自分の好きな人達,、
気の合う仲間とだけ関わって生きていきたいと思ったことはありませんか?
そんなことが出来たら楽ですが、そうはいきません。
時には馬が合わない相手ともうまく付き合う必要があります。
今日は人付き合いが楽になるよう、馬が合わないアイツとも意気投合できちゃう5つのテクニックをご紹介します。
馬が合わないけど、どうしてもお付き合いしなくてはならない相手に試してみてください。
相手に敵意がないことを示す
自分が相手に対し、馬が合わないと思っているということは、相手も自分に対し同じように思っていることが多いです。
意見の相違が合っても、相手を言い負かすことは避け、敵意を持たずに接しましょう。
1800年代のアメリカの政治家ポール・ダグラスは、このようなことばを残しています。
「相手と意見が食い違う時は、敵意をむきだしにしないで、相手を敬愛している気持ちを表情にも行動にも言葉にも表すよう努めることだ」
馬が合わないアイツと意気投合する第一歩は敵意を示さないことです。
意見の相違は大発見
人は自分と違う意見を持つ人に対し、違和感を持つことがあります。
そして、自分と考え方が違うから、この人とは馬が合わないと思ってしまうのです。
「自分と違う価値観を持つ人」=「自分とは合わない人」
はたして、本当にそうでしょうか。
ここで、少し視点を変えてみましょう。
自分と違う意見に対し「こんな考え方もあるのか。」と「違和感」を「発見」と捉えてみてください。
その発想はなかった。今度はどんな意見が出てくるだろうというように、違う意見はおもしろいと思うようにすると、馬が合わない人とも楽しく会話が出来ます。
この時、相手の意見を決して否定せず、その考え方はすごいと褒めながら会話するとスムーズなやり取りが出来ます。
馬が合わないけど、どうしても関わらなくてはいけないと思って接するよりも、個性的な考えを持っている人だから、話すのが楽しみだなと思って接するほうが楽ではないでしょうか。
魔法のことばを引用する
馬が合わないアイツとも意気投合できちゃう魔法のことばがあります。
それは、「僕たち」「私たち」という言葉です。
仲の良い相手には何気なく遣っていると思います。
しかし、馬が合わず、あまり良い印象を持っていない人には、あまりこのことばは遣いません。無意識に仲間ではないと判断しているのでしょう。
このことばを上手く引用すると、相手に敵意がないことが伝わります。互いに仲間意識がうまれ、打ち解けやすくなるでしょう。
例えば・・・
「僕たち、いつも意見が合わないね。だけど、だからこそおもしろいよね。」
「私たち、最初は合わないと思っていたけど、今後は仲良くなれる気がする。」
何気なく相手を褒める
褒められて嫌な気分になる人は居ませんね。
ですが、何の前触れもなく突然褒めるのは逆効果です。
違和感があり、相手も身構えてしまいますので、何気ない会話の中で具体的に褒めるのが効果的です。
例えば、いつも人の行動にいちいち口出しする人に対して、
「~さんは、いつも周りのことを見てくれていて、助かっています。指示をだししつも、みんなへの気配りも出来て、尊敬します。」
という言い方をします。
相手は自分のことを見てくれていると認識し、褒められている、頼られていると感じます。
そうすると、あなたのことは敵と認識しなくなります。しつこくない程度に繰り返していくことで、相手との距離も近くなるでしょう。
リフレーミングで相手の良いところに目を向ける
人は、物事をその人それぞれのフィルターを通して見ています。
その視点のことを「フレーム」といいます。
その「フレーム」をかけかえることで、違った視点から物事を見ることが出来ます。
例えば、知人で、彼氏に浮気をされて別れた人がいました。
彼女はその彼を憎み、誰も信じられなくなっていました。
きっと次に付き合う人にも浮気をされて、捨てられる。私は誰からも愛されないと、どんどんマイナス思考になっていました。
しかし、彼女の周りには、本気で心配する家族や友人が居て、彼女を励まし続けていました。
ある時、彼女はその温かさで目が覚めたといいます。
「こんなに私を愛してくれている家族や友人がいるのに、どうして気が付かなかったのだろう。私は、支えてくれた人達に、心の底から感謝している。こんな気持ちに気が付かせてくれて、ありがとうと彼にも感謝したい。」と語ってくれました。
このように「フレーム」を別の視点で捉え直す作業が「リフレーミング」です。
相手に対し、「苦手な人」というフレームをかけてみると苦手なところばかり見えますが、「良いところもある人」というフレームで見ると、その人の良い部分にも目が向けられます。
まとめ
馬が合わない相手とも、ちょっとしたことばや、意識、視点を変えると意気投合できそうですね。
普段から物ごとや自分の考え方も色々な視点から見る癖づけをしておくと、スムーズに対応できるので、あなたも取り入れてみてはいかがでしょうか。