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誰とでも狙って意気投合できてしまう9つの心理テクニック

意気投合

初対面の人と二人きりになってしまった…

あなたはどうします?
積極的に話しかけてみる?
それとも困ってしまう?

運よくその人と共通の趣味があったとか、同じ出身地だったとか、偶然盛り上がれることはありますね。運が悪ければ共通点が見つけられず会話が止まってしまって、お互い気まずい思いをしたり、自分って話下手だなあと落ち込んだり…

でも、たとえ初対面でも誰とでも意気投合できてしまう人、いますよね?

そんな人たちは、何か特別なテクニックを使ったりしているのでしょうか?

今回は、誰とでも、あなたが狙って意気投合できてしまう心理テクニックをご紹介していきます。話下手さん、必見です。

ペーシング

まずは、相手の動きや話すテンポを良く観察しましょう。そして、こちらも同じテンポで動いたり話したりします。

相手の気分や様子、使う言葉や口調も合わせて行きます。相手が驚いているときは一緒に驚いてみせ、考え込んだ時は一緒に考え込んでいるような間を開けます。

これをコミュニケーション技法の『ペーシング』と言います。

ペーシングはこの後出てくるテクニックの土台となるものと言えるでしょう。しっかり合わせておきましょう。

これがきちんとできるだけで、各段に相手はあなたに対して好意的になります。意気投合できる土台ができます。

あいづち、うなづき

相手にペースを合わせることが出来たら、相手の話に対してあいづちを打ったり、うんうんとうなづいてみましょう。

ペーシングができていれば、たやすくできるでしょう。話の内容が理解出来たら合わせて反応もしてみましょう。

前段のペーシングも含め、相手の話や動きに合わせて反応する心理テクニックを『インタラクショナル・シンクロニー(相互の同調行動)(同調ダンス)』といいます。

人は自分の動きや会話に対して、的確な反応をしてくる相手に対し、良い印象を持ちます。しかもこの印象は無意識のうちに感じるのです。

『なんだか、この人とは相性が良い』
『なんか意気投合している感じ』

と思うのです。

全力で相手の話を聴く

あいづちを打ったりうなづいたり、よりしっかり反応するには、しっかり相手の話を聞かなければいけません。相手の話していることに対して積極的に興味をもって、全力で聴いてみましょう。

相手の話を、まるで『見る』ように聴いてみてください。

質問する

そうすると、もっと説明してほしいことが出てくるかもしれません。その時は素直に質問します。

『それって、どういうこと?』
『○○はどうしたの?』
『大変じゃなかった?』

相手は質問されると、『良く聞いてくれている』と思い、あなたに対してより安心し好意を持って話を続けてくれるのです。

全力で話を聴いたり、質問したり、積極的な姿勢で話を聴いていく方法をカウンセリング技法の中の『傾聴』と言います。

笑顔と豊かな表情

相手に対して笑顔を向けましょう。そして、興味を持って相手の話を聴いて反応していきましょう。うなづきやあいづちの他、表情の変化も付け足しましょう。

最初はあなたの顔も初対面の緊張で固くなっているかもしれませんが、意識的にテンションを少し高めにして、表情を変えていってみましょう。

上記のインタラクショナル・シンクロニーや傾聴に集中していると、徐々に緊張も取れて自然に表情が豊かになっていくでしょう。

話に対してしっかり反応してくれると、話し手はとても話しやすくなり、どんどん話が弾みます。意気投合できてきてますよ。

親身になる

相手の話の内容によっては、『私はあなたの味方ですよ』と示すことが出来る場面があるかもしれないですね。ぜひ、そうしてあげてみて下さい。

『それは○○さんの方が正しいと思うなあ』
『それは私でも嫌だよ』
『大変だったねえ』

相手に対して親身になっている態度を示していくと、より意気投合していくことが出来ます。

フレンドリーな態度

あなたと相手の間に流れる空気がだいぶ柔らかく明るくなってきたら、相手を『親しい人』として取り扱っていきましょう。

失礼にならない程度に言葉や態度を崩し、よりフレンドリーな態度をとって、ぐっと距離を縮めましょう。こうなればもう意気投合どころか、気分は『仲良し』です。

相手を信頼する

仲良しな雰囲気を楽しみながら、より相手を信頼してみましょう。

『○○さんが言う事だから、確かだね』
『やっぱり、○○さんの言うとおりだねえ』
『○○さんならどう思う?(と、自分の打ち明け話をする)』

信頼されると、人は好意をもちます。さらに親密さが増していきます。打ち明け話をされれば、無意識のうちに頼りにされていると感じます。

この、親身になる、フレンドリーな態度をとる、相手を信頼する、という技術はコミュニケーション技法の中の、『フレンドリーテクニック』と呼ばれるものです。

初対面の相手に対しても、このテクニックを使うことで、短時間で意気投合できること請け合いです。

可能ならボディタッチ(握手、ハイタッチ、ハグ)

これは若干難易度が高いですが、可能なら試してみて下さい。

話の流れで、握手をしたり、ハイタッチをしたり、同性なら軽くハグをしたり。お互いの身体が触れ合うことで親密度は増し、さらに意気投合できます。

外国人との間だと、気楽にボディタッチが行えるかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

話下手だと、意気投合できない?

そんなことなかったでしょう。

今回上げたテクニックのほとんどは、相手の話に対しての反応の技術です。あなたが一生懸命話さなくても、相手が話してくれている状態を上手く受け止め、より話しやすい状態にして、それに乗っかっていけばいいのです。

この人と仲良くしたい、意気投合したい、という思いがあれば、きっと大丈夫。ぜひ試してみて下さいね。

この記事が少しでもあなたのお役に立てることを願っています。

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