視界すべてが恐怖! ボタン恐怖症の原因と克服方法

    ボタン恐怖症
    世の中には、たくさんの恐怖症があります。

    有名なものでは、高いところが怖い高所恐怖症、エレベーターや狭い室内が怖い閉所恐怖症などがあります。

    しかし、恐怖症の中でも、その恐怖をなかなか周りから理解してもらえない恐怖症があります。

    そのひとつが、「ボタン恐怖症」です。

    ボタン恐怖症は、洋服やバッグなどに使われているボタンを見ると気分が悪くなってしまったり、恐怖からボタンを触ることができず、ボタンがついている洋服を着ることができないという症状が出ます。

    ほとんどの洋服についていて、小さいころから身近にあるボタン。

    そのボタンに恐怖を感じてしまう原因とは、いったん何なのでしょうか? 克服する方法など、存在するのでしょうか?

     

    視界すべてが恐怖! ボタン恐怖症の原因と克服方法

     



     

    ボタン恐怖症の症状と原因


     

    恐怖症を持っていない人からすると、ボタンのどこが怖いのか全く理解ができません。

    しかし、想像してみてください。どこにでもあるボタンを見るだけで恐怖を感じてしまうのです。

    ボタンを見るたびに気分が悪くなるので、視界にボタンがないかどうか、ずーっと気にしなければならないようになるのです。かなりのストレスになることは容易に想像できます。

    ボタン恐怖症になってしまう原因として考えられるものは、たとえば

    ・幼いころ虐待を受け、来ていた洋服を引きちぎられた。
    ・ボタンをうまくとめることができずに、叱られたり恥ずかしい思いをした。
    ・いじめを受けて喧嘩をしたときに引きちぎられた。

    などのトラウマです。

    では、このボタンに対するトラウマ、ネガティブなイメージはどのように克服すれば良いのでしょうか?

    次からは、ボタン恐怖症を克服するための方法を具体的に説明します。

     

    ボタンに対するネガティブなイメージを軽減させる


     

    ボタン恐怖症の原因は、ボタンに対するネガティブなイメージです。

    先にお伝えした通り、子どものころに受けた虐待やいじめなどのイメージがついてしまっていることから、ボタンを見るとネガティブなことを思い出して動揺してしまうことが原因です。

    そのため、イメージトレーニングをして、このボタンに対するネガティブなイメージをなくすことが、恐怖症の克服につながります。

    まず始めに、頭の中でボタンを想像してください。

    重度の恐怖症の場合、ここですでに気分が悪くなってしまうかも知れませんので、体調が悪くなる予兆を感じたら、すぐにイメージを中断してください。

    ボタンを想像しても、体調が悪くなるなどの症状が出なくなったら、次は実際にボタンを見るという段階に移ります。

    ボタンのついている服を見たり、衣料品売り場で売られているボタンを見てみましょう。

    この時も、気分が悪くなったら中止してください。

    そして最終的には、ボタンに触ってみたり、ボタンがついている洋服を着てみましょう。

    ここまで進むことができれば、ボタンに対するネガティブなイメージが取り除かれ、恐怖症を克服できたと言っても良い状態です。

    注意点は、どの段階でも体調が悪くなったら、中止して休むことです。

    恐怖症の治療は、無理をすると恐怖が増し、さらに悪化して克服が難しくなってしまいます。

     

    自分がボタン恐怖症になった原因を理解する


     

    ボタンに対してネガティブなイメージを持ったきっかけを探り、そのきっかけがどうして起こったのかを正確に理解し解決することでも、恐怖症を克服することができます。

    例えば、ボタンをうまくかけることができず、親に叱られたことが悲しかったことで、恐怖症になってしまった場合。

    今の自分はもう大人で、ボタンをうまくかけることができる、と自分に言い聞かせてください。

    そして、ボタンに触れるところまでイメージトレーニングができたら、実際にボタンをかけてみてください。

    ボタンをかけることができない自分を払しょくして、ボタン恐怖症を克服することができます。

    虐待やいじめなどでつかみ合いになり、トラブルでボタンが取れたことから恐怖症になってしまった場合。

    自分の意見をはっきりと言える自分は、もう虐待やいじめの対象になることはないと、自分に言い聞かせましょう。

    虐待やいじめなどの経験は、トラウマになりやすいものです。

    そのトラウマからボタン恐怖症を発症してしまっているようなら、カウンセラーなどの専門家のカウンセリングを受けることも、ボタン恐怖症の克服方法のひとつです。

     

    ボタン穴に対するトライポフォビア(集合体恐怖症)


     

    ボタンには糸を通す穴が4つほど開いていますが、この穴が怖いという原因で、ボタン恐怖症になることも考えられます。

    これは「トライポフォビア」と呼ばれ、集合体を見ると耐えられないほどの恐怖や気分の悪さを感じてしまうものです。

    ボタン穴が固まっていくつかあいているところを見ると、気分の悪さや恐怖を感じてしまい、ボタンを見るのが怖いというケースの、ボタン恐怖症の人もいます。

    現在、トライポフォビアに対する効果的な治療法はありません。

    一般的な恐怖症に対する治療法で克服するのが一番良い方法ですが、克服が難しい恐怖症ですので、無理をしてイメージトレーニングをするよりも、できるだけボタンに近づかない方法で症状の発症を防ぐようにしましょう。

     

    まとめ


     

    いかがでしたか?

    今回はボタン恐怖症の原因と3つの克服方法についてお伝えしました。

    恐怖症はただでさえ、なかなか周囲に理解を得られない症状です。

    その中でも、ボタン恐怖症のような珍しい恐怖症は、わがままや変わった人だと思われて理解してもらえないことも少なくありません。

    ただ、ほとんどの恐怖症には、発症の原因があり、それが分かれば克服は必ずできます。

    恐怖症の克服には時間がかかるものが多いですが、根気強く続けることで必ず克服できます。

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