いきなりとんでもない話をいたしますと、つきあっている女性から、いきなり、すねを蹴り上げられて「ちょっと貸しなさい」とスマホを取り上げられ、彼女以外の女性の連絡先をすべて削除されてしまった・・・というような話もあります。
このように非常にわかりやすく嫉妬の感情を示す女性もおられますが、一般的には、女性の方が男性よりも嫉妬の感情を隠すのが上手なことが多いようです。
今回の記事においては、女性の感情に気づくのが『苦手』という男性の方のために、女性の嫉妬をいち早くかぎ分けて、危機を回避するべく、女性が嫉妬しているという可能性が高いことを示す言動を4つ紹介いたします。
あなたの活躍に対して嫌味を言う
あなたが、周囲の女性から大量にバレンタインデーチョコをもらっているような場合に、あなたの彼女が「○○くんはモテるからね」と言ったりするのは、非常にわかりやすい嫉妬の表現で、このような記事を読まなくてもわかることです。
女性関係以外の仕事・学業・スポーツ・趣味の分野で、あなたが目覚ましいパフォーマンスを発揮したという場合で、彼女が「ああ、すごい、すごい。○○くんはいつも無駄にすごいよね」といった嫌味を口にするようなとき、わかりにくいのですが、これも嫉妬の感情が裏にある場合が多いです。
あなたが目立った存在であるということは、当然、周囲の女性の関心を惹きつけている可能性が高いです。そのため、恋人が素敵なのは嬉しいという感情と、他の女性たちと競争するのは辛いという感情が、心の中でぶつかりあって、認知的不協和を生み、その心理的ストレスがあなたへの嫌味という形で現れるのです。
他の男性に気がある振りをする
ロミオとジュリエット効果とは、特定の目的を持っている場合、障害があった方が逆にその障害を乗り越えて目的を達成しようとする気持ちが高まる心理現象のことを言います。
心理学者ドリスコール(Driscoll)が、男女のカップルからの調査結果を元に命名しました。
恋愛であれば、恋人同士の間に何らかの障害が存在することで、かえってそれが二人の気持ち(恋愛感情)を高めることができるのです。
このロミオとジュリエット効果は、若い女性の間において相当広く知られていて、男性の気持ちをつなぎとめるためには、他の男性に気がある振りをするのがよいというアドバイスをする方も相当おられます。
恋人が他の男性にも気のある素振りを見せる場合、あなたの気持ちをつなぎとめたいという気持ち、あなたのことを他の女性に奪われたくないという嫉妬の感情が潜んでいます。
あなたの言うことを何でも大げさに解釈する
心理学用語としての嫉妬は、Neu, J.の説明によると、『愛着している誰か(例えば恋人)、保有している何かが、他者に奪われた結果、もしくは、奪われる事へのおそれ』であると言っています。
嫉妬には、不安や恐怖がつきまといます。強い恐怖や不安を感じる時は、人は不安や恐怖を呼び起こす脅威刺激に対して、他の刺激より注意を向ける習性があります。それは、不安や恐怖についての注意バイアスの1つです。
あなたが他の女性に好意を持たれているということで、彼女が嫉妬の感情に苦しんでいるという場合には、あなたの存在そのものが脅威刺激になります。
ですから、あなたの一挙一動に彼女が『異常』に注目して、何でも意味があるように大げさな解釈をするようであれば、彼女が、内心に嫉妬の感情を抱えています。
ボディタッチの機会が増える
パーソナルスペースとは、人間の周囲にある見えない円状の個人的空間、テリトリーの事を言い、この心理的空間をラインとして、異性を意識し始めたり、緊張や不快感をおぼえたりします。
通常、パーソナルスペースの侵害は、相手からの敵意を呼ぶものなのですが、それを許さざるをえないという状況が生まれると、パーソナルスペースにいても怒るべきでない相手ということで親愛の情が生まれます。
つまり、恋人同士のボディタッチには
「ベタベタさわっても怒らない関係だよね?」
「私たちは仲いいよね?」
という問いかけが含まれているのです。。
彼女からのボディタッチのような愛情確認の頻度がやけに増えた場合、あなたを他の女性に奪われたくないという嫉妬の感情が潜んでいることがあります。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回に紹介したような言動を奥さんや彼女が取った場合には、あなたを失いたくないという嫉妬の感情がその心の内側に潜んでいる可能性があります。
何の根拠もない疑いから生まれた嫉妬によって、男女関係が破綻してしまうということも時にはありますので、気がついたときには『早めにケア』をしておくのが得策というものです。
今回の記事の内容をあなたの実生活にも役立てていただければ幸いです。