認知症予防にアロマテラピーをおすすめする2つの理由

認知症 アロマテラピー

「認知症にアロマテラピーが効く! 」と、話題になったのを記憶している人も多いと思います。

これは、鳥取大学の浦上克哉教授が、アロマテラピーによる認知症の予防・症状の改善について研究結果を発表したところ、大反響があり、テレビやマスコミで数多く取り上げられたからです。全国的にアロマテラピー用品が品薄になる事態も発生し、大変注目されました。

アロマテラピーといえば、女性が美容やダイエットなどの目的で利用するものだというイメージが強いかもしれませんが、本当に認知症にアロマテラピーが効果的なのでしょうか?

まずは、認知症がどういう病気なのかをみていきましょう。

 

認知症予防にアロマテラピーをおすすめする2つの理由

 



 

認知病とは、どんな病気なのか?


認知症の中でも「アルツハイマー型認知症」は、脳の記憶力をつかさどる「海馬(かいば)」という部分が、ダメージを受けているためだと考えられてきました。

さらに最近の研究では、海馬につながっている「嗅神経(きゅうしんけい)」と呼ばれる嗅覚の神経細胞が真っ先にダメージを受けることがわかってきました。

2007年のアメリカ・シカゴのラッシュ大医療センターのロバート・S・ウィルソン氏らは、物忘れといった記憶障害よりも先に、「においがわからなくなる」といった、嗅覚機能が低下すると発表しています。

 

アロマテラピーには、どのように効き目があるのか? おすすめする2つの理由


認知症にアロマテラピーをおすすめするのには、以下のような2つの理由があります。

 

1 : 嗅覚を刺激することで認知症が改善される


嗅神経は他の脳神経よりも高い再生能力があり、効果的な刺激があれば機能が回復しやすいという特徴があります。

嗅神経がもとにもどれば、つながっている海馬も機能を回復するのではないか…と期待されているのです。

この嗅神経を効果的に刺激するのに役立つのが、アロマテラピーというわけです。

浦上教授も長年の研究の結果、アロマテラピーによる嗅覚刺激で、認知症が改善されるということを突き止めています。

 

2 . 薬にできるだけ頼りたくない…そんな人向けに


認知症のメカニズムが解明されつつあるものの、「完治」する薬はまだ存在していません。

そんな中、「できるだけ薬に頼らない認知症対策をしたい」というのであれば、アロマテラピーが最も良い方法です。

 

認知症に効果のある精油(エッセンシャルオイル)は


認知症に効果のある精油(ローズマリー・ラベンダー・レモン・オレンジ)を、以下のように組み合わせてブレンドすると良いでしょう。

このブレンドは、浦上教授の研究で、認知症に一番効果を発揮する組み合わせとなっています。

<ローズマリー2滴 & レモン1滴>

日中に使う場合のブレンドです。どちらのエッセンシャルオイルも集中力・やる気を高める効果があります。

<ラベンダー2滴 & オレンジ1滴>

夜間に使う場合のブレンドです。リラックスしてよく眠れる効果があります。

 

実際の効果は?


実際にアロマテラピーを取り入れた介護の現場では、認知症の高齢者による「日中は眠りがちで、夜に大声で騒ぐ」という行動が改善されたという声も聞かれます。

これは、日中はローズマリーによって集中力が高まり、夜間はラベンダーによってぐっすり眠れるためだと考えられます。

このように認知症にアロマテラピーが有効であることは、ほぼ間違いありません。

 

エッセンシャルオイルを選ぶときの注意点


海外、特にフランスやベルギーではエッセンシャルオイルは医師が取り扱っています。

これは「メディカルアロマテラピーとして、広く普及し、活用されているためです。

これまでの日本でのアロマテラピーは、リラクゼーションとして先に広まっていったため、医療現場にはそれほど浸透していませんでした。

そのため、エッセンシャルオイルは医薬品ではなく、まだ雑貨として扱われているのが現状です。中には化学合成されたエッセンシャルオイルも存在し、選ぶときは注意が必要です。

効果の高い、安全なエッセンシャルオイルを選ぶときのポイントは、天然成分100%のエッセンシャルオイルかどうかを確認することです。

化学合成されたエッセンシャルオイルを使った場合、体調が悪くなることがあります。

見分け方のポイントとしては、エッセンシャルオイルの学名(ラテン語)・ロット番号(原産地・製造年月日を調べられる管理番号)が、瓶のラベルに記載されているかどうかを見ることです。

以下は、それぞれのエッセンシャルオイルのラテン語での表記です。選ぶときの参考にしてください。

  • 『ローズマリー』 Rosmarinus officinalis ct. Camphora
  • 『レモン』 Citrus limon
  • 『ラベンダー(真正ラベンダー)』 Lavandula officinalis
  • 『オレンジ』 Citrus sinensis

 

実際に、どうやって使うのか?


ディフューザー(加湿器)やアロマペンダントを使うのが一般的です。火を使うことなく、そのまま眠ったりしても安心です。

さらにディフューザーには、タイマー機能が付いているものもあるので、より安全にアロマテラピーができます。

また、ディフューザーやアロマペンダントがなくても、お湯をはったカップやティッシュに1~2滴落として、そばにおいておくだけでも効果的です。

 

エッセンシャルオイルを使うときの注意点


認知症対策で使われるエッセンシャルオイルの、使うときの注意点をまとめてみました。

<ローズマリー>

妊娠中の方・高血圧・てんかんのある人は使用できないので、使用する際はご自身や周りの家族にそのような症状の人がいないか確認してください。

<レモン・オレンジ>

肌に付いた場合は、日光を浴びないようにしてください。「光毒性(こうどくせい)」といって、日光があたると皮膚にシミができやすくなります。
特にアロマペンダントを使う際は、オイルの入れ替え時に、誤ってペンダントについたオイルが肌につかないよう気をつけてください。

 

まとめ


アロマテラピーによる認知症対策を効果的に行うには、エッセンシャルオイルを正しく選び、利用することがとても大切なポイントです。

今回は認知症をメインにお伝えしましたが、アロマテラピーには他にも色々なエッセンシャルオイルがあり、健康や美容以外の効果や活用方法も数多くあります。

アロマテラピーには、まだまだ私たちの知らない可能性を秘めていると言っていいでしょう。

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