何かとストレスを感じることが多い現代社会。
学校や職場など、いろいろな人との関わりを持つ中で、他人を傷つけ、他人に傷づけられ、思わず「もう頭にきた! 」と叫びたくなるときもあるでしょう。
そんなときは、振り上げたコブシをおろして落ち着きましょう・・・そんなことはできない??
そういう気持ち、非常によくわかります。
そこで今回は、頭にきたときに、グッとこらえて我慢する方法を7つご紹介します。
振り上げたコブシを、本当に相手に振り下ろしてしまう前に、まずはこれらの方法を試してみてください。
ガムを噛む
頭にきたときは、ガムを一粒パクッと口に入れましょう。
「噛む」という行為には、気持ちを鎮める効果があります。
テレビなどで野球選手が、バッターボックスでガムをクチャクチャと噛んでいるシーンを見かけたことはないでしょうか?
ガムの効果は、スポーツ心理学でも立証されており、一流のスポーツ選手たちも、競技中にガムを噛むことで精神の安定を図っているのです。
余談ですが、噛む行為には、唾液を分泌させ、虫歯を予防する効果も期待できます。一石二鳥の方法と言っても良いでしょう。
バナナを食べる
頭にきたときには、バナナを食べましょう。
セロトニンと呼ばれる、心を平静に保つためのホルモンがあります。このセロトニンは、トリプトファンといわれる必須アミノ酸から生成されます。
そして、このトリプトファンを効果的に採ることができる食品こそが、バナナなのです。
かつて、バナナダイエットが流行したことがありますが、バナナは栄養価が高く、安価で季節を問わずに購入することが可能です。
時間のない朝などは、とくに手軽に食べられるバナナがおすすめです。
髪や顔を触る
頭にきたり、気持ちが乱れたときに、無意識のうちに自分の髪や顔を触るなどの行動をとっていることがあります。
このような、自分の体を触る行為を「自己親密行動」といいます。
自分自身をかわいがり、なぐさめるための本能的行動ですから、ストレスを感じたときは、こういう行為を無理に抑える必要はありません。
他人に迷惑をかけているわけではありませんから、気兼ねすることもないでしょう。
緑色や青色のものを眺める
色彩心理学では、緑色は中間色といわれ、心を鎮める効果があるとされています。
また青色も同様に、怒りや興奮を抑える効果があります。
副交感神経が刺激され、脈拍や血圧を平常に保つ効果が期待できるのです。
怒りで我を忘れそうなほどに頭にきたときは、これらの色を眺めて、心を落ち着かせると良いでしょう。
笑う
矛盾するようですが、頭にきたときは反対に笑ってしまいましょう。
笑いには、ストレス解消や免疫力アップなどの効果があります。
好きなお笑い番組などを視聴するのも、大変効果的です。
声が出せる環境なら、大きな声を出して笑うのも良いでしょう。
大きな声を出すと、自律神経が刺激され、よりリラックス効果を高めることができます。
心を鎮める香りをかぐ
頭にきたときは、鼻を刺激しましょう。
アロマテラピーを活用することで、心を鎮め、ストレスを和らげることができます。
たとえば、アロマテラピーの代表ともいえる精油であるラベンダーの香りには、気持ちを落ち着かせる鎮静作用をはじめ、さまざまな効果が期待できます。
これを機会に、自分に合うアロマを探してみてはいかがでしょうか?
音楽を聴く
音楽には、人をリラックスさせる効果があります。
音楽療法としても確立されていますから、音楽療法用のCDを入手し、ヘッドホンなどで集中して聴いてみるのも良いでしょう。
とくに、人間の脈拍数に近いスローテンポの音楽は、気持ちを落ち着かせるといわれます。
現在は、ヒーリング音楽も一般的になり、聴くことで、大脳からアルファ波と呼ばれる脳波が出る音楽も手軽に入手することが可能です。ぜひ一度試してみると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
頭にきたときに怒りを静める方法は多種多様です。
これまでに挙げた方法は、何かを触る、香りをかぐ、音楽を聴く、食べ物を口にする、何か見るなど、五感をフル活用していることがわかります。
効果には個人差がありますが、これらの方法は併用することで、より大きな効果が得られやすくなります。
頭にきたときは、ぜひこれらの怒りを静める方法を試してみてください。
きっと気持ちをリセットすることができるはずです。
僕はとりあえず、自分の中で整理がつくまでは出来る事をします。
ただ自分の考えをもう1人の自分を作り、冷静に再確認して自分の考えの歪んだ部分を補正します。
その労力の代わりに後に引きずらないようカラオケBoxで好きな曲を歌い続けます。
次第に疲れてくるのでいつしか気分が晴れてきます。
素敵です!
すぐに整理する必要はないんですね。
とても参考になりました!
自分を客観視するのって意外と難しいですもんね。
頑張ってみます!
ちなみに私は、頭と心を切り離して、いらないものを一つずつ断捨離しています。
…つまり同じことかもしれませんが