人を惹きつける人には、『お洒落な人』や『かっこいい人』、『上品な人』がいます。
『お洒落な人』や『かっこいい人』は、見た目、外見が決め手です。
一方、『上品な人』は、その人の内面から醸し出される快い雰囲気が決め手です。
外見が決め手の『お洒落』や『カッコ良さ』は、時間をかけずに実現できます。
しかし、『上品さ』は、日々の生活スタイルや心持ちの積み重ねにより、熟成されてできあがります。
『上品さ』は、一朝一夕で身につくものではありません。
『上品さ』は、人柄や人格から醸し出される仕草、言葉、振る舞いとして表われてきます。
『上品な人』が醸し出す快い雰囲気は、周りの人の潜在意識に働きかけて、心を和ませてくれます。
『上品な人』に共通する特徴をお伝えしますので、目標としてください。
『上品な人』を目指すことで、あなたの人生は大きく花開いていくことでしょう。
自分も周りの人も大切にする
『上品な人』は自分の生き方を大切にし、周りの人の生き方も尊重する特徴を持っています。
『自分を大切にする』人は、自分の心に誠実であることを心がけていますので、周りの人にも誠実に振る舞います。
『上品な人』が最も心がけていることは、『自分は周りの人に生かされている』ということを心に刻んでいることです。
周りの人への感謝の気持ちが潜在意識に根付いていますので、礼儀や仕草に表われてきて、『上品』な深みのある印象を醸し出すのです。
人との比較を気にしない
『上品な人』は、揺るぎない確たる自信に裏打ちされた価値観を持っていますので、周りの人との比較を気にしない特徴を持っています。
『お洒落』や『カッコよさ』は、周りの人との比較が決め手です。
比較によって『カッコ良さ』が表現されます。
しかし、『上品さ』は、その人のもつ人柄や人格が決め手になります。
『上品な人』は、人との比較によって動じることはありません。
時代の価値観に流されない
『素敵さ』や『カッコよさ』は、その時代の『流行』に乗って流れていくものです。
ですから、『流行』に左右される『浮遊する価値観』によって、『素敵さ』や『カッコよさ』は変化します。
一方、『上品さ』は、時代の流れに左右されない『普遍的価値観』に裏打ちされていると言えます。
『上品な人』は、時代の価値観に惑わされることなく、『自分磨き』を継続できる人です。
ですから、『上品な人』は、人々の心を惹きつける『輝き』を持っているのです。
心が広くこだわりがない
こだわりを持たない人は、心にゆとりが生まれてくるため、周りの人に温かく接する余裕を持っています。
人は、とかく目先の損得に心を振り回されて、『得』を勝ち取るために冷静さを失うことがあります。
損得に振り回されることに心を奪われる日々を繰り返すと、心のゆとりも失せて『上品さ』から、かけ離れていきます。
『上品な人』は、損得へのこだわりを持たない心の広さを持っている人です。
人格が磨かれている
人は、人格が磨かれることで個性に深みが生まれ、清々しい輝きが醸し出されてきます。
清々しい輝きが、周りの人の潜在意識に快い清らかさで入り込み、『上品さ』として伝わっていきます。
人格は、長い時間の中で誠実な日々の積み重ねにより磨かれていくものです。
自分自身に誠実に向き合うことで、周りの人にも誠実に向き合うことができるようになり、『上品さ』が根付いていくのです。
誠実に向き合うことで、周りの人から『上品な人』として、受け入れられるようになります。
周りの人を大切にする信念を持っている
人は日々の暮らしの中で織りなされる様々な経験を重ねていくことで、その人なりの価値観や信念が育っていくものです。
様々な経験を重ねることで成長できる人に、『上品さ』が芽生えてきます。
『上品さ』が芽生えた人は、『自分は様々な人に生かされながら成長している』ことに気づきます。
『様々な人に生かされている自分の姿』を顧みることで、密かな自信に裏打ちされた信念が育ってきます。
この信念は、周りの人を『かけ替えのない人』として接する礼儀や仕草に表われてきます。
こうした、礼儀や仕草は、『上品な人』として、周りの人に清々しい快さを届けます。
誰でも優しく快く受け入れることができる
人への好みがなく、誰でも優しく快く受け入れることのできる人は、周りの人に清々しい印象を醸し出しているものです。
誰でも優しく快く受け入れることのできる人は、心のゆとりと揺るぎない自信をもっていることの表われです。
心のゆとりと揺るぎない自信を兼ね備えている人には、上品さが漂っているものです。
『上品な人』は、心のゆとりから、誰でも優しく快く受け入れることができます。
まとめ
『お洒落』は真似ができますが、『上品さ』は真似では実現できません。
日々の生活の中で『人格磨き』を続けることで、『上品な人』として花開いてきます。
長い時間を経て熟成された人格は、『上品な人』として、周りの人から受け入れられるようになるのです。