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うまく自己主張ができないのには、ワケがある。6つの改善策

自己主張ができない

自分の言いたいことをはっきり伝えたい、我慢しないで自己主張したい、そう思う場面には幾度となく直面しますよね。

うまく自己主張ができないせいでその場をやり過ごしてしまったり、自己主張ができたとしてもうまくいかなかったり、悔しい思いをしている人は多いでしょう。

しかし、ちょっとしたコツを掴んで、繰り返し実践していくことで、その悔しさを晴らすことが可能になるのです。

今回は、自己主張がうまくできるようになる方法をお伝えします。

まず、うまく自己主張ができない原因を考えてみましょう。

多くの場合、以下のようなものが挙げられます。

  • 発言することへの緊張
  • 自己主張が強いことは良くない、という風潮
  • 言ったことによる状況の変化が怖い
  • 人からどう思われるかが気になる
  • 論理的に話ができない

このように、不安感や恐怖感が自己主張を阻んでいることが多いのです。

確かに、自分の気持ちを相手にぶつけるのは非常に怖いことです。しかし、一口に自己主張と言っても、単に自分の気持ちをさらけ出せば良いというわけではありません。

『意見』と『感情』は切り離す

まず大前提として、『意見』と『感情』は別であると考えましょう。

『人からどう思われるか』『嫌われるのではないか』という心配は、本来ならば、議論の場に必要のない要素です。なぜなら、議論でぶつかるのは『意見』であって、『感情』を持っている人格ではないからです。

それをわかっている人は自己主張がうまくできます。

自己主張の目的は、自分の話を聞いてもらい、相手の話も聞き、双方の考えを認め合うことです。その目的を誰もが前提としていることが理想ですが、前提としていない人もいます。そういう場合は、思い切って前提を確認し合うことをおすすめします。決して人格の勝ち負けではないと肝に銘じ、穏やかに議論を進めるためです。

しかし、心配ないと言われても心配になるのが人間です。

前提を確認した上で、うまく自己主張するためには、『意見』を『感情』から切り離し、整える作業を丁寧に行います。『感情』を込めたくなってしまうのを防ぎましょう。

もちろん、仕事の場合と、家族や友人との場合では多少勝手が違いますが、『感情』を伝えたい場合でも、発言をする際にある程度の『感情』を切り離さないと、言い方が攻撃的になってしまいます。相手も身を守るために攻撃的な物言いになり、議論は『人格』に及んでしまいます。

『意見』として切り離した方が賢明なのです。

では実際に、『意見』を『感情』から切り離す方法をお伝えします。

『感情』を箇条書きにする

まずは書き出すことからです。

手を動かすことで、自分の『感情』が明確になっていきます。

例えば、プロジェクトを進める中でどうしても不具合がある場合、『非常にやりにくくてイライラする』『早めに直さないと大変なことになりそうで怖い』など、自分の『感情』を先に吐き出しておきます。

これは誰にも見せないので、思うこと全てを好きなだけ書き出していきましょう。

『感情』の原因を掘り下げ、『意見』にする

『感情』を吐き出したら、その裏にある原因を探ります。例を挙げてみましょう。

業務がやりにくくてイライラする場合

  1. やりにくいせいで発生するミスや、時間のロスをなくしたい・不具合を放置しているのが怖い
  2. プロジェクトの危機を防ぎたい・相手がメールを返してくれず怒っている
  3. 予定を早く組んで別の予定を決めたい

このように、『感情』が発生するのは、何らかの事態を想定しているからです。その事態を冷静に予測し、『意見』として形にするように心がけます。

その中に具体的な根拠や理由が含まれれば『意見』に厚みが出て、『感情』との距離ができます。

代替案を用意する

『意見』の形が決まってきたら、『こういうことならできる』、『これをやらないことで、こんなメリットがある』という代替案を提示できるようにします。

また、提示する時は『こうしたらいかがでしょうか』という疑問形を用いて、相手の話を聞きましょう。一方的になることは、感情的になることと同じくらい不利益に繋がります。相手の『意見』を引き出す努力も合わせて行いましょう。

『感情』にフィードバックしない

発言したり、相手の話を聞いているうちに、『どうしてわかってくれないのだろう』という『感情』が必ず湧き上がってきます。しかし、あくまでも相手の『意見』だけをすくいあげ、自らも『意見』だけを述べることです。相手を攻撃する言葉は避け、『感情』は心の中だけにしまっておきます。

小さな目標を何度もクリアしていく

初めのうちは、『意見』だけを外に出すことが難しいかも知れません。

まずは小さな目標として、『明日の会議では、◯◯だけをきちんと話す』と設定し、事前に『意見』と『感情』を切り離しておきます。一つ言えたら次は二つ、という風に、小さな成功を繰り返していくと、主張することにだんだんと慣れていきます。また、『三日以内に必ず言う』などの期間を定めるのも良い訓練になるでしょう。

もし、スピードの速い状況にいる場合は、頭の中で『これだけは主張する』という項目をまとめておきます。一番優先させたい『意見』を言うことから練習しましょう。

まとめ

いかがでしたか?

『意見』と『感情』を切り離すことで、自分の人格を守りながら主張ができます。

うまくできるようになると、我慢するストレスから解放され、自由を感じることができるでしょう。

言いにくいことをずるずると引き延ばすより、早めに言った方が断然手間がかからないことにも気付くはずです。訓練次第で身に付けられる技術ですから、焦らずに、少しずつ習得していきましょう。

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