自分の耳に入れないことが大切です。

謙遜は、いつも自分にネガティブな思考を与えてしまうからです。

自分のプライドを下げず、いつもポジティブな気持ちでいるように心掛けてみましょう。

評価を下げる

人は「謙遜」という行為を自信のなさの表れだと受け取る傾向にありますが、そうした行為を続けていくと、確実にあなたへの評価下落につながります。

人間の心理として、自信がなかったり、心にやましいことがある時には、相手から距離を取りたくなる心理が働きます。

謙遜という言葉のやり取りの中だけでなく、こうした行動まで伴うようになってしまうと、ますますあなたの評価は下がっていきます。

仕事をする上で、周囲からの評価を下げることほど損なことはありません。

ですから、謙遜という行為はしてはならない行為なのです。

人が離れていく

評価が下がり、自分に自信がないということが周囲にも知られるようになってしまったら、確実に、人はあなたから離れていくでしょう。

そうならないために、できるだけポジティブな言葉を使い、人から受ける行為は素直に受け取れるように心掛けましょう。

心理学の世界でも、ネガティブな言葉よりもポジティブな言葉を使う方が、相手の選択を自分の思う方に誘導することができるとされています。

こうした心理現象は「ポジティブフレームとネガティブフレームの活用」という心理操作により起こすことができます。

謙遜というネガティブな言動は、自分の願わない方向へ物事や人を運んで行ってしまいます。

ですから、できるだけ謙遜を止めて、ポジティブな言葉を積極的に使っていくようにしましょう。

まとめ

このように、謙遜は、適度に行う分には「日本人の美徳」の範疇で済みますが、過剰にし過ぎてしまうと、あなたにとって不利益なことばかり起こすことになってしまいます。

ですから、まずは自分が自分自身を認めて、周囲からの好意や評価を素直に受け取れる心を養っていかなくてはなりません。

そうすることで、謙遜というやや偏った美徳からは解放されていくのではないでしょうか?

あなたも、こうした考え方を毎日の仕事の中で活用していってください。

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